現在地 HOME > 議論20 > 932.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 再び、協同組合について・・転載ばかりですみません。 投稿者 ジャン 日時 2005 年 4 月 23 日 09:14:48)
ジャンさん、プロ独の問題は社会主義のアキレス腱だと思います。
それは、プロ独がいかにして可能なのか?
について未だ納得ができる解答がなされていないと思われるからです。
また、そもそもそのような方向は正しいのか?という事が問われます。
資本家階級の暴力に対して労働者階級の暴力を対置するという発想がプロ独の中心概念であると考えますがプロ独を標榜する党が労働者階級の代表であるという現実を我々は未だ見た事が無いのではありますまいか?
何を持って労働者階級の代表と言えるのか?
資本家階級を弾圧する事を持ってか?
しかし、資本家階級から資産を没収してもそれは国家所有になるだけであって労働者階級に分配されるよりも党官僚によって私的に着服されてきたという現実があるのではないでしょうか?
プロレタリア独裁という名の党官僚独裁が生じたのです。
これは権力の集中の問題です。
資本主義においては権力は資本家に集中し、
プロ独社会では党官僚に集中してきたのです。
我々は権力を分散させなければなりません。
少なくとも経済的な意味における権力は分散しなければならないのです。
そしてそのような経済的権力の分散状態を保証するような法体系と組織を作るべきなのです。それが協同組合なのです。