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戦前、皇室には予算として年額450万円が国家予算から計上されていたが、一説によれば天皇の総資産は、最も控えめに見積もっても約16億円であるという。だが、宮内省のこの数字は嘘で、本当の資産総額は、海外へ隠した資産を含めれば、信じがたいような天文学的金額であると言われている。
皇室予算だけではこのような金額を貯蓄することは不可能であるが、当時皇室は横浜正銀、興銀、三井、三菱ほか、満鉄、台湾銀行、東洋拓殖、王子製紙、台湾製糖、関東電気、日本郵船等、大銀行・大企業の大株主であり、その配当総計は莫大なものであった。すなわち、これら企業・銀行の隆盛は、そのまま皇室に影響を及ぼすわけである。こうなると戦争で、財界が植民地から搾り取ればとるほどに、皇室は豊かになるということになる。
2・26事件で天皇が、真っ先に事件が日本経済に与える影響を心配したのは当然であろう。「朕が信頼する重臣」とは、財界の代理人たちであるからその怒りは天皇にとっては、至極当然な怒りであった。
財界のトップたちは、2・26事件後の大政翼賛、国家総動員体制の下、政府の要職について日本を破局へと導いた。一例を挙げれば王子製紙の藤原銀冶郎は、海軍省顧問、産業設備営団総裁、商工大臣、国務大臣、軍需大臣を歴任し戦争経済に貢献している。
皇室は蓄えた資産をモルガン商会を通して海外で運用していたが、金塊、プラチナ、銀塊などがスイス、バチカン、スェーデンの銀行に預けられていた。さらに、取り巻きの重臣たちもそれに倣って同商会に接触し、そのおこぼれに預かっていた。中立国スイスには、敵対する国の銀行家同士が仲良く机を並べて仕事をしている奇妙な現象が見られるが、中でも国際決済銀行、通称”バーゼルクラブ”は、世界の超富豪が秘密口座を持つ銀行で、治外法権的な存在であった。同行は不安定な紙幣ではなく、すべてを金塊で決算する銀行であった。
『皇室財産は660億円!』
内大臣・木戸幸一は、日米英戦争末期の昭和19年1月、日本の敗色がいよいよ濃厚になると、各財閥の代表(銀行家)を集め、実に660億円(当時)という気の遠くなるような巨額の皇室財産を海外に逃すように指示した。皇室財産は中立国であるスイスの銀行に移され、そこできれいな通貨に”洗浄”されたが、その際に皇室財産は、敵対国にばれぬようナチスの資産という形で処理された。スイスは極秘裏にナチスに戦争協力していたので、ナチスの名のほうが安全だったのである。・・・・・・・・・・・(省略)
(『神々の軍隊 三島由紀夫あるいは国際金融資本の闇』濱田政彦著 脚注(58)より引用
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小生のコメント、昭和19年当時の660億円って、現在ではどれくらいの貨幣価値なのでしょうか?どなたか、ご存知の方あれば、ご教示ください。
それにしても、2・26で銃殺された若手将校のみなさんは、現在の日本をどのように草葉の陰から眺めていらっしゃるのでしょうか。呆れるのを通り越して、腹を抱えて大笑いされているでしょうか。
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