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2004年 10月 12日 火曜日 20:26 JST
[モスクワ 12日 ロイター] ロシア法務省は、経営難に陥った石油大手ユコスの追徴課税支払いの一策として、同社の部分売却を進める方針を決めたと発表した。
法務省は声明で「ユコス子会社ユガンスクの資産価値査定は完了したが、(ユコスの税)負債の支払いが正当な理由なしに長引いているため、ロシア資産基金を通じてのユコス資産一部売却が決定された」と述べている。
同省はこれ以上の詳細は明らかにしていないが、ロシア国内の複数の通信社は当局者の話として、ユコスのシベリア主要石油部門であるユガンスクの一部売却を決定したと報じている。
タス通信は、投資銀行ドレスナー・クラインオート・ワッサースタインがユガンスクの資産価値を104億ドルに見積もったと報道。この査定額は、市場予想の150億─170億ドルを大きく下回った。
この報道を受けて、12日のロシア株式市場ではユコス株が急落している。
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※原文参照番号[nL12102092]
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