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◎地方経済のリストラ始動!地方行政による不良債権問題を地方銀行は上手に徹底的にたたけ!!
3セクモノレール 貸付金275億円を北九州市“棒引き”
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041106-00000024-nnp-kyu
北九州市の北九州都市モノレールを運営する第三セクター「北九州高速鉄道」の経営見直しを検討する第三者委員会(委員長・黒川洸東京工業大名誉教授)は五日、市からの借入金二百七十五億円を当面返済猶予とし、最終的に株式化するよう求める提言をまとめ、末吉興一市長に提出した。市はこの株すべてを引き受ける方針で、三セクの借金を事実上“棒引き”することになる。
同社は車両購入などに伴う市からの借入金の残高が二〇〇三年度末で二百七十五億円に上り、経営を圧迫している。一方、車両の耐用年数が近づき、更新時期を迎えたため、昨年十月に第三者委員会を設置して対応策を検討してきた。
委員会は、多額の借入金について、債権放棄や代物弁済での対応も検討したが、株式化が最も効果的と判断。ただ、他の出資者や議会の理解が必要なことから、当面は返済猶予とした。
また、約百五十三億円をかけて車両を買い替える計画だった施設更新について、モーターなど部品交換による「改造方式」の導入を提言。これにより、約五十億円のコスト圧縮につながり「自立的な経営が可能」としている。
同モノレールは一九八五年に開業。計画段階で一日平均六万五千人の利用を見込んだが、実際は三万人台で推移。九八年にJR小倉駅に延伸後は六年連続で単年度黒字を計上したが、〇三年度決算の当期利益も二億四千八百万円にとどまり、借入金の返済は進まず、債務超過状態に陥っている。
(西日本新聞) - 11月6日2時48分更新