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中日両国で足掛け4年にわたって撮影された連続テレビドラマ「記憶的証明(記憶の証明)」(全29話)が5日から、中央電視台(CCTV、中央テレビ)で放送され、大きな反響を呼んでいる。監督の楊陽氏は記者に対し、毎日のように同ドラマに対する電話やショートメッセージが寄せられていると明かした。寄せられたメッセージはいずれも、感動と支援の気持ちを表すものだという。
「記憶のない民族には未来もない」と楊監督は語る。「芸術活動に携わる者として、全国の視聴者にこのドラマを捧げて戦争の再考と未来へのあこがれを呼び起こそうとし、当時の振り返りたくない出来事に対する新世代の中国人の考えと心を表した」
中国大陸部で撮影された「記憶的証明」は、第2次大戦時に日本で労働を強いられた中国人労働者の悲惨な境遇をテーマとした数少ないドラマで、「過去」と「現在」が劇中で交互に現れる。「過去」は「記憶」として、中国人労働者が迫害された歴史が中心に描かれている。「現在」は「証明」の部分で、現代で主人公の孫の世代が歴史の証拠を探しに日本に渡るという内容だ。同ドラマは、中日両国の現代の人々の視点から痛ましい歴史の再考するものであり、歴史の悲劇を繰り返さないためには歴史を直視するしかないことを人々に教えている。(編集SN)
「人民網日本語版」2004年12月9日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/12/09/jp20041209_45899.html