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漫画家の本宮ひろ志氏を擁護し、彼への言論弾圧に対して抗議する。副島隆彦 
http://www.asyura2.com/0411/bd38/msg/551.html
投稿者 TORA 日時 2005 年 1 月 16 日 20:57:30:CP1Vgnax47n1s
 

626」 漫画家の本宮ひろ志氏を擁護し、彼への言論弾圧に対して抗議する。副島隆彦 2005.1.10 文末に副島隆彦が追加で転載加筆しました。 2005.1.13
http://snsi-j.jp/boyaki/diary.cgi

副島隆彦です。 今日は、2005年1月10日です。
今日は、緊急に以下のテーマで書きます。
漫画家の本宮ひろ志氏が書いた「国が燃える」という「週間ヤングジャンプ」に連載されていた漫画が、旧年の10月に激しい抗議を受けて、連載中止、作者からの謝罪、訂正などを行ったという事件があったようです。詳細は以下のような断片的な情報からしか分かりません。

私は、一昨日、以下の文章を、私たちのサイトの総合掲示板である「重たい掲示板」に書きました。

重たい掲示板[3940] 私たちは、漫画家の本宮ひろ志氏が、愚か者たちから標的にされているから、本宮ひろ志氏を応援しなければいけないと思います。 投稿者:副島隆彦投稿日:2005/01/07(Fri) 12:18:34

副島隆彦です。
 忙しさに追われているうちに、大事な仕事がおろそかになります。たしか、旧年の10月ごろに、漫画家の本宮ひろ志氏にたいする、大掛かりなバッシングがありました。私は私たちの掲示板への投稿貼り付け文で、何となく知っていたのですが、自分の多忙のせいで見過ごしていました。

 1937年12月の日本軍による「南京大虐殺」なるものの真実をめぐっての議論は、15年前から5年ぐらいまえのものです。この問題を、本宮ひろ志氏が、漫画に描いてストレートに公表したところ、いわゆる「正論」誌やら「諸君」誌の隅の方に集まっている、「南京虐殺(ナンジン・ナッキング、ナンキン・マサカ )など無かった」派の人たちが、騒ぎ出して、本宮氏を袋叩きにして、言論弾圧をして、謝罪まで要求して、彼を現在窮地に追い込んでいるようだ。私は、目下どういうことになっているのか詳細は知りません。

 本宮氏が、今度描いた漫画に事実誤認があって中国側の日本への土下座謝罪路線への追従というか、大きく騙(だま)されてるというか、そういう描写があったらしい。しかし、私、副島隆彦は、本宮ひろ志を全面的に応援する。彼が苦境にある今だからこそ彼を支援しなければいけない。 

 私は、今こうして書いている文をもっと長くして、近いうちに「今日のぼやき」に書きます。ナンキン・ナッキング Nanjing Nagging が、計画的な日本たたきのキャンペーンだとしても、それでも、おそらく、あの1937年(昭和12年)末の戦闘(南京攻略)の中で、2万人から4万人の中国兵や中国人が日本兵に殺されているのは事実だろう。

「南京虐殺は無かった」とか「まぼろしだ」とか言っているのは勝手だが、事実が事実として証拠となって次々に出てくるのは、どうせ隠せない。

 戦争に勝つと思って、意気揚々と出撃する方は威勢がいいものだ。攻撃(進軍)すれば自分の命も危ない、ということで、戦闘に勝つと分かった方は、勢いに乗ってかなり残忍になる。だから、日本兵の一番乗り(尖兵)の中には、日本刀を振りかざして、敗残兵の中国人を捕まえては斬り殺したり、まとめて銃殺刑にして大量に殺して揚子江(の支流)に投げ込んだだろう。そういう写真が残っている。

1937年はまだまだ日本は居丈高だ。戦勝国家として驀進中(ばくしんちゅう)という感じだ。 だから、私は、千葉大教授(大蔵官僚上がり)の現代史研究家の秦郁彦(はたいくひこ)氏が、綿密に調べて報告した、2万人ぐらいの戦闘の死者がいた、という立場を支持する。 10年ぐらい前に秦教授の『南京事件―「虐殺」の構造』(中公新書、秦郁彦・著)を読んで、これが一番ただしい、あとの文献は「虐殺は無かった派」の保守派も「有った」派の左翼歴史学者たち(日本共産党系が中心)もどちらも駄目だな、とその頃から判定していた。

 日本を中国に何はともあれぶつけようとすることで、アメリカの日本対策班(ジャパン・ハンドラーズ)が、背後でうごめいているようだ。だから「虐殺は無かった派」の国粋右翼を自認している隅っこの方にいる言論人たちは、今も居丈高だ。中国や韓国、北朝鮮のの悪口は言うが、アメリカの悪口は言わない。本当の愛国派(民族派)だったら自分の国以外のすべての大国を同じように冷酷な目で批判しなればいけないはずなのだ。

アメリカあるいはイスラエル出身のおかしな連中に、背後からそれとなく支援されているくせに、「自分たちの愛国の思想運動は正しい。中国の反日感情をこらしめてやる」という人たちの薄汚さが、私には良く分かる。もっとまとめて今日のぼやきの方に、本宮ひろし氏の漫画を、彼への糾弾者たちが画像にしたものを使いながら、載せますのでお待ちください。 

 私たちは言論扇動に乗せられてはいけないのです。外国の軍隊が、外国(進軍して被占領国にした地)にいたら、それはまず侵略ではないのか、と考えるのが大きなものの見方です。今のイラクの米軍を始めとする「有志連合」諸国 coalition powers の駐留軍も歴史の判定にかかれば侵略軍隊である可能性が高い。いくら、「その国の政府から頼まれたから、駐留しています」と言っても、そうは簡単に認められるものではない。

それと同じことで、1930年代から中国(中華民国)の領土内にまで、「自国居留民の安全と、在外資産を防衛するため」と称して、進軍したら、それはやはり海外侵略にあたるだろう。この事を私たちは、もう一度冷静に考えなければいけない。自分の持っているイデオロギー(政治見識)で予断(よだん)をもって判断してはならない。 

 日本の歴代首相が、小泉首相を含めて、中国に首脳会談をしにゆくと、一度だけ、「日中には過去に不幸な時代があった」という謝罪の声明を、それぞれ一度だけ出す。これが日本国の決断であり、これでいいのだ、と私は思っている。それ以上、中国に度土下座的に謝る必要は無い。そのように私たちが決断していればそれでいことだ。国家と国家のお付き合いは、きれいごとではないし、歴史の長さを持っているから、簡単ではない。「それなら13世紀のモンゴルの元寇(げんこう)=日本侵略をあやまれ」と中国政府に言ったら、「あれはモンゴル(蒙古人)だ。私たちも侵略されて、征服されてひどい目にあった」と言うのではないか。

 私、副島隆彦の本の熱心な読者たちの中にさえ、中国に対して日本は何も悪いことはしていない。態度が悪いのは中国だ、攻めて当然だ。というような考えの人たちがいます。それは間違っている。私はすべての人を説得したい。 私はこの際は、「南京攻略の際の虐殺は無かった派」の人たちまで説得したい。 私は、以下に載せる本宮ひろ志氏の描いた歴史漫画の中の歴史事実は、ほとんどが正確であると思っています。副島隆彦拝

副島隆彦です。 以上が、7日に書いた自分の文章に今、手を入れたものです。次に、ネット上から、私の弟子たちが拾ってきてくれた「半日漫画家、本宮ひろ志を糾弾する」という趣旨の、彼の描いた漫画の画像つきの文章を載せます。

不思議なことに、以下の文章は、中国語で書かれています。きっと、「日本国内で、こういう事が起きている」ということを中国語(北京官話、普通語)で翻訳して、それを中国国内のインターネット網に送る必要がある特殊な人間たちが作成しているのでしょう。


(※兵士の服装と帽子が捏造、服装と帽子を日本軍のものに書き換えられている、とのこと)

(副島隆彦です。以下に転載貼り付けする中国語で書かれているネット文章は、「週間ヤングジャンプ」を発行している出版社の集英社宛ての抗議文のようです)

http://txt.mop.com/static/834/747/4747834.html

 在本国内批?自己的国民或是??政府的??都要比批判?的国家来的困?得多,?迅先生,柏?先生都是最好的例子。
日本漫画家本宮ひろ志先生于集英社的漫画?志ヤングジャンプ(不是少年ジャンプ,?个??的年??更高些)上??的漫画《国が燃える》描述南京大屠?的?程和?当?日本?的否定,而?正刺激了很多日本的右翼?体,当地最大的BBS----臭名昭著的2CH上,日本的FQ?正在?集人??本?先生的作品,?了不??本不常?的反映史?的漫画早夭,我???送去作?中国人最真?的肯定。
我要指出的是,在日本做??事情作者会有相当大的??,因?日本的右翼?体都跟K社会有很大的?系。

可以从以下地址?系他


101−8050
東京都千代田区一ツ橋2−5−10
集英社週刊ヤングジャンプ編集部

或者直接??件到集英社週刊ヤングジャンプ編集部
https://www2.shueisha.co.jp/teiki/inquiry/form.html


2CH的原?如此
----------------------------------------
本宮ひろ志と集英社に抗議を!!
http://sakura777.web.infoseek.co.jp/motomiya-shuueisha.html
中共の捏造資料を基にして南京大虐殺を週間ヤングジャンプで漫画化。
しかもさらなる捏造つき。
http://www.nextftp.com/tarari/Matsuo/ryojoku94.jpg
この写真。
女性の隣に写る兵士の服装と帽子が日本軍のものではないことから捏造が立証されて
いた。
         ↓
http://sakura777.web.infoseek.co.jp/2014-sumi.jpg
だが本宮の漫画に書き写された写真ではちゃっかり服装と帽子を日本軍のものに書き
換えている。
■漫画板のスレ
【本宮】 国が燃える4 【捏造サヨク作家】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1096112122/

以下是漫画的具体内容

(副島隆彦です。転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 以上の文章は、一体、誰が書いているのか、書いている責任者は誰なのか、はっきりしない。 こういう匿名(とくめい)、の自分の言論責任を明確にしないで行う抗議、糾弾行動に対しては、私は、激しい怒りを感じます。

本宮ひろ志氏もそうですが、私たちのような言論人、もの書きは、自分の生活と人格のすべてを賭けて言論、表現活動を商業ベースでやっているのであって、そこに覆面を被った、卑怯者たちが、突然、押し寄せて、「お前の言論は許せない。私たちは傷ついた。名誉が毀損された。謝罪せよ。その言論を中止せよ」とやられることは、たまらなく不愉快なことであり、かつ重大な生活妨害です。

作家、言論人、もの書き、知識人は、こういう場合は、すぐに団結して、「本宮ひろ志の表現、言論の自由を守れ」と抗議声明を出すべきだと思います。たとえ政治的な立場や思想が異なっても言論の自由への攻撃に対しては私たちは敏感に反応しないといけない。政府や公権力による言論弾圧と同じように、こういう闇からの攻撃や、圧力に対しても私たちは闘わなければいけない。卑怯者たちは、無名、仮名、匿名を使って攻撃をかけてくる。断じて許せない。

私が、この「本宮ひろ志を擁護する」をどうしても書かなければ、と思ったもうひとつのきっかけは、小林よしのり氏が、「わしズム」の最新号である13号(2004年12月10日発売)の巻頭言で、次のように書いていたからです。

「漫画家・本宮ひろ志氏が、いまだに論争中の南京問題を、中共の主張のままに虐殺シーンを描いて、ものすごい抗議を受けて謝罪した。現在、裁判で係争中の百人斬り問題(完全なホラ話)まで描いて、捏造(ねつぞう)写真をさらに改悪している。・・・・」

と書いていた。それで、私も何か書かなければいけないと、思った。が、自分の目先の事に追われて今日まで書けなかった。

 次に載せる以下の文章が、今回の本宮ひろ志に対する抗議、糾弾の動きの内容と理由と趣旨をよく表している文章です。この文章が、常日頃きわめて理知的だと、私が判定している「株式日記と経済展望」サイトに載った、ということが私には不思議でならない。一体何があったのか?

(転載貼り付け始め)

「株式日記と経済展望」 サイトから
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu80.htm

「親中国の朝日新聞が「南京大虐殺」を独り歩きさせた
ヤングジャンプの「反日漫画家」本宮ひろ志を許すな!」

2004年10月7日 木曜日

◆反日漫画家」本宮ひろ志を許すな! 南京大虐殺プロパガンダとしての「国が燃える」の内実

本宮ひろ志という漫画家が「国が燃える」(集英社「ヤングジャンプ」)の中で「南京大虐殺」を描いている。
 まず、東京裁判で「A級戦犯」として起訴され昭和二十三年十二月二十三日に処刑された松井石根(まついいわね)大将の言葉が引用されている。
 
「南京事件ではお恥ずかしい限りです…」「私は皆を集めて軍司令官として泣いて怒った…」「私だけでもこういう結果になるという事は当時の軍人達に一人でも多く深い反省を与えるという意味で大変に嬉しい…」

 本宮は言う。「昭和十二年十二月十三日、日本軍は中国国民政府首都・南京を陥落。 その作戦中の数日間に、南京では、人類が絶対に忘れてはならない日本軍による愚行があった。いわゆる“南京大虐殺事件”である」
 
そして「兵士の証言」らしきものが語られる。「その頃ワシは南京城外にいたんだが、片っ端から殺したよ」「耳をそぎ取る、鼻を切り落とす…」「口の中に帯剣を差し込んで切り開く…目の下を突くとドローンと白い液が流れてくるだよ…」「年寄りから十二、三の子供まで片っ端から全部姦(や)っちまった…」「姦(や)った後は大抵殺しちまったよ。生かしておけば強姦だが、殺しちまえば残敵掃討だ…」「女を柳の木に縛り付けてね、両足首をロープでくくって二頭の馬の鞍に結んでな…。両方からムチをくれると股から裂けて乳房あたりまでまっ二つだ…」「殺し、放火、強姦…何でも片っ端からやれって俺たち兵隊は上から命令されてたぜ…」

 中国人殺戮の現場を見ていた一人の日本人が「これが日本人の正体か」と怒り、近くにいた日本兵に「俺の名は松岡洋平っ、軍総司令官松井石根をここへ呼んでこい」と叫ぶ。 本宮は「ひとりの人間として絶対に事件を許すな」と書く(十月七日号)。
 
「中支方面軍司令部」の一室で、松岡なる男は松井大将を詰問する。 「南京で日本軍がやっている事はいくら隠しても世界中の知る事となり、世界の国々が例え黙認しようが断じて神が許さん」「すべての責任はあなただ」「中国は四億の民が最後の一人になろうと断じて日本に屈服はしない」「この俺もアジア人として大アジアの敵、日本という狂犬に百万回噛み殺されようが蘇って戦いつづける…」(十月十四日号)

 昭和二十二年生まれの本宮ひろ志は「男一匹ガキ大将」「サラリーマン金太郎」などの漫画も描いている。荒唐無稽な「正義感」を振り回すのは結構だが、あまりにヒドイ「反日漫画」である。

 「この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません」と断っているが、松井石根大将は実在の人物である。 松井大将の言葉も「正確」に引用されている。また残虐な情景の多くは「実際の写真」を加工している。その上で「地獄と化した南京の街…。民が受けた傷は何千年の恨みと化すのだろうか…」と書くのである。数多くの問題点があるが一点だけ指摘しておこう。
 
 引用されている松井大将の言葉は、漫画で描かれているように東京裁判の法廷で大将が述べた言葉ではない。この言葉は処刑の直前(昭和二十三年十一月二十三日)に教誨師の花山信勝に語った(とされる)言葉である(『平和の発見』朝日新聞社、昭和二十四年刊、229頁)。ここで松井大将は「慰霊祭」も「シナ人の死者と一緒に」と言ったが部下の師団長らに反対されたと述べている。

 大将はかつて従軍した日露戦争と比較し、支那事変を「武士道という点」では「全く変わっていた」とも述べているが、いわゆる南京大虐殺を認めたわけでは断じてないのだ。昭和二十一年三月から四月に行われた「検事取調」で大将は次のように陳述している。

「南京事件に関しては我軍による少数の暴行強姦については之を認めたるも『虐殺』は断じて之なし」「派遣将兵の一部に風紀上の欠陥ありたるは之を認めたるも、一般軍紀の弛緩せる事など絶対になし」

 松井大将は南京占領に先立って次のような訓令を出していた。 「部隊の軍規風紀を特に厳重にして、中国軍民から皇軍の威風に敬仰帰服させ、いやしくも名誉を毀損するような行為の絶無を期する」絶無を期していたのに、少数とはいえ「暴行強姦」事件が発生したからこそ、大将は「泣いて怒った」のである。本宮ひろ志が歴史を考証したとは思えないが、「国が燃える」はこの一点だけでも許せない。
 松井大将とわが国の名誉を著しく傷つけている。その責任は万死に値する。

◆朝日新聞のおもねりが「南京大虐殺」を独り歩きさせた

それは本多氏が、取材当初から“日本軍がいかに中国でひどいことをしたか”というモチーフを持っていたからにほかならない。
 最初から、そういう目的の取材をしにいっているのだ。

 だから、南京事件の実態はどうだったのかとか、旧日本軍は中国で非人道的なことをやったといわれるが、実際はどうだったのかとか、旧日本軍は中国で非人道的なことをやったといわれるが、実際はどうだったのかといった、報道者として当然掘り下げるべき作業をしていない。

 最初から、いかに中国で日本は非人道的なことをやったかということを書く目的で行き、そこに、それに即した材料をはめ込んだとしか思えないのだ。しかも、そのことを評論家の田辺敏雄氏に指摘されると、本多氏は、「私は中国の言うのをそのまま代弁しただけですから、抗議をするのであれば、中国側に直接やっていただけませんでしょうか」(片岡正巳・田辺敏雄・板倉由明共著『間違いだらけの新聞報道』より)と回答した。このことは、本多氏は書いたものについて、何ら、責任感を持っていないことを露呈している。

 しかし、いくら取材方法に問題があろうと、一方的な記事であろうと、この記事がもたらした影響は甚大であった。中国人が語るところの旧日本軍の行状(ぎょうじょう)だけが、事実として大きく取りあげられていった。この記事によって、『南京大虐殺』という既成事実が作り上げられたといっても過言ではない。
 
おそらく、当時、日中国交正常化の条件のひとつとして、日本が過去の問題について中国へ謝罪するということが強く求められていたわけで、結果として、中国側の路線に朝日新聞はうまくのせられたということだろう。 逆にいえばそれは、あくまでも中国へのおもねりだったと思う。

 それが、はっきりとした形で“日本断罪”という路線が出てきたのはソ連の崩壊から冷戦構造が変化してからだろう。ソ連崩壊以後、朝日新聞の方向性も変化せざるを得なかった。

 そして、それまでの反米、親ソ、親中という路線を変換せざるを得なくなった時登場したのが、環境保護と人権という方向性だった。その、人権という方向性と中国での日本軍の行いというテーマが合致し、日本を断罪するという路線が生まれたのだと私は思う。『南京事件』の報道なども、結果的にはそれにうまく結びついてしまったというのが今の状況だろう。

 そういう意味では、『南京大虐殺』は、東京裁判で作られたものだが、それを世間に広く認知させたのが朝日新聞の中国に対する“おもねり路線”だったということができるだろう。(小学館『SAPIO』98年12月23日掲載)

「南京大虐殺はウソだ」のサイト

(私「株式日記」主宰者のコメント)
 中国政府の宣伝工作による、日本の朝日新聞やテレビ朝日による「南京大虐殺」などの世論工作がまだ続いているようで、今度は少年漫画雑誌のヤングジャンプに南京大虐殺」を肯定したようなマンガが掲載されているようだ。私はこのようなマンガ雑誌を読まないのでまだ見ていないのですが、史実に基づかない事をあったかのようにマンガで描くのは、何も知らない少年読者に非常な有害な影響をもたらす。

「南京大虐殺」は東京裁判のときに始めて持ち出された事件ですが、その実態が解明されないまま松井石根大将が東京裁判でA級戦犯で処刑された。罪名は一般市民を保護しなかったということですが、ゲリラ戦が国際法違反であるという反論は採用されなかった。確かに日中戦争で多くの民間人にも死者が出たことは確かだろう。その責任を問われて松井大将は処刑された。

 ならばアメリカがイラクで行っている戦争では、イラクの一般市民の死者は10000人以上にもなっている。ならば松井大将が処刑されたならば、ラムズフェルド国防長官もアメリカが裁判で裁かれるようになった場合は処刑されなければならない。しかしながら最近のニュース報道を見ても日中戦争を思わせるような報道が続いているが、中国政府がアメリカに抗議した気配は見られない。要するに中国政府のプロパガンダなのだ。

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。 「株式日記」サイトの主宰者であり筆者である人物も、仮名、匿名であるから、いくらしっかりした内容であり言論である、といっても、その信頼性はものすごく、格段に落ちる。自分の全存在をかけて言論を行えない者には、人々の尊敬は生まれない。陰から、森の隠者のように賢そうなことをいくら言っても、それは、闇の陰険者だ。私は、そういうのは一切合切、嫌いだ。

1937年の12月の南京攻略というのは、日本政府の中国との全面戦争の決意の表れだった。南京に置かれていた蒋介石(しょうかいせき、チャンカイシク)の中華民国の政権に対して、英米も、そしてソビエト・ロシア政府さえも支援していた。

そういう国際環境で、自国が外交的に包囲されて孤立した状態にあったのに、無謀にも中国に対して全面戦争をしかけて、それで、「柳川兵団(やながわへいだん)」と呼ばれた中支(ちゅうし)派遣軍(軍団)を繰り出した。北支(ほくし、北京)派遣軍は、満州のほうから徐々に越境して南下していたが、中支派遣軍は、大掛かりな船舶による日本からの軍隊輸送だった。派遣軍司令官の松井石根大将は、上記の本宮ひろ志の漫画にあるごとく意気揚々と南京入場をしている。

 そして、後に、極東軍事裁判で、この時の南京攻略を戦争開始責任者のひとりとして、裁かれて、東條英機、土肥原賢治(どいはらけんじ)、板垣征四郎(いたがきせいしろう)たちと共に、戦争犯罪者として連合国側から絞首刑にされた。この時以来の、「極東裁判(トーキョウ・トリビュナル)史観、日本罪悪視史観 を払拭する」と言って、1990年代に、日本に新しい民族主義(愛国主義)の言論運動が起きた。そして、15年である。

 私、副島隆彦は彼らの運動に一定の理解を示しながらも、「危なっかしいなあ」と冷ややかに見ていた。歴史の修正運動と言うのは、簡単なことではないのだ。大きな事実をくつがえしてゆくには物凄い努力が要る。世界基準の善悪観を、民族固有価値(ナショナリスティック・ヴァリューズ)から反撃して行って、半分も取り戻して、民族の名誉と正当性を確保できれば、それで勝ちとしなければいけないだろう。そのように思っていた。

特に、今の30歳ぐらいの若者たちが、特に小林よしのり氏の言論に動かされて、この新しい民族主義の言論と共に出現したことを、私は頼もしく思い、そして、ひそかに応援してきた。それでも、自分たち自身に脆弱性(ぜいじゃくせい)があると、そこから、論理的な正当化の根拠が崩れてゆく怖さがある。

「日本会議」とかいう、日本の保守派の言論団体がある。今もあると思う。保守派の財界人たちに働きかけて献金をつのって、日本の愛国派の運動を起こそうとしたものだ。ところは、こういう団体ほど裏があって、ロックフェラー財団やらの背後からの支援と、そそのかし(教唆)が見られた。日本の愛国派の運動さえをも、アメリカのグローバリストたちは、上手に操(あやつ)って、内部に潜(もぐ)り込み、あるいは始めから計画的に組織することをする。

私は、この「日本会議」の機関紙に原稿を書いたことがあるので、雰囲気はよくわかった。その中の主要な善意の人たちに、「気をつけなさいよ。あなたたち自身が騙されていますよ」と忠告ぐらいはした。

私は、そういうことを敏感に感じる人間なので、「副島さんも私たちの仲間ですよね。あなたの本をみんなよく読んでいますよ」と言って、近寄ってくる、この手の人々には、私は用心して近寄らない。「日本を中国にぶつけて、互いに喧嘩させ、いがみ合わせるには、それぞれの国の、愛国派、民族主義者をけしかけるのが一番効果的だ」と、というCIAのレポートを読んだことがある。アメリカはそうやって、愛国派や民族派を自認する者たちの中に入り込んできて、扇動するのである。このことの恐ろしさを、もっと皆(みんな)自覚するべきなのだ。

 南京事件は、日本の中国への戦争開始責任の追究問題なのだ、とまず知ることだ。喧嘩(けんか)あるいは暴行罪の審理は、最初に手を出した者、怒って最初に暴力を振るった者の責任追及から始まる。これは、冷酷な審判にかけられるのだ。このことの重みを、「虐殺など無かった派」の人たちは、もう一度、かみ締めなければいけない。このあとの方に載せる、ネット上の文章では、現在、「虐殺は無かった派」の主要な言論人の内部での激しい仲間割れが起こっていることを物語る証言の文章を載せる。

ここに登場する主要な言論人の、東中野修道(ひがしなかのしゅうどう)氏と共著まで書いて「虐殺など全く、かけらも無かった」という趣旨のことを発言した松本道弘(まつもとみちひろ)氏とは、私は、一定の交友があるが、彼はおっちょこちょいの、およそ、政治言論など出来るような人間ではない。英語の同時通訳の特殊技能を持っているだけの人だ。

ここまで、あれこれの論拠がぼろぼろになっているのに、それでも、本宮ひろ志氏に襲い掛かって、彼を袋叩きにする、というのは、どういう了見(りょうけん)なのか。行動右翼の連中が、集英社に街宣車(がいせんしゃ)で乗り込んで、大声でわめいたから、それで集英社の幹部たちが、びびりあがって、それで坊主懺悔(ぼうずざんげ)をした、というだけのことなのか。詳細は私にも今のところ分からない。

どうせ、「正論」や「諸君」の札付き、アメリカ(ネオコン)の手先、自称愛国派の言論誌の編集部は、今では、「南京虐殺は無かった派」の連中を、煙たがって下品な連中だし、もう国民の共感を呼ばない人たちだから、執筆禁止にしたいのだ。しかし、始めに自分たち編集部が、そそのかして、火をつけて彼らに論陣を張らせた経緯(いきさつ)があるので、そうも無碍(むげ)には出来ない、ということなのだろう。

本当に、親米保守の「ポチ保守」の人たちというは、日本式の左翼の歴史と同様に、いざとなるとみっともない。属国の知識人が背負う、「世界情勢のちょっとした変化と、時間の経過にすぐに翻弄される」という大きな弱点を抱えている。「正論」も「諸君」ももう、南京大虐殺 Nanking Massacre 「ナンキン・マサカー」の問題などには、もう今は触れたくも無いだろう。私、副島隆彦が、あなたたちは、アメリカのCIA言論扇動班の言いなりになって、「日本を中国にぶつけるための、それだけのための日本愛国派、民族主義運動」を意図的に作らされただけなのですよ、という真実暴露の言論をしたので、それで嫌気(いやけ)がさして、もうここらでやめよう、と決めたいうのが真相だと、私は、いささか手前味噌(てまえみそ)だが思っている。

私、副島隆彦も大きくは、日本人のたちの祖父の世代の男たちが、軍隊として、中国に渡ったとたんに、鬼畜(きちく)と化して、軍事制圧した非占領地区の中国人の女性たちに襲い掛かって、強姦(婦女暴行)をあたりかまわず、はたらいた、とは思わない。しかし、男の本能の性欲というものがある。

今のイラク 派遣の米軍の中の一部にそういう者たちがいる。しかも彼らは自分の命の危険と隣り合わせになって、人殺しのためん人間兵器と化しているたちだ。ほんの一部のならず者の不良たちが、陰にかくれて、軍規に違反してそういうことをしただろう、と信じたいところだ。しかし、居丈高になって、「アジアの盟主」を気取って、威張り腐っていたであろう、あの頃の日本人の、昭和7年以降の日本人の気風から考えたら、どうも、相当な残虐なことをした部隊もいただろうことが、推測できる。真実の真実は、そんなには表に出ない。

私自身が少年の頃に、「おれは、兵隊の時に北支で中国人にひどいことをした」という老人の回顧話を聞いたことがある。そういう話は、今も残っているはずだ。だから、あまり日本人の立派さだけを称揚すると、それは周りから見たら嘘になる。私は、本宮ひろ志氏を糾弾するための、この一連の画像漫画を見ただけだが、本宮ひろ志の描いていることの方が、真実だと思う。

ただし、「男一匹カギ大将」や「サラリーマン金太郎」のような、英雄気取りの、青雲の志を抱いた、死をも恐れぬ正義感の塊(かたまり)の元気な若者(ここでは従軍新聞記者)などどいう主人公はどは、現実の世界には居はしないのだ、ということを、よく知っている。

そこが漫画というロマンティシズムを基盤にするしかない、表現形式の永遠の限界だと思っている。それでも、今は、本宮ひろ志氏の言論と、表現活動への妨害と闘い、彼を支援することが何よりも大切だと、私は思う。 この新聞記者(従軍記者、当時は作家たちもなった)の主人公が、体現しているごとく、「日中は戦争だけはするべきではない」という態度において、私は、本宮ひろ志とまったく同じ考えだからだということもある。

当時、満州までは、日本が進出して、自国の領土として併合することを、イギリスはじめ、欧州列強は認めていた。国際連盟のリットン調査団が来て、満州の占領状態の綿密な調査をした時も、「満州までは日本の権益として認める。(私たち欧州列強も世界各地に殖民地を抱えているのだから。)しかし、中国にまで日本が手を出すことは許さない」 という判断だったのだ。リットン卿はロスチャイルド一族の貴族である。日本側にそれとなく、この欧州の意思を伝えている。

特に、イギリス(まだかろうじで大英帝国)は、ロシア帝国の東アジア(極東)での南下政策を阻止するあために、それへの抑止力(よくしりょく)としての日本の存在と役割を良く知っていたので、日本の肩をもっていたのだ。

それなのに、アメリカ(ルーズベルト、とその背後のロックフェラー財閥)に、そそのかされて、小村寿太郎(こむらじゃたろう)と、金子堅太郎(かねこけんたろう)というロックフェラー家の息のかかった(今で、言えば、竹中平蔵や、オリックスの宮内義彦のような「新勝ち組」)重要人物たちが、日本を中国進出に駆り立てていった。「日英同盟」を無理やり、破棄して、それで、日本はアメリカの策略に嵌(は)まって、中国との戦争と言う泥沼(どろぬま)に落ちてゆく。

アメリカの扇動を受けて、自分たちで”王道楽土”を気取って、満州帝国を築いていた関東軍(かんとんぐん)の日本軍人たちが、暴走した。その首謀者は、河本大作(こうもとだいさく)大佐である。彼が、張作霖(ちょうさくりん)爆殺やら、それから、中国領土内への軍事侵攻を強行していった。いくら東京の政府が「やめろ、それ以上は出るな」と電報で言っても聞かなかった。

甘粕正彦少佐やらが河本の忠実な部下として動いた。戦略家の石原莞爾(いしわらかんじ)は、中国にまでは手を出すべきでない、とはじめのうちは分かっていたのに、河本大作には頭があがらなくて、それでずるずると拡大方針に従って、張河口(チャンチャコウ)という中国と満州の国境の町を越えて、日本軍は中国に攻め込んでいった。「日本人居留民団の安全を守るため」と称して。

それで盧溝橋事件(ろこうきょうじけん。マルコ・ポーロ・ブリッッジ・コリジョン)を起こして日中の15年戦争の泥沼戦争になっていった。一国の指導者層が先の先が読めず、軍人が暴走して、自分たち自身の脳が外側の何ものかに洗脳され、扇動されているのではないか、という内省の能力がないと、こういうことになるのだ。

 イギリスのロスチャイルド戦略では、日本を守って、東アジアは日本に任せる、とういうことだったのだ。“達磨(だるま)宰相”高橋是清(たかはしこれきよ)は立派な人物だった。彼は、「中国には、経済援助をして助けるのがいいのであって、日本が軍事進出してはいけない」というのが、高橋の持論であり、政策だった。高橋是清は、原敬(はらたかし)が、古河財閥(古河鉱山)のパトロン資金をつけてやって育てた政治家で、原啓は、陸奥宗光(むつみねみつ)が育てた政治家で、彼らはすべて、イギリスのロスチャイルド家の系統の日本政治家だ。

イギリスは、日本が極東で戦争を始めることに反対していた。おなじく、ロスチャイルド家の日本代理人のひとりであり、三井家の銀行業での代理人を兼ねた渋沢栄一(しぶさわえいいち)の子供たちも日本が戦争の突入することに反対して、阻止のために努力している。真珠湾攻撃の時までの10年間、駐日アメリカ大使を務めたジョゼフ・グルーは、J.P.モルガンの甥っ子であり、モルガン家はアメリカにおけるロスチャイルド家の総代理人であるから、日本がアメリカとまで戦争状態にはいることに反対し続けたのだ。

それを、アメリカのロックフェラー家が、イギリス・ロスチャイルド家の世界支配を打ち崩して、自分たちがすべてを握って、アメリカの世界覇権の時代を確立するために、日本を中国にけしかけて、侵略戦争をやらせたのだ。だから、ここで、米(ロックフェラー)と英(ロスチャイルド)の深刻な対立が世界を動かしていたことに私たちは鋭く気づかなければならないのだ。

この英米の対立の中にこそ、本当の20世紀の現代世界史の動きの中心があったのであって、アメリカと炉ソビエト・ロシアの対立が20世紀の対立軸の中心ではないのだ。そんなものは嘘だ。
だから、私は、岡崎久彦氏が、「日本は、アングロ・サクソン(米英)と仲良くして、同盟を続けていさえすれば大丈夫」だとずっと描いてきたことに、「馬鹿なことを言うな」と、ずっとこの10年言い続けてきたのだ。

英米の対立の中にこそ、20世紀の、そして今の世界の対立の根本があるのであって、ここを見ないで、一体、どこに本当の現代世界史の動因というのがあるというのか。岡崎久彦氏の「アングロサクソンとの同盟」という言葉の使い方の致命的なおかしさと欠点は、すこし前に「重たい掲示板」で再度、説明したはずだ。

今日は、もうこれぐらいでいいだろう。とにかく、副島隆彦は、「日中不戦(アジア人どうし戦わず)」です。文句のある人は、堂々と名乗り出てきてください。自分の本名も名乗れないような卑怯者どもには、はじめから用は無い。言論人、もの書き、知識人への、闇からの攻撃は絶対に許さない。摘発して満天下に引き釣り出して、徹底的に懲らしめてやります。 

 本宮ひろ志さん、がんばれ。集英社よ、馬鹿な右翼たちの攻撃になど屈しないで、日本の少年たちに優れた漫画を描いて励ましている本宮ひろ志氏を、大切にしてください。  副島隆彦拝


 付録:副島隆彦です。ここからは、かなり錯綜している「虐殺は無かった派内部の、激しい内部での争いの様子」です。よくは分かりません。彼らが、こういう内紛を起こしているということは、すでに、「虐殺は無かった派」が内側から大きく崩壊していることを示している。「虐殺は無かった派」という私の一まとめに反対して、「私は、あんな連中とは始めから関わっていない。私まで一緒にするな」という人もいるだろうが、そういう細かいことまでは、私、副島隆彦には分からない。分かりたいとも思わない。

(付録の転載貼り付け始め)


http://www.history.gr.jp/nanking/

東中野修道亜細亜大学教授主催
「南京学会」会員による誹謗中傷デマに関して
________________________________________
 大変残念な事ですが・・・亜細亜大学教授・東中野修道教授主催の「南京学会」の会員によって、何ら事実に関して裏づけの無い誹謗中傷掲示が平成16年に掲示されました。
 掲示者は、南京学会員の40代男性によるものです(ハンドルネーム“西中野外道”)。
 その内容については以下の内容。(要約)
________________________________________
 『プロパガンダ戦「南京事件」』の、参照において東中野修道教授に関する著作が1冊のみの掲示とは。
 あなたと東中野教授との関係は知っているが・・・・(中略)そういえば人から聞いたが、田中正明先生から史料を拝借したまま返却を行っていないそうで「松尾君が史料を借りたまま返していない。」と田中先生が困っていると聞いている、借りたものは返しましょう。
 注※この“西中野外道”という人物は、“南京学会”会員である確認は取れてます。
________________________________________
 以上の内容が現在、東中野修道主催、「南京学会」会員によって掲示板に掲示がなされたものです。
 
 まず、この内容には以下の2つのポイントとなります。

 (1)東中野の著作に関しての記述が少なすぎる、許せない。

 (2)田中正明先生所有史料を無断拝借し、一切返却なされていない。
 (1)について
 まず、東中野氏の著作については、私の著作に関しては全く影響どころか何らの参考にはなっていません。
 こういう点について、全く勘違いしています。
 さらに言えば、私は東中野氏との関係について言えば、単なる研究会で同席していた程度であり、何ら指導を受けた事も無く、かつ東中野氏はむしろ私に対して、罵倒を行い、さらには1人の人間として大変失礼な行為を度々繰り返していたという関係の以上でも以下でも無いという関係です。
 この点を随分勘違いしている人が多いのです。

 東中野氏の代表的な著作『「南京虐殺」の徹底検証』(転展社)であるとか、最近出版された『1937南京攻略戦の真実』(小学館)などもそうですが、情報・思想戦に関して全く参考になるどころか、多くの間違いがあるほどであり、参考にもなりませんので参照には記述しませんでした。
 その主張の間違いについて幾点か、指摘しておきます。
『「南京虐殺」の徹底検証』  ・・・   『NHKスペシャル映像の世紀・日本』の中で放映された映像の一部が南京陥落直後の映像と陥落以前に記録されたものであるにも関わらず、「ニセのニュース映画」として結論としている部分。(305ページ)
私の著作『プロパガンダ戦「南京事件」』で分析していますが、この時の映像は当時の南京である事は間違い無く、撮影者と被撮影者に関して判明しています。
『1937南京攻略戦真実』 ・・・  東中野氏は蒋介石率いる国民政府内の組織について勘違いをしています。
 その根拠としては、この著書では「郭沫若が国民党政治部第三庁庁長として・・・」(18ページ)とありますが、郭沫若自身の著作『抗日戦回想録』に、国民政府軍事委員会政治部と述べており、軍事委員会と国民党そのものを混同解釈している事が分かります。東中野氏は史料を正確に読めない事を証明しています。
 東中野氏は1998(平成10)年2月から翌年の2月までの間、自由主義史観研究会・プロパガンダ写真研究会の名目上の顧問(顧問は2名で、その他に藤岡信勝氏)でしたが、顧問の2名は写真検証は1枚たりとも出来ず、間違いや勘違いが多く、むしろ何ら役に立っていない存在でした。

 東中野氏に関しては、勘違いや思い込みが激しく、顧問としての役職すらほぼ用を成さない状態でした。
 むしろ、東中野氏自身の間違いや著作等の間違いを指摘されると、突然怒り出す事もあり、顧問としての指導というより、プロパガンダ写真研究の中心的役割を担う、20代、30代の者達によって発見された新史料等を奪い取るだけの、成果を自分のものにするだけを目的としていたようです。

 そのため随分と研究を行っている皆、憤慨していました。
 当時、プロパガンダ写真研究会での中心的役割を担ったのは20代、30代の若い人達が中心的存在であったからこそ、活動的に短期間において史料の収集がなされており、私や彼らによって分析されていったというのが事実です。

 その結果として東中野修道、藤岡信勝共著『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』(祥伝社)が発表されたものの、実態はこの2人の教授自身は何ら研究を行っておらず、一生懸命研究を行った者に対して感謝の言葉を一言も述べず、さらには完成した著作すら渡され無いという状態でした。

 私は2名の顧問によるこの態度に、随分と憤慨した記憶があります。さらに『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』の写真検証の章では「松尾一郎氏提供」と掲載されて記述されている部分がありますが、これは全くのウソです。
 
私は提供していません。私の研究を、勝手にパクって掲載しただけなのです。今回、自著である『プロパガンダ戦「南京事件」』の中でこの事実は、あえて伏せており、私の成果を掲載されたと穏便な表現に留めていますが事実ではありません。

 当時はその余りにも失礼な2名の教授に対し、随分と憤慨していました。藤岡信勝氏は発表した際に既に判明していた、写真撮影場所の特定が出来ない為に、過去に私が発表したものをそのまま、間違い部分を掲載したため、さらに多くの間違い記述が蔓延する事になりました。
 
これは彼ら顧問の言葉を借りれば「大変由々しき問題」でした。
 その後私自身が著作『プロパガンダ戦「南京事件」』(光人社)内でその事実に関して発表するまでの間の5年間、間違いが堂々と掲載され続けました。

 なぜ、『「ザ・レイプ・オブ・南京」の研究』の中で、勝手に私の名前が出された理由は明白で、彼らは南京事件に関する写真研究が全く出来ず、著書のその部分に私の名前を出す事で、彼らの責任を軽減させる目的があります。これは大変卑劣で卑怯なやり方です。

 当時私はすでに自由史観研究会に失望し、退会を行いました。
 その後に勝手に許可無く、このような間違いが、発表され大変困惑していました。『LIFE』赤ん坊写真については私が検証を行い解明をしたにも関わらず、何らその事に関して伏せられています。
 結果、彼らは自信が無い箇所に私の名前を登場させる事で、検証責任を転嫁させています。このように当時プロパガンダ写真研究会の2名の顧問は、情報戦に関する基本的な理解や解明が出来ず、それは現在のおいても全く同じ状況なのです。

 このような2名のうちの1人、東中野氏の著作について私の感想を述べますと、東中野氏の著作は、難解な言い回しが多く、さらには先に指摘したように、思い込み、勘違いなどが多くあり、情報戦としての参考図書としてはなりません。私は今回の著書においても、東中野氏の死体埋葬に関しての推察は無視し、むしろ独自に判断を行いました。

 東中野氏が丸山進氏にインタビューを行った際のものは参考にはしましたが、東中野氏の推測部分は一切参考にしていません・・・というより参考に出来ないのです。東中野氏は軍事知識が低く、その上、思い込みが激しい為に参考とは出来ません。
 その点を鑑み、著作では参考として書籍を掲載したにも関わらず、南京学会員にとっては不満だったようですが、これは私にウソの記述をせよと迫るようようなものであり、大変失礼以前に無礼な行為と言えます。
 
(2)について
 はっきり言って、このような事実は一切ありません。この話については、この南京学会員は、京都の歴史研究団体の責任者から直接聞いたと述べています。しかし私は、その京都の歴史研究団体の責任者に問いただしたところ、

 “松尾君に関して私は何も話した事は無く、そのような事実を主張する者は全てウソであり困っている”

 と、本人から確認を取りました。つまり、東中野修道亜細亜大学教授主催の南京学会では、このようなウソやデマを蔓延させるような、悪意を持つ会員があえて意図的にこのようなデマを流し続けているという事です。

 さらに、この人物は私について、「・・・に勤めていた際に電気製品をプレゼントし、田中正明先生に取り入り、史料を拝借した」と主張していますが、これらは全くのデタラメ。
 私がメーカーに勤めていたのは、このように南京事件に興味を持つ以前の事で、全く時期、時間が異なっています。掲示直後に所有している史料を即座に、調べ直したものの、田中正明先生から拝借したという史料などは、全く発見する事が出来ませんでした。

 さらに翌日には、田中正明先生に連絡を行い、確認をとったところ、そのような事を述べた事も聞いた事も無く、知らないということでした。あなた方、南京学会がどういった研究をしようと、どんな行動を行う事は自由ですが、そろそろイヤガラセを行うのは止めて下さい。

 今から数年前ホームページを作成するとして、大変失礼なメールを送りつけられたものの、南京事件に関して少しでも前進するならと思い我慢しました。しかしながら、1年以上たっても“工事中”と表記されたままなので一度問い合わせた途端に、そのホームページは消滅。さらにその際にも私への罵詈雑言や、大ウソを流していた事は、多くの人たちから証言を得ています。

 このような虚栄心にのみ、重点を置く自称・研究団体こそ、南京事件に関する研究を衰退させる原因と言えます。東中野修道主催の南京学会員の事実無根の、大ウソ、デマなどの卑劣な行為は、そろそろお止め頂けませんか! 大変迷惑です。

 あなた方のやっている行為は、“南京事件の解明”では無く、“南京事件”にかこつけた単なる、自己意識の強く虚栄心に満ち溢れた悪意であり、そのような行為は逆に、南京事件に関しての真実から遠ざけるだけのものです。“南京事件”を研究している者は皆、あなた方とは違い、真摯に一歩づつでも前進しようとする者ばかりなのです。

 ホームページや研究を続ける人たちに対して、妬(ねた)みや嫉(そね)みを持つのは、その他の多くの研究者を侮辱する行為に他なりません。皆、私心を捨てているからこそ、最新の成果が出せる事を知るべきです。

(付録の転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。どうやら、本宮ひろ志氏に抗議、糾弾している人たち自身のまわりに、事態を隠そう、という動きがあるようです。弾圧を加えた連中自身が、自分たちがやっていることが、ホロコースト・ユダヤ人たちがやっている、ゆすり、たかり、脅しと同じことであることにすこしだけ自覚があって、それで恥ずかしくなって、隠そうとするのでしょう。

副島隆彦拝
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副島隆彦です。今日は、2005年1月13日です。
 以下に追加で載せるのは、一昨日、私が重たい掲示板に載せたものです。この問題についてののちのちの資料として重要だと判断しましたので追加で加筆して並べ替えて、ここに転載します。
副島隆彦記

(転載貼り付け始め)

重たい掲示板 [3945]「集英社問題を考える地方議員の会」という主に市議会議員たちからなる団体から、抗議文が出されていました。 投稿者:副島隆彦投稿日:2005/01/11(Tue) 12:18:14

 副島隆彦です。  今日のぼやきの最新号の「626」で私が書きました、「漫画家の本宮ひろ志志を擁護する」の問題に関して、以下に転載貼り付けする「抗議文」が出ていました。

(転載貼り付け始め)

いぬぶし秀一の激辛活動日誌

http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98044&pg=20041004

2004年10月04日(月) 本宮ひろし先輩、史実を曲げちゃダメ!@ヤングジャンプ

集英社の少年向け雑誌ヤングジャンプに連載中の本宮ひろし氏作の『国が燃える』に、南京大虐殺が掲載されていた。

 その内容たるや、フィクションとことわりつつも、岸信介氏や松井岩根氏など実名を使用し、中国の真偽不確かな写真を使うなど、歴史考証のひどい作品である。

 本宮氏は、実は、航空自衛隊生徒9期生で、私の9期先輩にあたるが、残念ながら、1学年で中退をされたようで、志ある防衛庁教官の『歴史』授業を受けていらっしゃらないようだ。

 ヤングジャンプは、中学、高校生など『自虐的歴史観』を教員により植え付けられた可哀想な青少年の読者が多い。漫画を読んで『やっぱり日本はヒドイ国だった』などと思われたのでは、正にかの勢力の思う壺ではないか。

 こいつは、いてもたってもいられない。明日、集英社に抗議に行くぞ。さっそく、集英社編集部に連絡を取ると、さんざんまたされた挙句『郵送してください』の一点ばり。しつこく食い下がると『窓口は広報だ』とまわされる。広報は流石に感じのよい職員が出て、会っていただけることになった。

 日本を代表する出版社の良識ある対応を期待したい。

(以下、抗議文全文)

株式会社集英社 代表取締役 谷山 尚義様    

平成16年10月5日

『ヤングジャンプ』編集長  田中 純 様
「国が燃える」作者     本宮ひろ志様

集英社問題を考える地方議員の会 代表   犬伏秀一大田区議
                事務局長 松浦芳子杉並区議

 古賀俊昭東京都議・土屋たかゆき東京都議・高橋雪文岩手県議・鈴木正人志木市議・白土幸仁春日部市議・新村和弘雄踏町議・渡辺眞日野市議・沢田力さいたま市議・大田祐介海老名市議・宍倉清蔵千葉市議・大関修右内原町議・上島よしもり世田谷区議・鴨打喜久男小平市議・上橋泉柏市議・吉住健一新宿区議・大西宣也町田市議・伊藤玲子鎌倉市議・井出口良一大分市議・井上健国立市議・三宅隆一川崎市議・梅田俊幸日野市議・頼重秀一沼津市議・小畑くにお浜北市議・三宅博八尾市議・水ノ上成彰堺市議・木村徳国分寺市議・広重市郎宇部市議・吉田信解本庄市議・中田勇新座市議・新井よしなお町田市議・佐々木祥二元長野県議・森高康行愛媛県議・天目石要一郎武蔵村山市議・岸田正大田区議・田中健大田区議・伊藤たけし渋谷区議・稲川和成川口市議・井野兼一塩尻市議・矢本おさむ南海市議 (10/4現在 順不同)

              抗 議 文

私たちは、各地域において、青少年の健全育成と、異常な自虐的歴史観の排除に奮闘している地方議員です。
貴社が平素より、出版物を通じ、青少年の健全育成に努められている由、敬意を表するものでございます。しかしながら、貴社発行『ヤングジャンプ』42、43号に掲載されている、本宮ひろ志氏作「国が燃える」については、その史実考証の稚拙さなど、看過する訳にはいきません。つきましては、各議員連名のうえ、下記のとおり抗議いたしますので、平成16年10月12日までに誠意ある回答、対応及び面会を求めます。

1. 所謂『南京大虐殺』は、当時の体験者や、研究者、学者により、諸説が分かれているところであり、ないという強力な証拠があるものの、あるという確証がない状態で、松井石根氏、岸信介氏等実名を使用し、これをあたかも戦争の真実として漫画化している。

2. 中国の真偽定かでない写真を用い、百人斬りを事実として記載し、意図的 に歴史を歪曲している。

3. 歴史的認識が確立されていない青少年に多大なる影響を与える貴誌に、史 実ではない残虐なシーンが登載された事は、次代を担う青少年の心を傷つけ、遺憾である。

4. 事の重要性を認識せず、問題の事実関係についての調査研究を怠り、大東亜戦争従軍の将兵、遺族さらには日本国及び国民の誇りに傷をつけ、辱めさせた行為は厳に慎むべき行為であり、フィクションと記載された「漫画」であっても許されない。
 
以上
              
連絡先:144-8621 大田区蒲田5-13-14  大田区議会 犬伏 秀一
 166-8570 杉並区阿佐ヶ谷南1-15-1  杉並区議会 松浦 芳子

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦です。この抗議文を書いた市議会議員の皆さんに、私から申し上げたいことがあります。
 個人(国民)として、意見を言い(言論の自由)、そしてあらゆる種類の、言論行動、抗議行動をすることはいくらやってもいいのです。それが、思想表現の自由であり、国民の基本的な権利ですから。

個人(国民)が、意見、考えが違って激しく口論したり、異議を唱えたりすることは当然のことです。これを言論弾圧とは言いません。意見の衝突といいます。ですからどれだけでもやればいいのです。いろいろな抗議行動も憲法が保障する重大な国民の自由権の行使です。そうすれば相手も言い返すし対抗手段を取るでしょう。

そしてこのことを、公務員と政府は、公権力を握り執行する者たちとして、そして日本国憲法が命じる公務員としての諸義務として見守り、最大限に尊重しなければならない。

 特に政府や自治体の行政行為に対して、国民がそれらに反対する行動などは、自分たち自身がその行政行為から恩恵や被害を受けるのであるから、どれだけでも抗議して闘えばいい。それは当然におおいに許されていることだ。

ところが、集英社という民間の一出版社に対し、そこの出版物に載せらえた創作者の作品に対して、その内容が「反日(はんにち)的だ、とか表現が不適切だ、不正確だ」という理由だけで、「その作品を回収せよ」とか、「傷ついた、謝罪せよ」とか、「書き直せとか、回収せよ」とかそういうことを、地方政府(ローカル・ガバメント)の議員がしてはいけない。

どうして、そういう事も分からないのですか。
いいですか、たとえば、政権(内閣)の大臣の職にある政治家(多くは国会議員)が、「どうも、この本は、日本国民の感情に合わない表現があるようですね」などど発言した、としてご覧なさい。それを言論弾圧と言うのです。憲法学(法律学の一部)を勉強していなくても分かるでしょう。それでは、政権に入っていない国会議員なら、「個人の意見だから、自由だ。私も意見を言う。私の意見は・・・・」と軽率に言っていいのかを、考えてみてください。 国民の代表(representatives リプレゼンタティヴズ、代理人と言ってもいい)である議員は、法律形式上、全体を代表するのです。地方政府の議会の議員であっても、その地方だけを代表する、ということにはならないはずです。 議員は公務員です。

公務員は、法律によって厳しく行動、言動が規制されている。議員であっても、国民(住民)の代表ですから、品行方正でなければならないとか、その他の厳しい自主規制を受けていることを、皆さん自身が日々の議会活動で知っているはずです。

(それに対して、みんなの代表でない普通の人間たちは、別に立派な人格者である必要はない。他人の権利を侵害したり、犯罪さえ犯さなければ何をやって、どういう変な生き方をしていても、その人の自由です。ただの個人は立派な人である必要など一切ない。どんな生き方をしようが、他の人たちの代表=代理人ではないのですから、他の人人には関係ないことです。しかし、公務員はちがう。)

(それと、たとえば、私たちの学問道場の掲示板に、礼儀知らずに、勝手に匿名、仮名で冷やかしや中傷文や妄言を書き込んで、それを、サイトの運営者である私たちが、不愉快だ、という判断をして削除しても、それを「副島隆彦は言論弾圧をした」と考えるのは、馬鹿の極(きわ)みだということです。個人どうしの意見の食い違いをさして、それを言論弾圧とか言いません。しかし、公務員はそういうわけにはゆきません。)

 議員(公務員の一種)と言っても、ひとりの国民だ、自由に自分の意見を言っていいはずだ、と思うでしょう。ですが、たとえば、小泉首相が、「首相としてではなくて個人の資格で靖国神社に参拝しました」などど言うときのおかしさを、国民みんなが感じますよね。あの問題と同じなのです。公人と個人を自分の都合のいいように分けて考えることなど出来ないのです。

ですから、議員と言っても個人(国民のひとり)であるのだから、あれこれ自由に言論を言っていいはずであり、自分たちが気に入らない、「愛国的でない、反日的な言論や表現であるから」、不愉快だから、間違った考えである殻、と言って、「地方議員の会」というのを日頃のお仲間のよしみで、連絡を取り合って、「抗議文」を出して、出版社に圧力をかけるというのは、法律学の解釈から厳密に考えても、これは言論弾圧になります。

もう一度、念をおして書きます。いいですか。純然たる個人として、一国民として、私の考えと合わないからこの漫画の表現と思想に抗議します、というのは許されます。どんなに激しく抗議しようが自由です。相手の出版社もそれなりの対応をするでしょう。

ところが、貴兄たちは、「地方議員の会」という名前で、こういうことをなさっている。このことの適法性を、いちど法務省の法制局とかに問い合わせて、ご自分たちで再考なさってはいかがですか、と、私、副島隆彦は申し上げます。 

私は、貴兄ら「集英社問題を考える地方議員の会 代表 犬伏秀一(いぬぶせしゅういち)大田区議 事務局長 松浦芳子杉並区議」から、一度話を聞きたいので集まりに来てくれ、というのであれば、喜んで行きます。私とこの問題で自由に討論しませんか。私の考えもお聞きください。

以上の私の文の内容を、貴議員らのお仲間のひとりでもが、皆様にお伝えすることを期待しています。  副島隆彦拝

(転載貼り付け終わり)

副島隆彦拝


◆株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu80.htm

--------------------------------------------------------------------------------
親中国の朝日新聞が「南京大虐殺」を独り歩きさせた
ヤングジャンプの「反日漫画家」本宮ひろ志を許すな!

http://www.asyura2.com/0406/dispute19/msg/497.html

(私のコメント)
本宮氏のマンガについては日記に書いた通りなのですが、副島隆彦氏の見解によれば30万人の大虐殺があったことは否定しており2万人程度が戦闘の犠牲になった学説を支持しているから、いわゆる大虐殺否定派に入るでしょう。しかし首都攻防戦で激しい戦闘で大勢の死者が出たことには間違いない。

マンガの出版社に抗議に行くことに関しては言論弾圧になりかねないから副島氏の意見に賛成ですが、ハンドルネームについてのことについては、どうして実名にこだわるのだろう。副島氏のようにプロのもの書きなら当然ですが、素人ならハンドルネームで投稿するのがトラブルを防ぐ手段だ。ストーカーのような変質者もいるからだ。

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