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(回答先: 宮崎哲弥(評論家)、「スカル&ボーンズの陰謀論なんか番組で取り上げるな!」 投稿者 馬鹿まるだし 日時 2005 年 1 月 26 日 22:34:54)
「617」 イラク戦争での、首切り動画のサイトのリンクをここに貼ります。お約束どおりです。人間(人類)は、これからも流血と戦乱の中を生きてゆかなければ済まない。 副島隆彦 2004.12.13
副島隆彦です。 今日は、2004年12月13日です。
前回この広報ページ「614」でお約束した、イラク戦争での残虐な、首切り動画のネット上に出回っている映像のリンクの数々を、以下に貼り付けます。「オグリッシュ・コム」 Ogrish.com というサイトが発信源です。 こんなことをして、これでも「学問道場は、まじめに知識・思想・学問を追究する良識の集団か」と非難を受けるかもしれません。
しかし、私たちは、現実の世界がどう動いているのかを知らなければいけません。自分たちが見たくない現実に「ほっかむり」して、自分を含めて自分は、正しい良い人間であって、平和に生きているから幸せだ、などど寝ぼけたことを考えていてはいけない。
この血だらけの首切り動画は、すでに、日本国中の1000万人の子供たち(中学校生、高校生から上、大学生を中心とする)が、自分の携帯電話の i-mode (アイ・モード)やらですら、見ているのです。
おそらく、こういう公開情報を知らないのは、昼間の世界の新聞5社、テレビ5社の商業言論に洗脳され、飼いならされている多数派の日本国民の大人たちだ。子供たちはちがう。次の時代を生き延びなければ行けないので、大勢順応で、「事なかれ主義」の、すでに十分に奴隷化した大人たちとは、子供たちはちがう。
今の日本で、「自分は温和で、まともで、立派な人間だ」と勝手に思い込んでいる奴隷化した大人たちのほうが間違っている。良識ぶった者たちの脳そのものが、アメリカ・グローバリストと、その手先である小泉政権および、その直属の各省の馬鹿官僚たち(のうちの、アメリカに屈服して、言いなりになると決めた連中)に従順に言いなりになって、惰性(だせい)で生きている者たちだ。そのくせ、「この不景気はやりきれない。小泉、どうにかしろ」と不平不満を毎日、吐いている。
「日本は平和でいい。北朝鮮からミサイル(ロケット)が飛んでくるのを阻止してくれるなら、日本はいくらでもお金を、アメリカ様に差し出します」と考えて、「自分で自分の国を守る」という気概(きがい)を忘れた人々だ。
福澤諭吉(ふくざわゆきち)先生の「独立自尊」の精神を忘れ去って、「アメリカに頼らないと日本は、中国や、朝鮮・韓国から攻められたら大変だ」というようなことばかり、考えている人たちだ。「自分のことは自分で決めて、自分の力で生きてゆく」と堂々といえないような、人間も、それから国も、周(まわ)りから尊敬されるはずがない。今の日本のみっとも無さは、目に余る。
「政治(外交、軍事=安全保障を含む)と経済(金融と実物・物流を含む)は、互いに貸借を取り合って、大きくはバランスする」という私、副島隆彦の学問業績である大理論に何度でも立ち返らなければならない。
アメリカに敗戦後60年間ずっと仕組まれて、日本は自己防衛力(世界的な政治力)を持たしてもらえないまま今日にいたる。
それで、「政治(外交、軍事)で力が無い分だけ、経済(金融)でいじめられ、貢(みつ)がされる」の法則に従って日本は動かされている。
今の日本が一体、いくらアメリカに、日本国民の資産(資金)を奪い取られているか。2003年度の国家予算のうち、「2003年1月から2004年の3月15日まで」で、丁度35兆円の財政資金(=国家資金)を使って、「ドル買い」と言う名の、「米国債(べいこくさい、多くは、TB ティー・ビーと呼ばれる10年物の米財務省証券)買い」をやった。
日本の一年間の国家予算は、82兆円である。このうち、税収は42兆円である。一年間、どれだけ、日本国民と企業から絞(しぼ)り上げても、42兆円しか集める(源泉徴収制度その他の手口でふんだくる)ことしか出来ないのだ。 あとの40兆円は、赤字国債の発行でまかなっている。
このうち赤字国債の洗い換え(ロールオーヴァー)で、20兆円分は、満期の来た国債を再度発行しなおし、これ以外に20兆円の新規の赤字国債を発行している。これで毎年40兆円の国家予算を作っている。サラ金から金を借りて暮らしている”火の車”
人間と全く同じである。
82兆円の国家予算のうちの42兆円しか税金を集められなくて、国家財政は困難を極めている。それなのに、一年間で、35兆円ものドル買いをして、それがアメリカ(ニューヨーク)に残高として溜まっている。「円高(ドル暴落)阻止のための”円高介入”だ」という理由をつけて、財務省は日銀を脅(おど)してドル買い、すなわち、その実質は、巨額の米国債買いをやっている。
日本財務省内の今のアメリカの手先“ドン”は、武藤敏郎(むとうとしろう)である。彼は、今は日銀副総裁となって、日銀に乗り込み、愛国派の生え抜き日銀マンたちを脅迫して、鎮圧して回っている。この武藤敏郎の子分の、溝口善兵衛(みぞぐちぜんべえ)・前財務官がこの「一年で35兆円もの米国債買い」を昨年度(2003年度)にやった。
それらの「日本から流れ出したドル建ての資金」を15年分足しあげた、累積での合計は、民間部門も合わせると、いまや軽く400兆円を超えている。このうち政府部門だけで、150兆円ぐらいある。
そして、日本国内には、いまや、全部合わせても700兆円弱の資金(=円資金)しかない。すべてかき集めてもこれだけしかないのだ。「1400兆円の個人金融資産が日本にはある」というのは大嘘である。
この700兆円の内訳(うちわけ)は、
@ 郵便貯金が、223兆円(本当は、290兆円ぐらいある が、60兆円ぐらい隠している。あるいは、米国債買いで使ってしまっている)と、
A 簡易保険(=簡保)が、122兆円。
B すべての年金を合わせて198兆円。
C 民間の金融機関の正味(ネット、差し引き)での資金が15 0兆円。
この合計で、694兆円、約700兆円である。これだけしかないのだ。それなのに、これ以外に、約400兆円が、米ドル建てになって、アメリカに流れ出している。
そして、この400兆円は、おそらく返してもらえない。迫り来るドル暴落で、半減するのは最早(もはや)必定だが、それでも全額は、返還させてもらえないだろう。それぐらい世界覇権国(=世界帝国)というのは、属国群に対して非情なのだ。
私は、今から7年前の、1998年6月に出版した『日本の危機の本質』(講談社刊)以来、ずっとこの、日本国家にとっての一番、大きな財政・金融問題をはっきりと書いてきた。
アメリカのニューヨークの金融ユダヤ人たちが、日本に襲い掛かってきて、民間の金融部門(銀行、証券、生保)だけでなく、他の大企業も次々に策略で乗っ取られてゆくから、注意しなさい、「日本国民よ、警戒しなさい」と書いてきた。そのとおりになっているではないか。
税金で一年間で42兆円しか集められないのに、その上に40兆円もの「国の借金証書=国債」を発行して、それで、一年間で35兆円も米ドル=米国債を買って、それを諾々(だくだく)とアメリカに貢(みつ)いでいる。それで、日本は、「アメリカから安全を買っている」。
そして、日本国民は、こんなにも貧しい、不景気の中で生きている。500万人もの若者に、高校、大学を出ても職が無い。このフリーターたちの年収120万円の最低の収入からさえ、税金を取るといって、国税・税務署は「それが正義だ。正しい納税だ」と言っている。おそるべき重税国家(苛斂誅求、かれんちゅうきゅう)になりつつある。
私たちは、「日本は、年間42兆円しか税金が集まらないのに、35兆円も米国債を買って、それで米国のイラク戦争の資金をファイナンスしているのが、私たちの国、日本だ」という、一番大きなところでのこの金融の数字を知っているべきだ。
戦国時代に、百姓たちは、「命と種籾(たねもみ、翌年の分の稲の種)さあれば、あとはすべて、差し出します」と言って、戦国大名に差し出した。戦国大名になった者というのは、別名を「悪党」と言って、本当の彼らの姿は、強盗団や山賊の大親分のような成りをしていた人たちだ。人殺しでもなんでも平気で出来た連中だ。私の、これから出版される歴史劇画の本でそのように描く。
だから、「命と種籾だけは、勘弁してください。それ以外は、アメリカ様に差し出します。平和でありさえすれば、あとは何とか食いつなぎますので」という奴隷の思想で、生きている。だから私たちは、こんなに不景気の中をさまよい、貧乏のままだ。これほどの債権大国=お金持ち国民であるはずの日本人は、こんなに貧乏だ。都会も地方も、どこも追い詰められたまま貧乏だ。どこにも豊かさが見えない。不景気の中でのた打ち回っている、と言った方が当たっている。
それもこれも、アメリカ様に国民の資金を奪われているからだ、と誰かが、大きな本当のことを言わなければいけないのだ。私、副島隆彦以外の誰が、この事を日本国民に伝えてきたか。日本のメディア(新聞5社、テレビ5社)はアメリカの手先にされているから、日本国民に本当のことを伝えない。おかしな「ポチ保守・言論人ども」と、買弁(ばいべん)キャスターどもが、跋扈(ばっこ)跳梁(ちょうりょう)しているだけだ。
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さて、それで、いよいよ、首切り動画の掲載です。
私は、さっきまで、『アメリカの秘密戦争』(日本経済新聞社、2004年11月24日刊)という本を読んでいた。この本は優れた、良書である。
著者は、セイモア・ハーシュ Seymour M. Hersh というアメリカの一流のジャーナリストで、「ニューヨーカー」誌に書いている。この本では、今年の4月から発覚した、イラクでの、アルグレイブ刑務所(収容所)での、米軍の憲兵隊や、特殊軍による、イラク人捕虜たちに対する、拷問、虐待のスキャンだルを正面から扱っていて、この報道の先鞭をつげたのが、まさしく、セイモア・ハーシュなのである。
同じく、勇敢に真実を報道した、CBSのダン・ラザーの『60ミニッツ』という有名な報道番組もブッシュ政権から政治弾圧を受けた。それで、20年以上もの長年にわたって花形司会者だったダン・ラザーが、先週、この番組から降ろされた。アメリカの言論弾圧も露骨である。
私は、セイモア・ハーシュのような、あらゆる妨害にもめげず、真実の光をともす言論人でありたいと思っている。この本を、是非、お読みください。
今のアメリカ国内で、「お前は、非国民 だ」 “ You are un-American.” と言われることはきついことである。外国人である私たちが、今のアメリカ政府の強引なやり方に反対する anti-American 「アンチ・アメリカン」だ、と言われることは、幾分、尊敬の意味もこもっているので、アメリカ人にとっては、外国人が何を言おうがどうでいいいことだから、構わない。ところが、アメリカ人でありながら、ブッシュ政権のイラク政策の残虐さを指摘して、これは近代国家、デモクラシー、人権制度の下で出来ることではない、と分かっている人々が、「おまえは、非国民(アン・アメリカン)だ」 と言われることは、普通の人なら怯(おび)えることである。
セイモア・ハーシュのような言論人が、残って戦っていることが、アメリカのすばらしさだ。この本の原題は、“ Chain of Command : The Road from 9/11 to Abu Ghraib “ 「チェイン・オブ・コマンド(命令系統)― ザ・ロウド・フラム・ナインス・セッテンバー・ タ・ アブ・グレイブ」 である。今年の9月にニューヨークで出版された本だ。
アブ・グレイブの刑務所で米軍が、捕虜のイラク人たちに何をやったかは、以下の一枚の写真をみるだけで、十分分かる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Abu_Ghraib_prisoner_abuse
「Wikipedia, the free encyclopedia」
Abu Ghraib prisoner abuse
自分たちが捕まえた捕虜を虐待する、という、人間として絶対にやってはいけないことを、ブッシュ政権は放置して、そして、ラムズフェルド国防長官という残忍な人間は、今も、この事態を継続している。取調べ、厳しい尋問と称して、自白の強制をするためというよりも、もはやサディスティックな虐殺をやっている。これが人間のやることか。
そして、驚くべきは、CIA(シー・アイ・エイ、米中央情報局)の幹部たちが、このイラクでの憲兵隊や、特殊軍のやり方に、激しく抗議しているという事実だ。これらの写真を外部に持ち出したのは、実は、CIAの捜査官たちである。
それと、自分たちがやっていることが、あまりにも非人間的だ、ということで、自分の良心の呵責(かしゃく)に堪えられなくなった現場の憲兵隊員たちの何人かが、内部告発を開始して、明るみに出た。CIAの高官たちの抗議の辞任が、今も、CIA内で次々に起きている。
(転載貼り付け始め)
共同通信 2004.11.26
「ニューヨーク・タイムズ紙の記事、CIAの高官2人が辞任」
25日付けのニューヨーク・タイムズは、米中央情報局(CIA)の秘密作戦部門で極東地区と欧州地区の責任者を務める高官がそろって辞任すると報じた。
二人は勇退という形を取っているが、元CIA当局者は、9月に就任したゴス長官との組織運営方針をめぐる確執(かくしゅう)が背景にあると指摘している。
ゴス長官就任以来、秘密作戦部門のトップであるカッペス局長とナンバー2のスリック作戦担当副長官補がそろって辞任。勇退を表明したマクローリン副長官も含めいずれもゴス長官との対立が辞任の直接の原因との見方が強く、CIAの内紛は深刻化している。
(転載貼り付け終わり)
副島隆彦です。CIAの高官たちが、ブッシュとラムズフェルドのあまりにもひどいやり方に抗議して、次々に辞任すると、CIAの建物の中で、他の多くの職員たちが、机から立ち上がって、みんなで黙ってじっと立って、ほんの前まで自分たちの上司だった者たちの勇気を称えて、黙って見送るのだという。
これがアメリカの良心だ。強欲ユダヤ人のネオコンども。いくら、お前たちが、WASP(ワスプ)の上層白人たちまでもいじめて、WASPの中にも、クローゼット・ジューcloset Jews 「隠(かく)れユダヤ人」となってたくさん潜(もぐ)り込んでいると言っても、最後には、WASPは、お前たちと喧嘩を始めるだろう。
アメリカが、本当に滅ぶ前に、何とかしなくては、と本物の責任ある白人の優れた人たちは考えている。・・・・しかし、ユダヤ人たちの今の暴走を止めることは容易には出来ない。アメリカ帝国は、内部から崩壊を始めているのである。
私、副島隆彦は、単純な反米主義者ではない。アメリカ国内の優れた人物たちに、あれこれ思想や学問を教わって育てられた人間だ。だから、アメリカ人の中にたくさんの味方と先生がいる。日本国内基準の、レベルの低い馬鹿言論人ども程度の知能や、グローバリストどもの手先をやっている売国奴どものような思考では私は動かない。
今のアメリカの露骨な手先に、若いのでは評論家の宮崎哲弥(みやざきてつや)がいる。田原総一朗の子分をやって、後釜を狙っているが、あの気持ちの悪い悪人顔では、長持ちしないだろう。
一昨日、私は、東京駅で彼とすれ違った。この時に、私が、咄嗟に「宮崎君」 と声を掛けたが、恐ろしい形相のまま、歩き去っていった。この男は、本当に、数年前よりももっと、悪魔のような顔つきになっていた。竹中平蔵、オリックスの宮内義彦、孫正義も、同質の悪魔のような雰囲気を外部に放っているだろう。金融ユダヤ人どもの手先になって、日本国民を苦しめ片棒を担ぎ続けることで、地獄に堕ちるがいい。
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