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日銀が14日発表した9月の国内企業物価指数(2000年=100、速報値)は96.6と前年同月に比べ1.8%上昇した。伸び率は1991年2月(1.8%上昇)と並ぶ13年7カ月ぶりの高さとなった。前年を上回ったのは7カ月連続。原油や工業原材料の価格高騰を背景に「川上段階」での高い伸びが続いている。
国内企業物価は出荷・卸売り段階での取引価格を示す。品目別に見ると原油高の影響で石油・石炭製品が16.9%と大幅に上昇し、全体の上昇幅1.8%のうち0.8ポイント分の押し上げ要因となった。鉄鋼や非鉄金属も中国をはじめとするアジア向けの好調が続いており、14―16%の高い伸び。電気機器は液晶関連部品の値下がりなどで4.3%下落した。同時に発表した9月の輸出物価(契約通貨ベース)は3.1%上昇、輸入物価は12.2%上昇した。
一方、川上の物価上昇が川下に波及しない構造も変わっていない。国内物価と輸入物価の両方を反映させた需要段階別物価指数を見ると、素原材料は16.6%上昇したが中間財は4.0%の上昇にとどまった。最終財は1.0%下落した。 (10:33)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20041014AT1F1400514102004.html