現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産37 > 345.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【パリ=奥村茂三郎】経済協力開発機構(OECD)が20日発表した「最近の税制の傾向と改革」と題する報告書によると、国内総生産(GDP)に対する各国の税収(原則として国税、社会保険料含む)で日本は加盟30カ国中27位と平均を大きく下回った。一方、昨年の法人税実効税率は40.9%で30カ国中最高だった。
GDPに対する税収は国の経済の規模に対し、政府がどれだけ税金を集めているかを示す。日本は1990年に30.2%だったが、2002年は25.8%と低下が続いている。減税や景気低迷による税収減少が背景とみられ、財政赤字拡大につながっている。
各国別ではスウェーデンの50.8%を筆頭に北欧諸国が上位に並んだ。OECDの平均は約36%で、日本より10ポイントほど高い。OECD日本政府代表部は「法人税の実効税率が高いのに、税収全体のGDP比が低く、日本の課税ベースが狭いことを改めて示唆する内容」と指摘している。 (23:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041020AT1F2001820102004.html