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評価5
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公安警察の手口 ちくま新書
鈴木 邦男 (著)
価格: ¥714 (税込)
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書籍データ
新書: 206 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480061983 ; (2004/10/06)
おすすめ度: カスタマーレビュー数: 2 レビューを書く
Amazon.co.jp 売上ランキング: 3,158
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カスタマーレビュー
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
評価5 第一級の教科書って感じ, 2004/11/18
レビュアー: usmmst60 (プロフィールを見る) 大阪府 Japan
公安ってよくわからないと思っていた自分ですが、固い語り口の本だったら
きっと取っつきにくかったでしょう。鈴木氏の声が聞こえてきそうな自然な
文体。こういう文体の本って、今まであまり見たことがないように思います。
中味もとてもよくわかる。そうか公安ってこういうところだったのか。なー
るほど。いきなり第一級の教科書に巡り会えて大当たり!って感じです。
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
評価5 鈴木氏ならではの仕事, 2004/10/15
レビュアー: カスタヌー (プロフィールを見る)
自らの体験談も交えた、公安警察の生態を生々しく描いた本。
結構ヤバめの話もあるし、公安の陰湿さが次々と明らかにされて、
重い内容なのだが、鈴木氏独特のユーモラスさをまぶした文章で
やや救われる。
が、視点は相変わらず鋭い。抑圧されている側が、抑圧されている
ことをある種誇らしく思うようでは、結局は公安と持ちつ持たれつ
の関係なのではないか、と指摘するくだりはまさに真骨頂。鈴木邦
男だからこそ達しえた知見だろう。
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http://under.under.jp/archives/000142.html
December 13, 2004
公安警察の手口
鈴木邦雄/筑摩書房
これ読んだら荒岱介の『大逆のゲリラ』とかいろいろ読みたくなってきた。僕には屈折した青春群像にしか読めないが、鈴木氏の人当たりのいい素直な書き口がなんともいい。「ころび公妨」なんかもうギャグの世界。でもこれを本気でやられてる人は笑えんやろうなぁ。
本書には公安警察と右翼のベタベタした付き合いが克明に書かれている。しかも公安が右翼にニュース性のある事件を起こすように促すという記述まである。逆に左翼の方はより過激になるようになるように、公安自らが嫌がらせをして追い込むのだという。活かさぬように殺さぬように。
公安警察の手口とは「公安」という時代に取り残された組織を存在させることが前提とはいえ、右翼・左翼の両陣営の対立を明確にし、過激にし、出てきた杭だけをコンコンと打ってやるという、ある意味で戦後の虚構を演出した環境に優しい手口だったのかもしれない。なぜなら鈴木氏が言及しているように、最近では一般人(2ちゃん含む)のほうがよっぽど過激なことを言っているし、すぐにでも暴発しそうな(もしくは動員されそうな)危うさを持っているからだ(潜在右翼というらしい)。そんなふうに思うのは、僕の今の生活が「平和」の中にあるという実感があるからであり、そうした公安の手口を傍観者の立場から遠巻きに許しているからなんだけど。でもそんな虚構は僕には必要ない。
Posted by Syun Osawa at 10:31 PM