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http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200412/sha2004122601.html
メキシコ南東部タバスコ州の州都で、室内で全裸になることが禁止される。来年元日施行の市条例で、違反すれば逮捕されたうえ禁固刑も。当地は、ただでさえ暑い土地柄だけに、涼しい風を求める“室内裸族”派が多いとか。
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おうちでスッポンポンになれない?! こんなチン条例ができるのは、首都メキシコ市から東へ約660キロの都市ビヤエルモサ。タバスコ州の州都で、人口は約50万人に上る。
全裸は一部を除いて公共の場では「公然わいせつ」として世界的に禁止されているが、同市では自宅など私的な場での全裸禁止を議会で決定。違反すれば36時間の禁固または1356ペソ(約1万2600円)の罰金が科せられ、来年1月1日から施行される。
「じゃ風呂はどうすんだよ?」との心配はご無用。同条例はシャワー室まで規制するのではなく、窓の外やご近所さんに向かっての“露出”が対象。つまり外から見えなければセーフで、例えばカーテンを下ろせばOKなのだ。
条例化の背景には、同市のうだるような暑さがある。メキシコ湾南部に面しており、汗だくになるような蒸し暑い気候で知られる街。このため「多くの家は風通しがよく、裸になると爽快(そうかい)になる。だから窓の前を通ると、いろいろなモノが目に入ってしまう」(女性議員)とか。
同条例に反対する男性議員は「こんなバカげた法律で市民を罰するなんて、市民の権利を踏みにじるものだ。それにどうやって取り締まるのか」と憤る。一方、支持する女性議員は「市民が街を歩いて違反者を見つけたら通報してくれるだろう」と自信マンマンだ。
同市には裸禁以外にも「招待状なくパーティー参加禁止」という、これも珍しい条例がある。同国の市町村で可決する条例の多くは「市の歳入不足を補うのが目的=罰金目当て」との地元報道もある。だが、全裸禁止条例で罰金を期待しても、市ではのぞきも条例で禁止されており、発見者が違反者を通報しないケースが考えられ、歳入増には「?」が付きそうだ。
★全裸vs法律★
◆女性全裸走りOK(2002年2月) 米メーン州の女学生2人が全裸でジョギングして逮捕されたが、問題は法律。公然わいせつは「性器」が公然と露出された場合に適用され、女性器は裸になっただけでは表に露出しない。逮捕した警官は「性器は見ていない」と証言。判事は刑事告訴を却下、女性全裸走りOKの判断を下した
◆靴履いてれば(同年9月) カナダ・トロントで行われたゲイ・パレードで男7人が全裸になったため公然わいせつ容疑で逮捕されたが、弁護側は「靴を履いていたので全裸ではない」と主張し、検察側は刑事告訴を取り下げるハメに。法律で全裸は「なにも身につけていない場合」と定義されていた