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(回答先: Re: ?なぜアメリカが財政難といわれるのか全然わからない???できればおしえていただきたい。 投稿者 楽観派 日時 2004 年 10 月 24 日 20:24:37)
アメリカに投資しているので、あまりにも不安な情報がでるため、そのような情報はどのような意味があるのか知りたかっただけです。
ドルが国際基軸通貨たるものとして、なくなりつつあるということですね。
だからドル安基調にはいり、いずれは暴落してしまう
と言う説ですね。
しかし、ドルが安いのは、アメリカ企業・政府が多額の資金を世界に投資しているからとかんがえられないでしょうか?
現に、日本だってアメリカ企業の進出は多くなっている。
また世界のどこかでM&Aを行うというと必ずといっていいほどアメリカ企業の名前があがる。これは、それだけドルを現地換算で投資しているということである。
なぜ、各国の大銀行。証券会社がアメリカ企業に投資するかというと、それはリスクを最大限押さえた、経営手法が他の国には出来ないとこによるものだとおもう。
そして、アメリカの各国より透明なバランスシートをもとに各国の銀行・証券会社が
不良債権の引き当てをおこなった上で、投資するのだとおもう。
しかも、アメリカ企業になにかあった場合、IMFが総動員して助けてくれますし
FRBも金利を引き下げます。アメリカ軍だってその同盟国だって動くんです。
それだけでも、投資さきの国債基軸通貨としてアメリカは、十分魅力ではないでしょうか???
いまのドル安は、アメリカが積極的にドルを売っているのが現状でしょう。
それは、逃げているのではなく世界のサプライヤーとしてのリスク分散投資ではないでしょうか?
たとえば、モスバーガーだと日本しかないので、日本の景気リスクがありますが
米マクドナルドの連結ポートフォリオでいけば、アメリカの景気リスクを世界各国分散でやわらげます。
そういう、手法がこの何年かで浸透してきたのはたしかです。
コア事業への集中とうしと、世界各国へのリスク分散投資です。
日本円が高くなったのは、円安の時期に生産性を製造業が上げてきたからです。
だから結果として、円高になった訳です。
アメリカの場合コア事業に投資してさらにTQM(トータルクオリティマネジメント)を通して、世界に分散投資した、企業の育成にのりだしています。
そのもっともうまいのが、外資系のホテルです。(マリオットホテル)
スターバックス・マクドナルド・フォード・シティグループ(シティバンクではなくキャッシング部門)プルデンシャル・AIGなど
あげればきりがないほど、アメリカの投資が様々な分野で進んでいます。
この投資の広がりこそが、アメリカのドル安原因だとかんがえます。
ですからドル安の流れは、定着するものだとおもいます。
そして、以前日本が円高で苦しみ、コスト削減をもってこれに対処したように
アメリカ企業も、ドル安に対処しうる、コスト削減をおこなってくるでしょう。
そして、それがアメリカ企業に定着したらもうドル安ということばもなくなります。
日本にももう円高でも利益をだしています。
こうなると、日本の企業の国際経営能力のほうが心配です。
なんといっても、雇用30%以下の企業しか貿易黒字の恩恵に浴してないのですから。
そして、その黒字の還元もできないほどの資金の滞りが見られるのです。
その原因が、不良債権ですが、日本の銀行はそれすら処理できず、国際経営能力???
という以前の問題です。
それを考えれば、国債基軸通貨としてのアメリカドルには投資してもまだまだうまみ
があると小生はおもうのです。