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今日は北方領土の日です。
5日に西新宿の平和祈念資料館へ行って来ましたが、
「語り継ぐ戦争」といっても、戦中派の世代が 先ずは
自分の子供にきっちりと戦争体験を語ってこなかった今、
孫の世代に語り継げる筈がないのです。
それはシベリア抑留の方々にも言えます。
「政府は我々が死ぬのを待っているのか」と、これ自体は
血の叫びですし、不作為の政府が悪いのはわかっていま
すが、 政府にそのままの先細りで無視されるような現状は
気の毒ですが、彼ら自身が招いたのです。彼らのせめて
半分でも自分の子供にシベリア抑留を語っていたら、その
子から孫へと、決して先細りはしなかったのです。
しかし現状は身内にシベリア抑留者のいないワイフが参
加したら珍しがられ、ありがたがられる有り様です。これは
本来情けないことなのです。
それに今頃になって語り継ぐといい、本を出したりしていま
すが、本来語り継ぎは身近な者に口から口へと伝えるもの
です。
あまりいい例ではありませんが、韓国では祖父が孫を連れ
て日本の侵略を叩き込む光景は珍しくないそうです。本来語
り継ぎとはそういう生の言葉が必要なのです。
身近な者に語り継ぎが出来なくて、大勢に語り継げるわけは
ないのです。
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