現在地 HOME > 掲示板
> 国家破産37 > 264.html
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
> 国家破産37 > 264.html
★阿修羅♪
|
|
| Tweet |
(回答先: ［焦点］ダイエー、査定後に損失拡大の可能性・減資で受け皿確保も ［ロイター］ 投稿者 あっしら 日時 2004 年 10 月 15 日 20:28:03)
10月15日（ブルームバーグ）：産業再生機構に支援要請した大手スーパー、ダイエーが15日発表した2004年８月中間決算によると、連結純利益は前年同期比49％減の11億8000万円（期初計画は10億円）だった。前年に厚生年金基金代行返上益があった反動。再建３カ年計画の最終年度2005年２月期の純損益は未定。従来は410億円の黒字を予想していた。期末配当も未定としている。
売上高に相当する中間営業収益は、福岡事業の譲渡による減収や小売事業の不振などから同5.8％減の9350億円、営業利益は11％増の252億円、経常利益は同33％増の166億円だった。既存店の不振などで減収となったが、人件費など経費コントロールなどで増益を達成した。 営業収益は期初予想を上回ったが営業、経常利益はいずれも下回った。
減収だった連結売上高を事業別にみると、オーエムシーカードなどが好調だった金融事業は前年同期と比べて75億円の増収を確保したが、電器部門からの撤退や既存店売上高の低迷で主力の小売事業が前期と比べて510億円の減収となった。福岡事業を売却したことから不動産事業も前年同期比71億円の減収。
一方、利益面では、販売費や人件費などを約200億円の経費を削減。不動産事業を除く小売事業、金融事業が増益を達成した。また、中間期時点の連結株主資本は1048億円となり、高木邦夫社長は「かなり健全な水準」としたうえで「グループの経営成績は改善してきている」と自信を見せた。
安田投資顧問株式運用部シニアポートフォリオマネージャーの吉田大路氏は、「決算報告はできたものの、査定中なので、この数字をどうみるかは難しい。再生が可能かどうかもはっきり判断できない」と述べ、さらに純利益も「未定」ということから、下期の数字がみえない、としている。
単体
単体の営業収益は同６％減の6669億円、営業利益は同43％増の52億円だった。 既存店売上高は同５％減。衣料品が同７％減、家庭用品は同９％減、食料品は同３％減といずれも低迷した。中間期の粗利益率は28.6％で前年同期と比べて0.1ポイント上昇した。 経費面では前年同期と比べて販売費を31億円、人件費７億円を減らすなどした。
高木邦夫社長は記者会見で、「売り上げなど絶対水準で計画に未達だったことは認める」と述べたが、一方で「経営上の数値でキャッシュフローなど特殊なことはない。（社長に就任してから）グループの連単倍率は引き上げてきた」などと語り、経営改善が進んできたことを強調した。
05年２月期
2005年２月期の連結営業収益予想は前期比７％減の１兆8550億円、経常利益は同27％増の400億円と従来見通しを据え置いた。純利益を未定としているのは、機構に支援要請をしたために損失が発生する可能性があるため。
単体業績見通しは、同5.6％減の１兆3500億円、経常利益は20％増の200 億円、当期利益は未定。１％減と見込んでいた通期の既存店売上高は同４％減に下方修正した。下期だけでは３％減を見込む。
有利子負債
前２月期末に１兆751億円あったグループ有利子負債残高は来年２月期末までに9150億円と計画通りの削減を予定。キャッシュフローに加えてリクルート株式などの売却を原資とする。８月中間期末は１兆398億円と前期末比353億円減少した。
ダイエーの株価終値は前日比10円（4.41％）安の217円。
記事に関する記者への問い合わせ先
東京 堤紀子 Noriko Tsutsumi ntsutsumi@bloomberg.net
東京 林純子 Junko Hayashi juhayashi@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先：
東京 室谷 哲毅 Tetsuki Murotani tmurotani@bloomberg.net
東京 小沢均 Hitoshi Ozawa hozawa1@bloomberg.net
更新日時 : 2004/10/15 17:07 JST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=90003013&sid=amC_NG0XqU3c&refer=jp_us
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。