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(回答先: 回答ありがとうございます。Feasibility studyについてもよろしくお願いします。 投稿者 如往 日時 2005 年 2 月 18 日 02:23:47)
岩住さん、こんにちは。
前回レスへの補足になりますが、よろしくお願いいたします。
先ず、「日本の取るべき戦略」は、経営学分野の経営計画の中でも、「数理民主主義」を基軸に戦略計画が展開されているものと見ましたが、実行可能性研究に関しては不備があると感じていました。実行可能性研究における主たる要件は当事者(能力)の存在です。私の勝手な推測を加えて少し前倒しにするならば、当事者能力の向上や当事者意識の高揚のためにも、新しい世代にたいする“論理教育”が重要であるとの岩住さんの主張は理解できるものです。
ところで、科学者を自認される岩住さんが、元来宗教的な用語で神の計画の顕彰を表わす言葉である「摂理」を使われていることに少なからず違和感を覚えていました。無論、神の「摂理」ではなく、自然の「摂理」と置き換えて使うことは可能です。したがって、この場合、人間は自然の一部(自然に包摂される)であり、自然の「摂理」の顕現でもある訳です。
そして、岩住さんによって把捉された「摂理」の数々を統合していくならば、やがて「与点制度」と「幸福指数」に基づく「数理民主主義」に導かれるという主張なのでしょう。ただし、日本が「数理民主主義」の実現に相応しい条件を具備しているとするならば、どのような日本の自然(性)がそれを可能にしたかについて説明する必要があると考えますが、如何でしょうか。
また、会いましょう。