現在地 HOME > Ψ空耳の丘Ψ38 > 848.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
メキシコ北部、チワワ州にあるシウダフアレスで、若い女性ばかりが誘拐され、殺害される事件が10年以上続いている。国連女性差別撤廃委員会はこのほど、女性差別撤廃条約に対する深刻な違反だとする報告書を発表し、メキシコ政府に同条約の順守と、捜査で州当局との連携を強化するなどの善処を求めた。
報告書によると、93年から03年にかけて320人以上の若い女性が誘拐され、殺された。遺体にはレイプ、拷問、手足の拘束、切断など、残虐行為の跡がみられる。四輪駆動車でなくてはたどり着けないような場所に放置されていた。事件の背景には、女性の性的搾取、麻薬取引、臓器売買などがあるとしている。
シウダフアレスでは、ほかにも行方不明の女性が多数いるとされるが、数は州当局の言う44人、非政府組織の400人、人権団体の主張する4500人と開きが大きい。
報告書は、殺人・行方不明事件を州当局が真剣に捜査した形跡がないと批判し、女性への暴力を容認する土壌が背景にあると指摘した。
メキシコ政府は、事件の背後に根強い女性差別があることは認めつつ、それを助長するような政策が州政府によってとられていることはないと主張、捜査の見直しが進んでいるとしている。
(02/11 15:44)
http://www.asahi.com/international/update/0211/001.html
▲このページのTOPへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ38掲示板