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2004年 10月 7日 木曜日 22:29 JST
[ワシントン 7日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のファーガソン副議長は、世界の自由貿易を制限する動きは、米国の経常赤字に対する適切な対応ではない、との見解を示した。
同副議長は、ケイトー研究所とエコノミスト誌主催の通商会議の演説原稿で、「経常赤字は(GDPの)5%以上と過去最大の水準にあり、増大しているが、無期限に持続可能ではない」と述べた。
また、調査で、他の複数の大国での過去の貿易不均衡が、危機を招くことなく調整されたことが示されている、と指摘した。
同副議長は、「いつ経常赤字が縮小するか、調整が円滑に進むかどうかは予測不可能」としながら、「保護主義が、経常赤字増大に対する適切な対応でないことは確かだ」と強調した。
※原文参照番号[nWAT001946]
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