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10月19日(ブルームバーグ):米証券メリルリンチの月例調査によると、企業業績と経済成長について悲観的な見通しを示すファンドマネジャーの割合は、少なくとも過去3年半で最大となった。同調査は、ファンドマネジャー 303人(合計資産運用額は9980億ドル=約108兆2700億円)を対象として今月8?14日に実施された。
メリルリンチのチーフ・グローバル・ストラテジストのデービッド・バウワーズ氏はロンドンでの記者会見で、「経済成長に関する限り、慎重さが増している」とし、「景気鈍化兆候はまだ存在する」と述べた。
同調査によると、米株式相場に対する投資家の見通しは2002年7月以来最悪となっている。また、最も好ましい投資先は、4カ月連続でエネルギー関連株となった。
メリルの調査によると、企業業績が向こう1年間で悪化すると予想するファンドマネジャーが回答の大半を占め、前月調査の37%を上回った。同期に世界景気が鈍化するとみる回答は約55%にのぼり、前回調査の47%から増加した。同調査によると、世界企業の1株当たり利益は同期に5.4%増加する見通しで、前回調査の同6.5%増との見通しを下回った。
原油価格
ニューヨークの原油先物相場は、この1カ月で14%上昇し、前日は一時1バレル当たり55ドル33セントと過去最高値を更新。同相場は年初来で62%上昇している。バウワーズ氏は、「投資家らは原油価格について、インフレ上昇の誘因というよりも、企業利益を脅かす要因として考え始めている」と述べた。
同調査によると、インフレが加速すると予想する投資家の割合は63%と、9月調査の同68%と、8月調査の同71%から低下した。
また、米フェデラルファンド(FF)金利誘導目標が向こう3カ月間で上昇すると予想したファンドマネジャーは全体の78%と、前回調査の83%から低下。向こう1年間での利上げを予想した回答は約84%と、前回調査の92%から減少した。
原題:Investor Outlook for Profit Growth Worsens, Merrill Survey Says (抜粋) {NXTW NSN I5U32O0YHQ0X http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aeol8PqvsyL8&refer=jp_top_world_news
翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先:
ロンドン 吉崎美帆 Miho Yoshizaki myoshizaki@bloomberg.net Editor: Okochi
記事に関する記者への問い合わせ先:
ロンドンKotaro Miyata kmiyata2@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:
Daniel Tilles in London at dtilles@bloomberg.net
更新日時 : 2004/10/20 00:46 JST