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「週刊新潮」2004年12月30日・2005年1月6日号の201頁から貼り付けます。
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
(貼り付け開始)
後継者異変か「神格化」進む「池田大作夫人」
主婦の友社から池田大作氏(76)夫人の香峯子さん(72)が単行本を出版する。題して『香峯子抄』。なんでも、<真摯に生きてきた「ひとすじの道」を、さまざまな視点から取り上げた初めての本>だそうだ。しかし、なぜこの時期なのか。さまざまな憶測を呼んでいる。
「これは、どういう意味があるのか」
創価学会員も、学会ウォッチャーたちも、その持つ意味を考えている。
池田氏にとっての『人間革命』。いうまでもなく、学会員にとってバイブル的著作である。創価学会では、絶対的独裁者・池田氏以外にこの手の自伝を出すことなど考えられないのだが、
「いつかは来ると思っていましたが、これは香峯子さんの“神格化”なんです」
とは、元創価学会広報部副部長の小川頼宣氏である。
「つまり、長男・博正氏の後見人として、今後、香峯子さんの役割というものは増大していきます。線が細く、人望やカリスマ性に乏しい博正氏を、実母の香峯子さんが前面に出て、自身の神格化と共に、博正氏の権威づけをはかっていくのです。そのために自伝を出すのは当然のことです」
池田家による学会支配のためには、池田亡き後、夫人の力は不可欠なのだ。
節目の年の出版
香峯子さんは、結婚前、白木かねといった。
父親が学会の理事を務め、母親も本部婦人部常任委員を経て婦人部長となった学会内の名家。池田氏は香峯子さんと結婚することで学会内で頭角を現している。
ジャーナリストの乙骨正生氏によれば、
「結婚して間もない頃、朝晩の勤行を池田がさぼり、注意しても“俺は特別だから”といって聞かない。そこで彼女が戸田城聖に相談に行くエピソードがあります。香峯子さんは、それほどまじめで控えめな人でした。それが一変するのは、月刊ペン事件以後。池田の派手な女性関係が出て、我慢の限界を超えたのでしょう。以降、“奥様”という称号で前面に出て、人事にも口を出すようになるのです」
創価学会は婦人部によって命脈を保っている。その婦人部から絶大な支持を得ているのが、ほかならぬ“奥様”香峯子さんなのだ。
「最近、池田氏だけでなく、夫妻で名誉市民をどの称号を受ける例が増えています。“偉大な平和指導者を支えてきた”というわけです。着実に神格化が進んでいます」(学会ウォッチャー)
乙骨氏(前出)がいう。
「池田は世襲をしないと、明言していますから、次の会長に息子をつけるわけにはいかない。が、香峯子さんなら世襲にはなりません。かつて池田は、三代会長に就任した時、“戸田会長のすべてを知り尽くしているのは私だけ”と、会長就任の正当性をアピールしました。同じ論理でいけば、“池田のすべてを知っている”のは、香峯子さんなのです」
つまり、次期創価学会会長と取沙汰される原田稔副理事長や正木正明副会長ではなく、神格化された“奥様”が後継会長に就く可能性が出てきたのである。
「いや、一時期、集団指導体制に移った後、香峯子夫人に会長就任を要請し、夫人が固辞する形で、最高幹部会議から博正氏に会長就任を求める形式をとるのではないか。これで手続き上、世襲を否定できる。いずれにせよ夫人の神格化は必要なのです」(元幹部)
ちなみに、創価学金は、
「十数年前から、主婦の友社から再三の依頼があったもので、後継云々などとはまったく関係ありません。見当違いな憶測は迷惑です」(広報室)
というが、池田氏のSGI会長就任30周年、創価学会創立75周年などが重なる2005年初頭に出す自伝だけに、ますます内外の関心が高まっている。
(貼り付け終了)
ポイント
1 日蓮正宗系の機関紙『慧妙』によると、創価学会は2005年までに天下を取るらしい http://www.toride.org/study/198_2.htm が、まだ無理のようです。
2 「月刊テーミス」 2004年12月号 池田大作が「池田教」を宣言する日 http://www.asyura2.com/0411/senkyo6/msg/808.html によると、長男博正への世襲は、2010年の創価学会創立80周年を考えているようです。