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弥生後期の中国鏡出土 伊都国王墓確認へ手がかり 福岡
中国の史書「魏志倭人伝」に記された伊都(いと)国があったとされる福岡県前原市の井原鑓溝(いわらやりみぞ)で、弥生時代後期(紀元1世紀ごろ)の中国鏡が見つかったことが、同市教委の調査でわかった。江戸時代に出土品の記録が残されていながら未発見の伊都国王墓「井原鑓溝遺跡」確認へ向けて重要な手がかりになるとみられる。
出土したのは「方格規矩(きく)四神鏡」1枚分で、約10片に割れているという。江戸時代の学者が記した「柳園古器略考」などによると、同じ型式の鏡21枚が出土したという。
同市教委によると、出土地点は道路の拡幅工事現場で、鏡は水田の1メートルほど下の穴から出土。一緒に約170個のガラス玉も見つかった。周囲には16基の甕棺墓(かめかんぼ)や石棺墓も確認された。調査指導委員会の西谷正・九州大名誉教授は「王墓の所在地が絞り込めてきた」という。
倭人伝は伊都国に「世々王有り」と記しており、周辺では三雲南小路、平原両遺跡という豪華な副葬品を納めた王墓が見つかっている。しかし、時期的にそれらをつなぐ井原鑓溝遺跡の所在は不明で、同市教委では94年から調査を続けてきた。
http://news.goo.ne.jp/news/asahi/shakai/20050218/K2005021700451.html
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