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【ロンドン=佐藤大和】英仏財務相は9日、英国バーミンガム市内でそろって講演した。最近の為替相場の動揺をめぐり、英国のブラウン財務相は「経常収支の不均衡が世界経済のリスク要因になっている」と指摘。フランスのサルコジ財務相も「市場が懸念しているのは米国の巨額の経常赤字であり、米政府は削減に努力しなければならない」と同調した。
この日の講演は英産業連盟(CBI)が、それぞれ「ポスト・ブレア」「ポスト・シラク」を狙う位置につけている両氏を招いて開催した。サルコジ財務相はフランスの財政赤字について「2005年には(国内総生産の)3%以内に収める目標を確実に達成する」と明言。ブラウン財務相も「英国ほど安定的な成長を実現した先進国はほかにない」と実績を誇示した。
サルコジ氏は「競争を重視する英国の柔軟な経済運営に学ぶ点は多い」と持ち上げながらも「大陸欧州型の社会システムを変更するのが得策とも思わない」とし“ライバル意識”も浮き彫りにした。 (11:02)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20041110AT2M0903Q10112004.html