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クライン孝子の日記 12・20 14:52採録
http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=119209&log=20041220
■2004/12/20 (月) 教職員組合の横槍で、又も大学講演会中止(1)
今朝の産経ネットによると
<筑波大主催「イラクの生の声聞く」 自衛官講演会また“横やり”
教組反対で延期>
とのこと。
記事によると
筑波大学でイラク復興支援活動に参加した陸上自衛隊
の自衛官を招いた講演会が、直前になって教職員組合から異議があり延期
されていたとのこと。
延期になった講演会は「イラク復興支援と日本−陸上自衛隊の視点から」。
大学の国際総合学類などが主催し日本学術会議が後援したもので、
内容は市民や国家、文化などさまざまな立場で復興支援を研究する目的
だった。
大学でのイベントから自衛官が排除される動きは早稲田大学でも起き
たばかりですよね。
これってれっきとした左翼による強引な政治的介入。
日本の教育がおかしくなっているというのも分からないではない。
そこで、H氏よりこんなメールです。
<現在の日本の公立学校の教師のやる事といったら国旗掲揚の反対、
君が代は歌わないそれだけでなく
■君が代斉唱強要と、脅迫等で告訴状http://www.nikkansports.com/ns/general/f-so-tp0-041201-0029.html
おまけにこんな教師も居ます。(信じられません)
■北朝鮮礼賛集http://haniwa82.hp.infoseek.co.jp/meigen/n-korea.html
こんな教師から学ぶようでは日本の子供達が魂を抜かれた状態になるのは
目にみえています。
抜け殻のような人間を製造しているのでは?
と危惧しております。
世界的なレベルからもどんどん落ちこぼれていっている現状の結果を生み
出した教師や文部省へはこの結果を自分達への通信簿と受け取るべきです。
■日本は数学6位、読解力14位に転落http://nipponsaisei.air-nifty.com/sakura/2004/12/post_19.html >
今一つ、日本の教育の弊害に手を貸した犯人に、出版社や
著者、翻訳者による意図的な出版事業も、指摘しなければなりません、
S氏がこれに関して疑問を投げかけておられます。
長文ですがご紹介いたします。
<沖縄の集団自決に関する歴史教科書の記述に疑問を抱き、
その真実を語っていると思われる『ある神話の背景』の
復刊を希望する中学生の願いを知り感銘を受けました。
小生も1票を投じさせてもらいました。
これに類似する日本左傾進歩的文化人を世に多数排出さ
せた岩波書店が、今日においても反省することなく日本
を貶める作業に勤しんでいる事実を垣間見て仰天し、
言葉を失っていました。-続ー
■2004/12/20 (月) 日本に都合の悪い部分は、完全無視の翻訳(2)
ある本で渡部昇一さんが「紫禁城の黄昏」を一読すること
を薦められていました。
岩波書店から2002年に再出版された
「紫禁城の黄昏」を早速読んでみましたが、何故この本を
推薦されたのか理解できませんでした。
版元が岩波書店であることを鑑みて、もしやと思い原本を
アメリカから取り寄せ、読んで自分の推察が正しかったが
分かりました。
原本の第1章に、
“These are facts which should not be
forgotten by those who seek to understand the background
of the Manchurian problem as it exists today. The Chinese
took no part whatever in the work of expelling the Russians
from Manchurian territory; and there can be no reasonable
doubt that if Japan had not fought and beaten Russia on
Manchurian soil in the war of 1904-5, not only the Liaotung
Penninsula but all Manchuria would have been in fact,
perhaps also in name, a Russian province today.”
from
TWILIGHT IN THE FORBIDDEN CITY by Reginald F.
Johnston published by Amereon Ltd.
という記述があり、岩波が出した翻訳では読んだ覚えのない記述でした。
そこで比べたところ、
第1章から第10章(ここに左傾進歩的文化人にとっては
都合の悪い、日本にとっての重要な記述がなされている)
が完全に無視され、翻訳されずに削除されてしまっていること
を知りました。
自分の拙い訳文(誤訳で)内容を読み間違えているといけません
から、私の拙訳を紹介しておきます。
「ここに書かれていることは、満州問題の背景を理解しようとする
人々によって忘れられてはならない真実である。
中国人は満州の領土からロシア人を追放する工作には一切加担したことは
なかった。
また、日本国が1904-5の戦争で満州の領土でロシアと戦って彼らを
敗走させていなかったとしたら、遼東半島だけではなく、満州全土も
今日事実上、また名目上もロシアの行政府になっていたことだろうと
いうことは何ら疑う余地のない事実である。」
レジナルド・フレミング・ジョンストン著「紫禁城の黄昏」から。
この顛末は、渡部昇一さんも実際に再販の岩波の本を読まれてびっくり
仰天されたことだと思います。
雑誌「WILL」創刊号の「満州は日本の侵略ではない」の中でこの件を
詳述されていらっしゃいます。-続ー
■2004/12/20 (月) これって、著者に対する著作権侵害に当たる(3)
かくの如く歴史的事実を歪曲して日本を貶める運動を今もって
血眼になる意図というものは何なんでしょうか。
これでは、正しい日本の歴史を知りたいと思う日本の児童、生徒、学生は
たまったものではありません。
岩波のしたことは、
読者を蔑ろにするだけでなく、著者ジョンストンの意図を180度反対方向に
捻じ曲げて自分の都合の良いように利用しているだけで、著者に対する著しい
著作権侵害、著者にとっての名誉毀損にはならないのでしょうか
クライン孝子さんはどのように思われますか >
日本語というのは、特殊な、欧米人にとっては、非常に難しい言語で、
翻訳された場合、著者が欧米人の場合、本人は殆どチェックしていない
のではないかと思われます。
ましてや、出版社が老舗岩波書店ともなれば、翻訳者もそのことを
著者に告げて、信用させようとする。
しかしそれにしても、こういうことは出版社も翻訳者も、絶対
やってはならないこと!
私が著者の立場だったら、若しこのことが事実
だったとすれば、黙っていないと思います。
もっとも日本の出版社ってその辺が実に曖昧なところがある。
出版社自体が国際化から取り残されている、そんな気がして
ならないからです。
岩波のこの一件は、その証といっていいのかもしれませんね。
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※ 原文では(3)(2)(1)となっています。
※ この採録と当該URLの内容に違いがあれば、クライン孝子氏自身による更新のせいです。