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株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu80.htm
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西武と堤義明の”悪行”を暴く 噂の仕置人 草野洋
西武の堤義明会長の引責辞任劇は何を意味する。
2004年10月9日 土曜日
◆業績悪化の「西武鉄道グループ」 草野洋
http://www.uwasanoshiokinin.com/seibu1.html
西武鉄道グループの広告塔的役割を果たしてきたライオンズ球団を、
「合併させたい」ほど西武鉄道グループは業績悪化している。
「西武鉄道」は前期85億円の赤字。レジャー、サービスは23億円の営業赤字。
「コクド」もレジャー事業が低迷で、営業赤字は八期連続。
西武グループ有利子負債総額は1兆円を上まわる。
そのうち「西武鉄道」は約8,000億円の負債を抱えている。
一方ではグループの土地の含み益はどんどん減り続け、もはや一兆円を下まわっている。
こうした財務状況の悪化で、スポーツ関連部門でもリストラが続き、
「プリンスホテル」野球部は2000年に廃部、アイスホッケーも
昨シーズン限りで「西武鉄道」が廃部を決め、「コクド」に統合される。
そんな中で今度は「西武ライオンズ」の「合併」をオーナーである
堤義明が口にした。
「西武ライオンズ」は「コクド」の小会社であり、経営内容は非公開だが、
これも赤字の模様だ。もはや球団を支えていく力がないのだろう。
こうした西武グループの哀退傾向の中で、
今年3月に総会屋への「利益供与事件」が発覚、
その責任を取って義明は「西武鉄道」会長を辞任したが、
依然としてグループのオーナーであり、実権と影響力はいささかも変わらない。
この「総会屋利益供与事件」では、
「西武鉄道」元専務ら鉄道側被告10人が有罪となったが、
土地1坪売るにしても義明の了解がなくては
売買できない仕組みになっているのに
グループ総帥の義明が関与しないわけがない。
ましてや「西武鉄道」の社有地6,300平米という鎌倉と横須賀の土地を安値で売り、
総会屋はその土地を転売して8,800万円の転売差益を得たという。
昭和38年の衆議院選挙で未曽有の違反者を出した先代
堤康次郎は、心労のためか翌39年4月、76歳で死