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国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)は25日に開いた国際研究集会で、東北地方に水田稲作が伝わったことを示す「砂沢式」土器の実年代について、これまでの定説より約200年古くし「紀元前400年ごろ」とする放射性炭素年代測定の結果を公表した。
同博物館は昨年、北部九州での測定を基に、弥生時代の始まりを500年古くする新説を発表しており、東北のデータでもそれが裏付けられたとしている。
同博物館は青森県八戸市の是川遺跡や岩手県北上市の丸子館遺跡などの砂沢式6点について、付着した炭化物を年代測定。その結果、砂沢式が最初に使われた時期は不明だが、前400年を含み前380年ごろまで使われたらしいと分かった。
砂沢式は、東北最古の水田が見つかった青森県の砂沢遺跡(弥生前期)が基準。これまでは北部九州の前期の始まりを前300年ごろとする定説を基に、前3世紀末ごろと推定されてきた。〔共同〕 (22:46)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20041225STXKG030225122004.html