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引用:カラーギャングとは何か?
続発する少年凶悪犯罪 その数は年々著しく増え、刑法犯は戦後最悪を更新している。
そして「カラーギャング」と呼ばれる少年の犯罪も激増している。
数年前に突如現れた新手の非行集団・ストリートギャング。その存在は善良な一般市民にとって脅威であると同時に、謎の多い不気味な集団でもある。
このHPではささやかながらも一般市民の立場からカラーギャングを解明していきたい。
「カラーギャング」、この聞きなれない言葉が現れたのは1997年であった。
場所は埼玉県東武東上線沿いの一帯、赤あるいは青一色の服装・帽子・バンダナ姿の異様な集団が、駅や繁華街・公園にたむろし、強盗・恐喝などの犯罪、そして赤の集団は青集団を、青集団は赤集団と抗争を始めた。
スタンガン・ナイフに金属バットを持ち歩き、大音量でラップを流しながら、ワゴンやキャディラックを乗り回す。
彼等は「赤ギャン」「青ギャン」と呼ばれ、埼玉県の和光・大宮・川口、千葉県の柏などから一気に、池袋・新宿歌舞伎町に流れ込んだ。
▲ 池袋のカラーギャング |
暴走族でもないし、一昔前に渋谷にいたチーマーとも違う、「ギャング」と呼ばれるこの集団は特徴があった。
服装を赤や青、あるいは白や黒に統一し、アメリカのHIPHOP文化を好み、平気で路上強盗や恐喝など街頭犯罪を繰り返す。
喧嘩の時もスタンガンやナイフなど凶器を使うのを躊躇わない。「ギャング」は最も凶悪な非行集団として知られるようになった。
彼等は、特定のシンボルカラーを身につけていることから、「カラーギャング」と呼ばれるようになった。
「カラーギャング」が台頭したのは1999年であった。この年※『池袋ウエストゲートパーク』というドラマが放映され、その影響でギャング集団が池袋に集結、西口公園やサンシャイン通りはギャングの巣窟となった。
池袋・新宿のギャングは渋谷に流れこみ、同時に郊外の住宅地にも出没、オヤジ狩りやカップル狩り、レイプなど凶悪犯罪に次々と手を染めていった。
この「カラーギャング」なる集団は、アメリカで犯罪を繰り返すストリート・ギャングを真似したもので、HIPHOPの影響が非常に強い。
バギーパンツにNBA選手の服、バンダナに帽子、「KANI」のジャージ、チェックのシャツ、「ギャングスタ」と呼ばれるギャング系ラッパーの歌を好み、「ハンドサイン」と呼ばれる独特の意思表示サインを行う。そして「ギャング・グラフティ」として、街の至る所にスプレーで落書きをする。
まさにアメリカのギャングそのもののスタイルだ。
首都圏に留まらず、甲府や松本・名古屋など地方にも波及し、今やギャング集団は、小規模なものも含めて全国至る所にいるといってもよい。
※『池袋ウエストゲートパーク』・・・1999年、TBS。池袋カラーギャングの抗争や猟奇犯罪・麻薬などに巻き込まれていく若者達のドラマ。「IWGP最高」「ブクロ最高」などの名(迷)言が生み出され、カラーギャングが流行するきっかっけにもなった問題作。長瀬智也・坂口憲二・窪塚洋介・渡辺健・加藤あい・矢沢心など豪華メンバーが出演した。
※「カラーズ 天使の消えた街』・・・1988年、アメリカ。監督:デニスホッパー。主演:ショーン・ペン、ロバート・デュバル。
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