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(回答先: 今後の世界経済システム変更について、近代の社会メカニズムには辟易としてます。「あっしらさんへ」 投稿者 出雲の国 日時 2004 年 10 月 19 日 10:15:50)
出雲の国さん、どうもです。
>今後の世界各国に通じる経済システムを再構築する最適なメカニズム
>を検討しているホームページなどをもしご存知でしたら
>ご紹介していただけませんか?
「反近代」や「脱近代」を志向し新しい経済社会の在り方を模索しているひと(グループ)が少なからず存在しているとは思っていますが、積極的に探しているわけではないのでご紹介できるサイトは存じておりません。
本来ならば「反資本主義」の急先鋒である共産主義者たちが新しい経済システムの青写真を提示するはずなのでしょうが、“弱者救済”と“反−○○”という「抵抗運動」の枠内にとどまっているようです。
「産業資本主義の終焉」シリーズを投稿したのは、現実の経済システムが存続不能になる要因を知ることが新しい経済社会の在り方を考える手掛かりになると思ったからです。
「世界各国に通じる経済システム」というのは、たぶん、現行経済システムの最大受益者たちが必死に具体化しようとしているテーマであるはずです。
私は、各国各地域が経済的にも関係性を持てると同時に経済的関係性を強要されることがない世界が望ましいと思っています。
「世界各国に通じる経済システム」ではなく、世界各国が相互に認め合う経済システム(生存維持活動様式)を基礎にし、それらをつなぐ“継ぎ手”をゆるやかに制度化すべきだと思っています。
近代経済システムの終焉論理をもう少し詰めながら、その先に構築可能な経済社会(経済システム)の選択肢を浮かび上がらせ、望ましいと考える世界の構築が可能かどうか考えていきたいと思っています。
>なにか新しいはつらつとした社会メカニズムはありませんかね?
抽象的ですが、各家族(個人)が生存できる食糧生産の条件を保有していることを出発点にしながら、より心地よく楽しくなる“付加労働(活動)”が滑らかにできるメカニズムがいいと思っています。
そして、できるだけ強制される活動に費やす時間は短く、あとは各人の好みを実現しながら生きていける社会メカニズムが好みです。
(はつらつとした社会に見えるのか、だらけた社会に見えるかは各人の好み(価値観)によって違うとは思いますが..)