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02/12 00:05 朴大統領夫人は誤射で死亡 韓国教授が録音分析で指摘
【ソウル11日共同】一九七四年八月の文世光(ムン・セグァン
)事件で、在日韓国人の文世光・元死刑囚=同年十二月に死刑執行
=の銃撃で死亡したとされる朴正熙(パク・チョンヒ)大統領夫人
の死因は、元死刑囚の銃撃ではなく、警護員の誤射だったとの調査
結果が十一日、韓国で公表され、論議を呼んでいる。
崇実大電子情報通信学部の/ハイ/明振(ペ・ミョンジン)教授
が事件当時の実況中継の録画と録音のテープを精密に分析。/ハイ
/教授によると、計七発の銃弾が発射されたが、音声分析の結果で
は元死刑囚が撃ったのは一、二、三、五発目の銃声の計四発の弾丸
で、三発目の弾丸は最初の銃声から六・六一秒後に、五発目は七・
二二秒後に発射された。
しかし、陸英修(ユク・ヨンス)夫人が被弾して体を動かし始め
るのは七・〇八秒後で、元死刑囚の銃弾を受けたとは判断し難く、
陸夫人が被弾したのは、警護員が発射した四発目の弾丸とした。
この事件では、捜査に当たった捜査官(既に死亡)が、陸夫人に
当たった銃弾は元死刑囚の銃弾ではないと主張し、韓国で長く論議
の対象になっていた。
20050212 0005
[2005-02-12-00:05]
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