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http://www.cnn.co.jp/
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200501110008.html
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ラットがオランダ語と日本語を聞き分け? スペイン研究
2005.01.11
Web posted at: 14:43 JST - CNN/REUTERS
ワシントン──スペインの科学者グループは9日、実験用ラットが人間の
言語のリズムを聞き分け、オランダ語と日本語の違いを認識できたとする
研究結果を発表した。動物、特にほ乳類がどうやって言語を発達させて
きたかを解き明かす鍵になるとしている。
バルセロナ大学バルセロナ・サイエンティフィック・パークの神経科学者、
フアン・トロ氏の研究グループが、米国心理学会(APA)発行の実験心理学の
学術誌に発表した。研究で得られた結果は、人間の大人や新生児、サルの仲間の
マーモセット「ワタボウシタマリン」で行った結果と、よく似ているという。
トロ氏はまず、成長した64匹のオスのラットを使い、エサを使ってオランダ語か
日本語の短い文章を聞いたときにレバーを押すように訓練。その後、ラットを
4つのグループに分け、
(1)それぞれの言語を母国語とする人の言葉を聞かせる
(2)それぞれの言語をコンピューターの合成音で聞かせる
(3)異なる人物が話すそれぞれの言語を聞かせる
(4)それぞれの言語の逆回しを聞かせる――という実験を行った。
オランダ語と日本語を選んだ理由としては、この二つの言語の単語やリズム、
構造などが全く異なっていることのほか、以前に行われた同様の研究で用いられた
前例があるからだとしている。その結果、日本語を認識するよう訓練した
ラットはオランダ語に反応せず、オランダ語を認識するよう訓練したラットは
日本語に反応しなかったため、聞き分けができていることが証明された。
それぞれの言語を逆回しにした音を聞かせた場合は、聞き分けできなかった。
研究者は、「この結果から、ラットは特定の人間による通常の会話は、
言語を判別することができるが、知らない人間が話すと区別できない。
大勢が話しても区別できない」としている。この結果は、人間の新生児にも
見られるもので、話す人間が違っても言葉を簡単に聞き分けるワタボウシタマリンと
違う点だという。
トロ氏は、「人間の言語発達において重要だと考えられる、特定情報をラットも
認識できると分かったのは、特筆すべきことだ」と述べている
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