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2004年 12月 17日 金曜日 14:35 JST
[マイアミ 16日 ロイター] クリスマスの宗教的な表現をめぐって、米国で論争が高まっている。
公共施設にモーゼの十戒を刻んだモニュメントを設置することや、学校で祈りを唱えることなどについて以前にも論争はあったが、今シーズンは、学校でクリスマスキャロルを歌ったり、
「メリークリスマス」と挨拶することも問題となっている。
さらに、保守派のキリスト教団体がブッシュ大統領の再選に大きな役割を果たしたことから、この問題は政治・文化的対立の様相まで呈している。
ある政教分離推進団体を率いる牧師は、クリスマスの宗教的側面について議論が高まっているように見えるのは、「一部キリスト教集団がもつ攻撃的な性格によるもの」とし、選挙などの要因で活気づき、これまで以上に事態を混乱させていると指摘している。
一方、一部のキリスト教徒は、政治的な適切さを追求する風潮が強まるあまり、クリスマスからキリストを排除しようとする動きが起きており、それに異議を唱えているだけだと主張。
あるキリスト教系法律団体の代表は、「地方の学区や自治体では、キリスト教に関連することをすべて根絶しようとする、タリバンのような動きがみられる」と指摘。米国民の80%以上が自分をキリスト教徒とみなしているなか、これは皮肉な事態だと述べている。
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