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ローマ法王が即位26年 ロシア軍合唱団祝いの歌声響く
法王ヨハネ・パウロ2世の在位26周年を記念するコンサートで歌うロシア軍合唱団=AP
ロシアのオーケストラ演奏に聴き入るローマ法王ヨハネ・パウロ2世=15日、バチカンで、AP
ローマ法王ヨハネ・パウロ2世(84)は16日、78年の即位から26周年。これを祝して15日夜、バチカン(ローマ法王庁)でロシア軍合唱団によるコンサートが行われた。健康状態が懸念されるなか、法王は比較的しっかりした様子で歌声に聴き入り、イタリア語とロシア語で謝意を表した。
150人で構成されたロシア軍合唱団とオーケストラは、6000人を超える観衆を前に力強い歌声やダンスを披露。ロシアの伝統的な民謡のほか、ポーランド出身の法王のためにポーランドの歌なども演目に加えた。法王はあいさつで、ロシアを「私が特に愛する土地」と述べた。
昨年は体調を崩して一般謁見(えっけん)を中止するなど衰えが目立った法王だが、今年に入ってスイス、フランスを外遊。持病のパーキンソン病などの影響で時々言葉に詰まることもあるが、日曜正午の祈りなど恒例行事をこなしている。
イタリアのチャンピ大統領は15日、26周年の祝辞のなかで「分裂と不均衡に苦しみ、暴力が暴力を生み、残虐な行為が文明の根本を傷つけるこの世界で、あなたの言葉は個人と国家の関係における道徳的、精神的価値観の回復への道を示すものだ」とたたえた。 (10/16 13:48)