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(回答先: 現代の旅団 1991-2003 SBCT関係論文翻訳 (:SBCT太郎) 投稿者 愚民党 日時 2004 年 12 月 10 日 00:01:14)
SBCT関係論文翻訳 (:SBCT太郎)
AUSA 2004 記者懇談会
Schoomaker参謀総長とCody副参謀総長の合州国陸軍協会年次総会における
報道陣懇談会 時 2004年10月26日 所 ワシントンD.C.
:記事日付 2004年11月9日
http://blog2.fc2.com/vortex/?no=23
General Schoomaker: 先ず初めに言いたいのはここにいらして会って下さることに感謝します。ここに居られる大抵の方には少なくとも一度お会いしたことがあると思います、多くの方には何度もお会いしているかと。我々と会ってくださっているということに感謝します。私は、ここにいらっしゃる皆がこういった繋がりを促進されていると思います。思うに、このような繋がりは重要となっています。我々が今日居る状況、とりわけ我々が陸軍でしているようなことは合州国の人々の支援を必要とします。思うに、人々にわれわれがしていることを理解してもらう必要があります。それで、私はあなた方がここに居られることに感謝する次第です。我々二人(Cody大将と)で質問に答えていきたいと思います。
Q:将軍、計画やこれから先数年で実現することについて沢山話を聞いています。少々脅威のことについても伺いたいです。イラクで起きていることと(聞き取れず)をどう見ますか?これから先、2、3、4年後は?どんな段階(聞き取れず)とどうやって(聞き取れず)できます?
GEN SCHOOMAKER: 良い質問だと思います。それで、もちろんあらゆる戦略指導者が解決しようとしているものの1つです。
合州国の国家安全保障戦略は1-4-2-1戦略と我々が呼んでいるものです。1は本土防衛です。これが最重要であることはこの場の皆さんも相違ないと思われると思います。4は地球上の主要地域で抑止できること、最大4つまでの脅威を抑止できることです。2は迅速に2つを撃破すること、2つの作戦級戦争といった遠征です。1はそのうちの1つで決定的に打倒することです。
つまり、以前の2つの主要地域紛争戦略よりも些か複雑です。そしてもちろん、重要なのはこの戦略をこれからさきの指針として、世界をみていく上でリスクを軽減する方法を考えるのみならず、用いていくということです。
私の見解では、幾つかが今日異なっています。我々は、我々が単独の超大国である時代に今やいます。歴史的にこの地位にかつてあったことはないと思います。第二に、世界はこれまでになく小さくなり、これまでよりもはるかに交流する能力とそれを可能にする技術が手に入れられるようになっています。人が地球上を迅速に移動する能力も技術を入手する能力も物事を行う能力も地球上の歴史のいかなる時期と比べても類稀なものです。
我々自身の社会と開かれた西洋の社会はこのような状況においては大変に脆弱です。私の味方では、私が繰り返し述べた、他の方も述べている理由で、われわれは生涯でもっとも危難のときにいるのです。それは我々が、誰かが何をしようとしているか、いつ、どこで、どのように行動にでるのかを正確に知っているからというよりは、彼らの意図が分かっており、どんな可能性があり、我々の弱点は何かを分かっているゆえです。これは先々解決しなければならない大変な問題です。
私にとってテロリズムとは戦術の一部です。言い換えれば、それは主義であり、共産主義やその他と、何であれ運動とその理由を体現している限りにおいては同様なのです。
ですが、我々が直面するのは長期間に及んでほとんど何も起こらないかもしれないが、それは我々が何かの際にいないということではないのです。大変に注意深くなくてはなりません。我々の軍はより広範な様相に対応すべく建設的であらねばならず、抑止として役目を果たすだけでなく、高度な戦闘に限らず、遠征的な意味での、対応的あるいは先制的に知っていること、あるいは知っていると思っていることに基づいて活動する能力が必要です。
私がみるに、我々は自身で決断を下すことはできるが、それのみが我々のすべき決断ではないのです。私が今言っているのは陸軍のことではなく、人々のうちの一人としてです。以前にも言いましたし、皆さんの中には聞いておられた方もいますが、かつてのように照明灯のスイッチの点灯と消灯のように我々は戦争している、或いは、我々は平和にあるとか、平時である、或いは戦時であるというように定める紋切り型はないのです。明るさ調整つまみがついているような状況ですが、つまみを持っているのは我々でないのです。つまり、ある程度の明るさは常にあるのですが、私の見方ではですが、明るさを上げたり、下げたり、我々が必ずしも調整できるとは限らぬ方法で人々が調整したりします。これは以前とはまったく異なる戦略的現実です。そして、機会と警告が異なれば、可能であることも行って帰る能力も変わってきます。私はこれを癌に例えています、癌を寛解させてもいつなんどき悪化するとも限りません。
さて、Dick、何か付け加えることはありますか。
GEN Cody: いいえ、参謀総長、これまでもこの例えを度々伺ってきましたし同意見です。直接観察し、イラクやアフガニスタンをみてどのような結末とするかを定める何らかの解決策を作り出すのはとても困難なことです。思うに、アフガニスタンやイラクでのことなどよりもはるかに全地球的ではるかに大きなことです。それはテロリズムやテロリストは、ごくごく小さな投資で、費用対効果で彼らが我々に非対称的にしてくることを見れば、例えば仕掛け爆弾やそういったもので、我は何百万と何百万ドルを用いて、全部の基地を部隊防護という点で部隊を、そしてその他のあらゆるところで守ろうとします。それゆえ、我々は彼らに対して攻撃を仕掛ける必要があり、駆逐するため大変に、大変に積極的にならねばなりません。
我々は参謀総長が敷き、国防長官も敷いた方向へと陸軍を変えねばなりません。参謀総長が以前にも述べたことを聞かれたでしょう。五種競技選手や十種競技選手を我々は必要としています。高度な戦争では第4クォーターの最後にフィールドゴールで、でなく第1クォーターで勝利しせねばなりません。高度な脅威、我々の自由で民主的な社会を脅かすものに対決できる戦力を建設できなくてはなりません。しかも、第4クォーターでなく第1クォーターで勝利できる戦力である必要があります。さもないと、多数の損害を受けることになります。
同時に、我々はイラクや同じくアフガニスタンで直面しているような内乱型にも対処できる戦力を持たねばなりません。迅速にこれらの部隊を行き来し、これらの型の交戦を行うような対処です。これには異なる形の全志願軍が必要です。兵らにはこれまでと異なる訓練を施さねばなりません。参謀総長と私がいつも我々は訓練方法を変え、下級指揮官や指揮官らに機械的な解決策を与えるのでなく問題をどのように考えるのかを教えなければならないと言っている理由がこれです。低い方の端ではこれらの非対称脅威が、非常に、非常に柔軟性があり、予想できる解決策を持っているだけだったら彼らの術中にはまることになります。予測性は我々にとって不利に働きます。そこでわれわれはこの機会を捉えており、陸軍を変化させることが必要なのです。
冷戦で敵が予測可能だったころは定型が常にありました。敵の行軍表をみて我々の隊形、兵器システム、戦術、戦技、手続きを設計し、予想される時間進行表を撹乱しようとしたものです。我々はこの非対称テロリストにはこのような罠に陥らぬよう気をつけねばなりません。ですが、同時に強健な戦力を構築し、高い方の端で戦闘をせねばならないとしたら、勝利し、大変に、大変に早く勝利できねばなりません。
Q: 州兵がご存知の通り、志願者が5000名から7000名ほど不足しています。これは陸軍で初のことだという懸念があります。これについて少々お話を。心配して居られるのか、どのように対処するかなどです。
もう一点は、イラクで野戦力規模の維持についてです。12月間での輪番については多くの話があります。来年、12月間で輪番するのを止めるとしたら大丈夫ですか?
GEN Schoomaker: 後の方の質問について1つ言わせてください、そうすればあなたが話していることにも繋がります。基本的な戦略上の問いは、”勝利とは何か”です。戦争と戦闘は同義ではないのです。ちょっと通じにくかったかもしれません。戦争は定義上で戦闘と同意味ではありません。戦争しつつも積極的に戦闘しないということもありえます。戦闘が長い間隔を置いて飛び飛びに行われる戦争もあるし、今回の戦争もあるのです。我々が行っている戦争の性格について考えて理解すること、対する敵を理解すること、その文脈で勝利を理解することが本当に重要なのです。
今日異なるのは我々は長期化した紛争をしているということです。我々はこれをテロリズムに対する戦争と呼んでいます。そのようにこの戦争は呼ばれてきています。我々の歴史で初めて、我々は全志願軍となっています。長期化した紛争に全志願軍を投じたことはこれまでで初めてです。ご自身でも思い出してみてください。かつて全志願軍を長期化した紛争に投じた時期があったら教えてください。私もいつのことか大いに知りたいです。我々は75年以来全志願軍なので、30年にわたって全志願軍ということになります。
つまり、陸軍の立場からは、大きな戦略的な問いの一つが将来にはどのような志願制陸軍が必要とされるかというものです。陸軍に志願動機を与えるにはどうするか?どのように陸軍で再任するか?その陸軍の性格は?どんな人々が入っているのか?今の全志願陸軍とは異なるのか?年齢層は高くなるのか?妻帯者は少なくなるのか、多くなるのか?何を必要とするか?
この観点からは、あなたの質問は大きなものだと思います。答えは、はい、です。我々は関心をもっており、ご質問に対する答えを絶えず求めています。
さて、今年、我々はずばぬけた成功を収めました。募集目標を数千引き上げて2003年の71000人から、たしか77000人の目標を設定して77500人で目標達成しました。たしか77550人かそれくらいだったと思います。
我々は再任目標も上積みしました。かつては、たしか、正確な数字をのちほどお伝えしますが、たしか51000人前後だったと思います。これを56000人以上に増やしました。つまり、実際には、除隊停止、転属停止などを除いても本年に現役戦力をかなり増やしたわけです。この方向で今後も継続していくつもりです。来年は募集が80000人、再任目標を継続して戦力を拡張するつもりです。もし、30000人に到達するならば、来年も50000人や60000人へあるいはそういった方向へ続けていく必要があるのか決定することになるでしょう。
現実としては、今日我々は200000人を必要としていると言ったとしても単にそう発言しただけではそうなりません。我々が必要とし再任していけるような人々をできるだけ早く入れるよう動いています。陸軍を縮小するほうが建設するよりもはるかに簡単です、そしてこの点は歴史の中で何度も何度も学んできました。かつて我々が何をしてきたかを振り返れば、建設するときにはつねに困難だったことが分かるでしょう。
ですが、覚えておくべきことは、徴兵制を予想しているものはおらず、徴兵制を欲しているものはおらず、第2次世界大戦で陸軍を建設したときは、一千万を超えました。徴兵制が1票の差で可決されたことを思い出されるかもしれません。1票です。事情はかつてと異なってはいません。そして徴兵制であっても拡張には時間を要します。
ということで、良い質問ですし重要な質問です。
今年の成功を当然と受け止めることは出来ません。ここでは率直に申しています。ご存知のように、り大変悲観的になり、人々の期待を地面に落とすことで自己成就する預言者となることはできます。
我々が必要としていることを達成するのは大変、大変に難しいのです。
とはいえ、私は楽観的でこれには資源を注いでいますし、つまり、採用担当者を増やして、採用部隊を大きくしているところです。訓練基地も拡張しています。我々が必要とする兵士には注意を払い、我々のところに留まるように兵士を動機付けられるようあらゆることをしています。思うにこれはわれわれがやらねばならないことです。
さて、これは陸軍のみの問題ではありません、これは国家の問題です。そしてここで言う問題とは課題のことです。否定的な意味で言っているのではありません。これは陸軍を育て維持し国家を守るという我らが国家の課題なのです。
少々不満を感じることがあるのは、世間で陸軍とその他全員のように人々が話すのを見聞きするときです。なぜならそうではないからです。陸軍は国家に仕えています。これが絶対に必須であるのは私が兵士だからでなく、我々はこれがより一層重要な世界にいるからであり、我々は全様相にわたり対処できる陸軍を持っているからです。そういうわけで私は楽観的なのです。ではありますが、だれもこれまでと同様の課題であるとは保障はできませんが。
それでは、海外勤務期間の長さについてです。我々はたった今は世界中で関与している状態であり、現在の運用では勤務期間を短縮することは大変、非常に困難ですが、変革をすることでこの状況を長期的には正していく必要があります。勤務期間の長さと作戦規模の維持に対する回答は陸軍内で展開可能な部隊の数を増加させることです。これは陸軍の人員数を増やすことと、効率性を高めること、陸軍内部で効率を管理すること、より展開性がある部隊、我々が創設している最中の旅団、つまり行動部隊、を作ることで余裕を作り出すということです。この二つは連携しています。両方やらねばなりません。つまり、訓練、装備、そのため必要なことを全てを意味します。これは大変に複雑なことです。
ではありますが、我々はその途上にいます。昨年よりも旅団数は3個増えました。昔の言い方なら1個師団です。今年はさらに3個旅団増えます。2003年から全部で6個の増加となります。2個師団の増加ということです。このままこの路線でいけば2006年には、さらに4個増えて全部で10個となります。3年で3個と三分の一師団の拡大です。我々はこれを陸軍の拡張と内部の効率の管理の組み合わせで行おうとしています。
ところで、”暫定的”という言葉を聞くことがあるでしょう。今日の午前陸軍長官がこれについて話したと思います。この言葉は陸軍を拡張する話ではありません。どうやってその支払いをするかという話なのです。今現在我々が認可を得ているのは議会が支持して政権に与えた緊急権限により、我々が補正予算を使えているからです。これは我々が装備に支払ったり、近代化したり、工業基盤を整える計画を縮小したり、空洞化させずにすむということです。この均衡を我々は維持しようとしています。補正権限で陸軍を拡張し手当てできればできるほど、同様に拡張しつつある我々の計画を全うし一貫されられます。今年2005年度の大統領予算では要求したよりも15億ドル多くえられました。議会がわれわれに耳を傾けてそうしてくれたのです。
ということで、われわれは陸軍を拡張しています。拡張することが必要なのです。海外勤務期間の長さについて、もう一つ言っておくことがあります。今年の3月から6月の間に我々は244000名を超える兵を中央軍戦域へ入出させました。かりに6月の海外勤務期間にしていたら、例えばですが、その期間に50万名を移動させねばならなかったことになります。
また作戦司令官らのいう問題もあります、「ご存知の通り、6月でやるなら部隊を用いれるのは4月となります。」これは、絶えず、助手席に座って教わり、運転席に座って任務につき、助手席に座って次の部隊に教えるという状況になるということです。たえずRSOI、つまり、受け入れ、展開、前方移動、統合をしているということです。地域の人々との関係や現地での一切の事を絶えず受け継ぎするということでああり、これは内乱においては望ましくないことです。これらは維持するのが望ましいし、連続性が必要です。
Q: それでは、期間を短縮するという考えではないということで --
GEN Schoomaker: 短縮したいのは山々です。今よりも規模をはるかに下げれば、我々はそうなることを望んでいるのですが、これまで話してきたことに資源をより割り振れるようになり、乱れを緩和できるようになります。
Q:12月の現地派遣期間とその後はどうでしたでしょう?
GEN Schoomaker: 規模を縮小するまでは現地派遣を12月として計画しています。
計画はこの規模に堪えねばなりません。が、展開の必要がある旅団数が減少するとわかったら、試しに9月の勤務期間や、6月の勤務期間としてみることはあります。
Q:将軍、(聞き取れず)についての考えをお話下さい。合州国の部隊の増加(聞き取れず)が選挙中に展開(聞き取れず)して警備するとお考えですか。
GEN Schoomaker: そのことについて詳しく話せません。Casey大将にどんな計画を立てているか伺うべきでしょう。選挙中の治安対策については幾つか選択肢があります。部隊を多く展開させるか、期間を延長させて重ね合わせるかなどです。幾つか選択肢がありますが、彼ら(CENTCOM、イラクでの軍事指揮をしている)と話すべきことです。なぜなら今現在のところ、私の知る限り、1月に向けてなおも順調に進んでいるからです。そうでしょう?
GEN Cody: その通りです。OIF-TからOIF-Uへの移行は95日間で行われたことを考えてください。これはアフガニスタンとイラクの間であり、全体の数字は以前申し上げた通りです。6月にはイラク暫定政府ができ、1月には選挙があることを踏まえて、Abizaid大将は統合参謀本部と協議してOIF-Vを3つの輪番に広げることにしました。そして、参謀総長がたった今述べたこと、つまり常に対内乱において接触を維持するために、我々は大戦力を持っていませんので、戦力の大半を時間をかけて輪番させていくことになります。つまり、実際のOIF-Vの輪番はこの9月に始まり、第25師団第1旅団、ストライカー2が第2歩兵師団第3旅団、ストライカー1に交代し始めています。
ということで、ある程度の柔軟性をえられる方法で戦略的に輪番しています。
ストライカー2の全人員を空輸してストライカー1の装備を使います。ワシントン州フォートルイスにはストライカー2の新品の装備が残されます。次に、ストライカー1がフォートルイスに帰還し、迅速にこれを再装備し、安定化することで、ある程度の戦略柔軟性を我々が持たねばならぬときには既に準備済みの装備を用いることができます。これが9月のことです。
さて、OIFの流れをみてゆくと、来年の4月までは終わりません、つまりそれほどの長期間に広がっているわけです。最初に第256がルイジアナ州から、ついでテネシー州の第278、これは装甲騎兵連隊です。二つは別々の地域に行きます。それからWebster将軍の第3歩兵師団、この旅団の最初の1つを動かします、それからアイダホ州の第116、そしてちょっと次の部隊を失念しました。
GEN Schoomaker: 第42師団。
GEN Cody: そうでした、第42師団が行きます。この期間全体に広がっているので一度に1旅団のみ変えてゆく必要があるだけで、全体の輪番も広がっているわけです。OIF-Wもこの方法で準備されています。
アフガニスタンについては、ご承知でしょうが、OIF-TとOIF-Uの間に交代しました。アフガニスタンでも第10山岳師団と第25で同じ方法でやりました。これは12月をかけての交代です。
輪番の期間を広げたのは、Abizaid大将の要請によるものでより円滑に進むようにとのことからです。
Q:輪番を前倒しすることもできるのでは。
GEN Cody: 前倒しする能力はあります。ですが、この規模の対内乱では、我々が注いでいる戦力では、輪番の交代期間を広げて、あちらで戦闘している戦力で常に圧力を保つことに意味があります。ご存知の通り、彼らはイラク国家警備隊を建設しており、我々の部隊はイラク国家警備隊の部隊とともに連合の一部として行動しています。つまり、繰り返しますと、最初は連合やイラク国家警備隊の部隊と12月一緒にするのが、一度に6月で陸軍部隊が来ては去って交代するよりも望ましいのです。このような事情が絡んでいます。
我々の計画ではより厳しい場合も見ています、そして現地の状況が変われば、イラク側が周囲の支配、ついで22都市の周辺地域支配へと入っていけば、Abizaid大将が暫く前に説明したと思いますが、我々は陸軍参謀長と長官にいつ9月の海外勤務期間に戻れるか、いつそれが筋の通ったものになるかを検討するよう任務を与えられています。いつ我々は6月の海外勤務期間に戻れるのか。我々はAbizaid大将の決断と現地の状況に応じてこれらを決めることになります。
Q: 第1騎兵は? どうでしょう(聞き取れず)?
GEN Schoomaker: 要請されていません.
GEN Cody: 要請されていません。繰り返しになりますが、その理由の一つは、第1機甲師団と第2軽騎兵連隊で起きたことを思い出せば、我々は大変に短い期間で交代しなければなりませんでした。今回は交代期間を広げたことで、戦闘司令官はより予想が立てやすくなり、現地の支配が容易となり、部隊を移動させる際に重畳させるにあたって柔軟に行うことができます。
Q: 選挙が進むにつれてイラクでの戦力規模についてはどうですか?
GEN Schoomaker: はっきりと聞き取れません。
Q: (聞き取れず)
GEN Cody:おっしゃることを掴めました。展開を早める能力があるかということですね?もちろんあります。要請はされていませんが、要請があれば一斉に送る能力はあります。
GEN Schoomaker: アフガニスタンが例になるでしょう。中央軍はアフガニスタンで上積みを求めたので、われわれは --
GEN Cody: 第82師団の1個大隊です。
GEN Schoomaker: そうです。選挙期間中派遣しました。短期間の事前通告の展開で短期間で帰還しました。我々には能力はあります。
GEN Cody: また、同じ帰還に機械化と機甲任務部隊をイラクからISAFの支援で選挙期間中送りました。
GEN Schoomaker: それにMEU、海兵隊も使っています、戦域での予備部隊としてでした。
Q: これからの2,3年で、将軍、イラクやアフガニスタンで進行している戦争に対処できる戦略的柔軟性を持てますか?また、朝鮮で勃発したり、リビアの新しい友人が再び裏切ったり、他の紛争地域で緊張が高まったら対応できますか?
GEN Schoomaker:最も負荷となるのは朝鮮でしょう。リビアがこの種の問題となるとは見ていません。思うに、あらゆる可能な対応策を上回るような最悪の事態を想像して想定を作ることはできますが、現実的には我々はかなりの程度安心できると思います、つまり予測しうる事態に対応する能力はあるからです。
そして注意を向けるべきことがあります。これまでのように物事をする必要はもはやありません。我々には統合能力があり、基本的により強力で、より柔軟性のある方法で戦うことが出来ます。そして、人々の信頼は我々がそうできる能力を持ったことでかなり高いと思います。
陸軍を再任で保っていることは外せません。第3歩兵師団ではおよそ70%が戦闘経験者です。イラクに戻るということを知ったうえで、第3歩兵師団では3700名が再志願しました。わたしのみるところ、これは類い稀なことです。ほぼ70%が戦闘経験者の師団を持っているのです。
これは事に掛かるのに大変な時間を要するような部隊ではありません、そして我々の活動している方法では大きな利点となります。
国内に我々が持っているものや能力をみると、これは大変に良いことです。ということで、答えは、
Joe、非現実的だが大変に困難な想定を作ることはできるが、少なくとも我々が対処を求められている想定については、私が思うに我々の能力はかなり高いです。
Q:変革について話して頂けますか。1年前就任して我々に話したのは沢山の任務部隊を作ったということで、それからまた数個の任務部隊が追加されました。評価としてはどう考えていますか?これらの任務部隊について目標を達成していますか?新たな任務部隊や目標を計画されていますか?
GEN Schoomaker: では、先ず私が、ついでDickからも話してもらうことにしましょう。というのも、Dickが陸軍のキャンペーン計画を担当しており、細かい点まで話せますから。
前回話してから2つの分野を追加しました。行動可能な情報と焦点を持った補給です。進みつつ学び、やる必要があることを見出しています。そしてもちろん幾つかは統合階梯へと移りました。
移行した任務部隊については解散していますし、実験任務部隊から実地任務部隊に移っているのもあります、つまり大きく進んだところもあります。思うに多くの点で我々がこれまで考えていた路線よりも先んじていると思います。言い換えると、より多くを学んでいるということです。ある点では思っていたよりも少々難しかいところもありますので修正しなければなりません。しかし全体としては我々は大変軌道に乗っています。
例えば、我々は340000人枠を、現役、州兵、予備役を通じてですが、調整する必要のあった100000人でそうすることで、転換しました。これはかなりの進展です。我々は陸軍をおよそ15000名拡張しました。我々は規格化旅団を創設しました。我々は規格化旅団を展開しています。我々は迅速に航空に手直しをすべく迅速に動いているところです。我々は訓練体系を変更しました。我々は兵士の初期入隊訓練を大幅に変更しました。これまでにほぼ400000着のボディアーマーを生産しました。5000両の装甲向上ハマーを生産し、他の車両にも装甲を施しています。2003年、2003年の夏の時点では我々の有していた装甲向上ハマーは500両でした。今ではその10倍が要求に応じて戦域に移動しつつあり、ほぼ8000両となっています。我々は約13000、たしか12800だったと思いますが、の追加装甲セットを購入しました。ボディアーマーについては信じられないほどです。月1200着から月25000着以上へと今やなっています。迅速配備運動もあります。展開する全部隊は州兵、予備役、現役の区別無く一線装備を持っています。これは並みならぬ進歩であり、とても、とても誇りに思います。議会の支持と与えてくれた拠出と、政権が我々に与えてくれた裁量無しにはできませんでした。これは政治的な発言ではなくて、現実のことです。
今年は6つの決定をしました。これらはそれ自体で10年に及ぶ決定です。規格性、陸軍の近代化をこの路線で行う裁可、30000人の拡張、コマンチのキャンセルで得た資金を持って陸軍航空の変更に用いること。これらは大きいです。実際のところ、正確な数字は覚えていませんが、私の理解ではコマンチの終了に伴う終了費用はほとんど無かったと思います。
終了費用がコマンチ関係でほとんどなかったのは、仕事を切られた人々に恩恵があり、終了することが最善の利益だからです。それで大変うまくいきました。146億ドルのコマンチ計画に充てられていたのを手直しが本当に必要なところに最大限生かします。
ついでFCSを加速していることについても触れておきます。現在90億ドルほどの積み重なった計画があり、現有戦力に4つの分野で積みあがっています。現有戦力は今世紀のこれから10年も我々とともにあります。M1、ブラッドレー、アパッチはFCSへと我々が移行し、どのように編成し、どのように戦闘し、どのようにすべきか学ぶ助けとなります。これは大変なことです。第1騎兵師団は現在バグダッドでネットワークという点では我々がFCSで構想しているまさにそのもので活動しています。
数ヶ月前バグダッドで第1騎兵師団を訪問した際、戦闘状況報告を受けました。我々は20分ほどで全師団状況更新を受けました、IP上で音声、John Maddenのライトペン、共通画像などを用いてです。素晴らしい、大変な力でした。これこそがストライカーが北から移動して状況認識を維持し、途中48時間で2つの戦闘を戦えた理由です。これが作戦級での本当の機敏性です。
さて、FCSですが、戦域において多くのリスクを抱えた計画を行い、ある要素、ちょっとどういうのかは分かりませんが、によりこのリスクを軽減するのは大変なことです。我々がこの計画を完遂できる可能性が大変大きいです。私は良い手ごたえを感じています。また産業界も、そして沢山の人々もそうです。
そして、我々が2004年度を決算するにあたり助けを求めたことで行われた共同決定について触れます。海軍、空軍、海兵隊は45億ドルほど決済してくれたので産業基盤を閉鎖せずに04年度を決算できました。我々は変革に関する問題や事項を減速せずに済みました。そして繋ぎとして補正で250億ドルが発効次第使用可能となりました。これまでそのうちの数十億ドルを前渡しで得ています。
6つの大きな決定がありました。そのどれもが従来は10年は掛かるものでしたが、一年で6つ決定したのです。これは我々が現在していることに大変役立っています。我々は行っていることに大きな支援を得ています。私は我々が冬を越える能力については大変楽観しています。既にこれまでとは別の陸軍となっています。
Q:能力という点と(聞き取れず)から(聞き取れず)戦力について前もってお話できますか?勤務期間、州兵部隊のは、来年あたりも18月の予定でしょうか?
GEN Schoomaker:我々が活動している指針では連続24月まで州兵を動員することを認められています。勤務期間の短縮のことに戻ります。6月であれ9月であれ、準備には1年の場合と同程度掛かるので動員期間の大半を使用できないで消費することになります。準備と解除に掛かる期間と回転の兼ね合い、これが一つの問題です。
Dick、これについて話してください。
GEN Cody:参謀総長が言っていたことを纏めてからあなたの質問に戻ることにしましょう。
参謀総長が就任されたとき、TRADOCと参謀に関心領域を示しました。ご存知のように、我々は航空任務部隊を作り、ついで他の関心領域を出しました。それらは今全て陸軍参謀へ戻ってきています。同時に我々は陸軍キャンペーン計画を作りました。今していることは焦点を持った補給、行動可能な情報でと同じくこれらの関心領域全てに直接観察を置いています。これら二つは参謀総長が最後に追加したものです。
これら全ては参謀総長と長官へと戻り、報告され、決定がされ、我々は動き始めています。規格性、陸軍航空の再編、同じく航空の規格性がそうです。
規格性と航空だけでもこれらの領域の幾つかの間での相互作用をもたらしています。DOTLMPF、教義、組織、訓練、指揮官養成、資材、人材、そして施設をみると、規格性という大きな決断、指揮構造を4階梯から3階梯へ圧縮することで、どのような補給を構想するかについての要因となります。上位ではより統合的に、下位ではより焦点をもち相互作用的になります。というのは我々は、旅団戦闘団は3種類のみを有することになるからです。
最も大きな決定は陸軍の共通の土台としては師団から抜け出したことです、師団という10個の互いに似つかぬものではなく、3種類の共通の土台となる旅団戦闘団を有することになります。この決定は陸軍航空についての決定とともに、参謀総長がそれぞれを長官と昇任したことで、陸軍キャンペーン計画を作成することができるようになりました。この計画はどのように補給、情報、戦術人間情報から戦略情報まで、がどのように変えていくかの原動力となります。どのように訓練を変えたのでしょうか。今やこれらの旅団戦闘団は360度の戦闘空間を持ち、兵士全員が交戦できねばなりません。これが訓練を支配しています。またどのように訓練センター、戦闘訓練センターをみていくかを支配しています。大変な変化であるのを見ております。また我々がどのように指揮官を養成するかについても変えねばなりません。そこでこれを少々話します。
つまり、これら全ては相互作用しつつ進んでいます。参謀総長が下し、長官が下した規格性、陸軍航空、そして機関陸軍についての要望などが元となってです。TRADOCを率い、陸軍資材集団を率い、全てはどのような陸軍を我々が作ろうとしているかに向かってです。
このように今動いており、陸軍参謀とMACOMSが週に一度、参謀総長が検討を命じた各領域について検討しています。この新部隊に、あらゆる教義、あらゆる組織変更、訓練の変更、指揮官養成の変更をこれから4、5年かけて行っていく上で決断時点が途中に設けられています。これらすべてを大きな戦闘に関与しつつ行っています。ということでこれが陸軍キャンペーン計画のしていることです。
OIF-Wについては、Abizaid大将とCasey大将の要求により決定された部隊ということになります。彼らが求めている要求として私が今知っているのは、OIF-W向けに新たな2個師団下で少なくとも8個の新行動部隊旅団戦闘団です。
Q: 一般の言い方で言いますと?
GEN Cody: 一般の言い方では、2個師団がより頑強な指揮統制能力を持つよう再編されます。これまでの編制での師団や軍団を見ると、新たな師団本部は、我々はUExと呼んでいますが、指揮統制についてはこれまでの軍団が持っていたのに等しい能力を持つことになります。
GEN Schoomaker: 現在の第1騎兵師団が有するものすら上回ります。
GEN Cody: その通りです。旅団戦闘団は我々が取り入れているネットワーク結節の開発と絡み合って進んでいます。これについてはある程度第3歩兵師団で見ることができますが、新たな8個旅団戦闘団は、帯域をとってみても、指揮統制帯域が、我々の最もデジタル化された師団である第4歩兵師団と比べて2倍から3倍です。
GEN Schoomaker: たしか、第4歩兵師団の帯域は4MBから6MBあたりです。これが最もデジタル化された師団です。我々が取り入れているJNNにより、帯域は40MBから60MBへと増やせます。これはリーチバックや分析やより下位の戦術階梯で国家システムへアクセスが巨大となるということです。これはUAVやUAV上のセンサーを端末とできるということです。これは作戦負荷、全員の作戦図を拡大できる能力が向上するということです。
Q: 重戦力とより軽い戦力のISR(#訳注 情報、捜索、偵察)、なんと呼ぶのであれ、のことですか?
GEN Schoomaker: 軽と重で話すというのはほとんど物の役に立ちません。
Q: Cody大将、2つの師団を挙げておられましたが、第4歩兵師団と第101のことを具体的に話されていたのですか?
GEN Cody: 我々はまだ発表しておりませんし、ここで明らかにするつもりはないのですが、参謀総長がそれを望めばそうなります。
陸軍、旅団、師団を新編制へ変革する衝撃力を維持しつつ、同時に戦闘司令官のあらゆる要求をかなえ、戦務支援部隊での混乱、これは適切な言葉だろうとは思いますが、をある程度緩和し始められるような予定表通りに我々はやっています。行動部隊を建設し、申し上げた通り、次の輪番では8個を送ることになります。我々の能力、行動部隊は全て同一ですから、上位階梯での戦務支援への要求は低減しますので、維持する能力からある程度の負荷を取り去れるようになっています。
Q:ということは現役と予備役の比率は60対40や50対50となるのですか?
GEN Cody: OIF-IVでですか?
Q: はい、およその見当で。
GEN Cody: 今回の輪番よりは減少するはずです。今回の輪番では7個の州兵旅団戦闘団相当がOIFとOEF全体で出ています。OIF-IVでははるかに少なくなります。
OIF-IIIとOEF-VIIでは予備役部隊からおよそ7個旅団戦闘団が出ることになります。
これは OIF-IIよりも1個か2個多いです。40%以上になります。
Q:振り返ってみて、(聞き取れず)、(聞き取れず)を縮小したことは正しい決断でした(聞き取れず)?
GEN CODY:現地の司令官が自身の脅威分析に基づいてそれらの決断を下しました。 OIF-IIに入る際、現地の司令官はパトロールの増加を求めました。イラク内で1日1200から1300回のパトロールをしているのは、司令官がこの柔軟性を求めたためです。彼にこれを供しましたが、もし彼が必要ならより多くの機甲を供する柔軟性もありました。時が経つにつれ、彼はより多くの機甲を供するように求めました。我々はこれをクウェートの陸軍事前集積装備とご存知のように米大陸本土から機甲を運んで供しました。
現地の状況が変化したのです。実際にそうであった以上の速さで装甲向上ハマーを生産することはできなかったので、繋ぎとしてブラッドレーと戦車をより持ち込みました。良い決断だったか批評したり評価したりするつもりはありません。あちらでは状況は大変流動的でしたし、我々は司令官の望むものを供するだけの柔軟性はあったと思います。その後、司令官が現地で要求を変更したので、我々は供することができたし、大変手早く供することができました。
Q:それでは、これから先を見ると(聞き取れず)?
GEN CODY: こちらから話はしていません。彼らがどんな部隊が良いかを話して、OIF-II.よりもOIF-III は重くなっています。
Q: IV は一層重くなりますか、それとも同じくらいですか?
GEN CODY: ついこないだ戦闘司令官に新たな行動部隊旅団戦闘団の能力について説明したばかりです。行動部隊旅団戦闘団はこれまでのと比べて8個から11個へと機動中隊の数が増えています。もし戦闘司令官が機甲とともに来るのを求めればそうします。もし、彼が三分の一から三分の二、あるいは50対50で来るのを求めるならばどちらでもできます。我々はどちらでもいける態勢にあります。
Q:OIF-IVでは、来年遅くから、06年と07年にかけて展開することになりそうですか?時間予定表はどうですか?
GEN CODY: OIF-IIIの輪番は9月に始まりました。12月勤務期間でやっていくならば、最初に交代する部隊は来年となります。OIF-IVは9月に始まり、恐らくは06年4月に完了するでしょう。
Q:第42歩兵師団が師団本部と2個独立増強旅団で OIF-IIIでの機動戦力の半分を供することの重要性をどう見ておられますか?
GEN CODY:幾つか思う点があります。両面から見てみましょう。第3歩兵師団がその新行動部隊旅団戦闘団2個と、2個州兵旅団戦闘団を、これら旅団戦闘団は冷戦のときとは異なるものですが、有するというふうに見てみてください。これらの旅団を動員するにあたっては、我々は絶対に再編し、友軍位置追跡装置を与え、また多くの指揮統制向上を施しましたが、これらは現役旅団に行き渡っている最中のものです。
形としては第42が2個予備役旅団と、又、2個現役新行動部隊旅団、つまり、第3歩兵師団が固有の2個旅団と、そして第256、また、確か記憶では第278が行くことになります。さて、参謀総長の構想や陸軍構想での規格性でどこに進みつつあるかを考えてみてください。そして、互いに同一の陸軍、大変融通性があり、戦闘司令官に大変に機敏で、融通性と柔軟性がある部隊を供し、同様に機敏で融通性がある一階梯の戦務支援と、さらに上の階梯では統合補給により維持できる陸軍を持てるのです。つまり、我々はこの輪番でこの最初の機会を得るわけです。
GEN Schoomaker: ところで、どうしてこのように進んでいるかというと、それは戦域で部隊が任務分析をして、これを要求したためです。これは第一段階、バグダッドへの進撃といった主要戦闘作戦で師団や旅団が隣接して戦闘空間にあるわけではないのです。これは分散化した部隊を持つということです。かれらはやりたいことをみてみて、どんな種類の部隊を求めるか、どんな装備を部隊がして欲しいか、その他もろもろを我々に伝えました。そして、旅団の師団本部に対する関係は全体の形が分かってから決められたのです。
OIF-IVに入る頃には、ある師団本部が5個旅団を傘下としている一方、ある師団本部は3個を傘下としているようなこともよくみかけるようになるでしょう。というのも部隊と任務との関係もそのころには変わっているでしょうから。
Q: CENTCOMのみている任務の変化とはどんなものですか?どんなことを伝えられましたか?(聞き取れず)戦力は(聞き取れず)により左右されるのですか?
GEN Schoomaker: OIF-IVに入る頃には、それどころか入るよりも前には、彼らが構成を変えたり、あるいは我々が送るものが変わったりするでしょう。彼らの要求が小さくなることもあるでしょう。彼らの要求が大きくなることもあるでしょう。彼らは異なる取り合わせを求めることもあるでしょう。
Q: 短期的には、あなたがたは 要請に基づいてOIF-IIよりも重くなると言っておられ --
GEN Schoomaker: より重くなるといいますが、これについては慎重になります。部隊により装甲車両が含まれるという意味ですか?
Q: そうです、機甲が多くなる。
GEN SCHOOMAKER: 我々にその準備はあります。
Q: それで、Cook将軍が様々な理由から部隊はより重くなると最近発言されたと思いますが。
GEN CODY: そうなっています。というのは、ご存知の通り、 OIF-IIが三分の一から三分の二で開始して、時間が経つにつれ我々は戦闘司令官の要請に応じて支援し、一層の装甲車両を彼の部隊に追加し、その一方で彼は装甲向上ハマーやその他我々が供したパトロール車両を保持しましたからです。
GEN SCHOOMAKER: 不安の一部はこれがある程度不確実だということです。我々が構築する必要がある一つは不確実に対応する能力であり、よってこれは能力の問題です。我々は司令官のために広範な活動を計画しておき、時が至ったらば適用できるようにしています。我々が今知っていることに基づいて予想しているのですが、これは予想の下端ではなくある程度高く余裕をみて、OIF-III の終わりや、 OIF-IVの最初に必要な戦力、いくつの旅団が必要となるのかを予想しています。これは状況は変化しうるからです。
Q: 来年の陸軍の(聞き取れず)のつかみを教えて頂けますか?そしてとくに、あなたがたが例年以上の支出を(聞き取れず)、作戦頻度が高まっていることで。
GEN SCHOOMAKER: 繰り返しになりますが、我々は現在の位置を知るのみです。OIFとOEFを足し合わせると戦争は一月に57億ドル掛かっています。たしかアフガニスタンは9億ドルでイラクで掛かっているのは大体…
GEN CODY: ざっと50億ドル、約48億ドルです。
GEN SCHOOMAKER: 大体そのへんです。つまり大まかな数字としては55億ドルから60億ドルです。その大半を補正予算で払っています。我々がやろうとしているのは補正予算で部隊を整えて、作戦頻度と補修、弾薬、その他全てを支払い、計画にある変革予算を保つことです。
つまり、この速度で続けば、そのことをお聞きなのだと思いますが、陸軍の要求としては350億ドルから400億ドルを(2005年に)追加することにおそらくなるでしょう。
Q: これは予想外でしたか?この分野で仕事されてきたのですからお話願えませんか。
GEN SCHOOMAKER: どの車両や航空機をみるかによって違いますが、通常の疲労の3倍から10倍となっています。これはどれであるかによります。加えて戦闘損失があるので補充せねばなりません。これは調達予算です。
我々は未来に向けて組み直しをせねばなりません。補充する必要があります。損耗した車両は入れ替えねばなりません。現地に車両を残して人員を輪番させている理由のうちには、可能な場合には補給処の整備能力を最大限に生かすことと、戦域にある装備の寿命を延ばし、維持するため補給処能力を前進させるということがあります。
Q: 規格性に掛かる費用は含まれていますか?
GEN SCHOOMAKER: 規格性にかかる費用には補正予算に含まれているものもあります。なぜならそれは戦闘に行く部隊の訓練、装備、形成に関係するものだからです。
Q: 補正予算は350億ドルだったでしょうか?
GEN SCHOOMAKER: そうです。戦争費用、つまり装備補充、装備整備、燃料、弾薬、実際の戦争遂行に掛かる予算です。
Q: 今年ざっといくら使いましたか?
GEN SCHOOMAKER: たしか500億程度だと思います。これは大まかですが。正確な数字はお知らせしますが、たしか500億程度です。追加された予算は350億ドルから400億ドルです。繋ぎの補正として250億ドルのうちの160億ドルを得ました。これらすべてを足し合わせると500億ドルから550億ドルにおそらくなるでしょう。
Q: Kern将軍が話された組み直し費用についてはどうですか? 350億ドル(聞き取れず)のうちに含まれますか?
GEN SCHOOMAKER: いいえ。整備費用は補正予算に含まれます。ご存知のように、我々はそのようにしたのです。砂漠の盾と砂漠の嵐、一般にいう第一次湾岸戦争を思い出してみてください。私はあれは初めての現代戦だといえると思います。これは見方により異なるでしょうが。さて話をもとに戻します。当時、我々は戦争から先2年間で整備する予算を与えられました。つまり、我々がしているのは組み直しですが、これまでと同じく組み直すのではなく、将来に向かって組み直すことを望んでいます。これゆえ、規格性に掛かる費用のある部分はそのうちに含まれるのです。我々はなおも組み直す必要があります。我々はこれまでとは異なるべく組み直すのを求めています。
Q: ’06予算、丁度整え終わったばかりのですが、1個大隊余計にストライカーを購入されていると思います。これらについてはどんな計画をされているのか、(聞き取れず)おつもりですか?
GEN SCHOOMAKER: それは’05予算だとおもいますが --
GEN CODY: 盛り込まれている大体6億ドルについてですか?
GEN SCHOOMAKER: それは’05に入っています。
Q: あっ、'05でしたか。これについてはどう計画されていますか?戦闘を和らげたり、(聞き取れず)試験をするつもりですか?
GEN SCHOOMAKER: 幾つか選択肢はあります。最終的な決定がどうなるかは定かではありません。特殊作戦部隊がストライカーに関心を持っています。様々なことができるでしょう。現有のストライカー部隊に加えることもできます。これについては各部隊を眺め渡すこともできます。
GEN CODY: 規格性の利点は、3種類の旅団戦闘団を持つことで、単位ごとに追加でき、どのように維持するかの問題で部隊に手を入れなくて済むことです。ですが、我々はこれらのストライカーについてどうするか結論に至っていません。ですが、陸軍参謀総長がFCSの広範な開発について下した決定は、ストライカー部隊を追加する上でさらに選択肢を広げました。
GEN SCHOOMAKER: ストライカーはFCSではありません。これは重要な点です。ですが、我々がストライカーで実験できないということではないです。FCSでならできるであろうことをストライカーを代替として使ってまねることはストライカー旅団の能力ゆえできます。ともあれ、ストライカーは戦場でおそらくはもっとも生残性の高い車両であることを証しています。大変に、大変に生残性があり、また大変有用です。それにストライカー旅団は我々の有する世旅団の中で最も歩兵が多いのです。およそ1700名の歩兵がいます。重旅団は約700名かこれより少し多い程度です。
GEN CODY: 1000を少々超えます。
GEN SCHOOMAKER: ストライカー旅団は多くの歩兵がおり、機動力もより高く、より防護され、よりネットワーク化されているので多くのことに使えます。
Q: (聞き取れず)ストライカー反対勢力の動機は何ですか?
GEN SCHOOMAKER: その人々は--私にはわかりません。あなたの推測は私と同じくらいでしょう。ですが、他の物をつくっていてストライカーが成功しないことを望む人々はいると確かに思います。彼らは他の物を作って売りたいのです。我々は大変に注意深くならねばなりません。
我々が作ったり買ったりする必要があるのは我々がしなければならないことに最適のものです。我々は大変に、大変にストライカーの備えているものに満足しています。手を入れなければならないところはありますが、全体としては大成功であり、兵士は大きな信頼を寄せています。
Q: あなた方は予算の配分をより多く必要としています。この24%(聞き取れず)についてはまず脇においておきます。今日のテロリズムとの戦争ではあなた方が明らかに(聞き取れず)を持っています。将来を見た場合、FCSやその他やろうとしていることは、まことに多額の資金が掛かるでしょう。あなた方はPOMで280億ドルと400億ドル不足しています。予算の配分を変えることについてはどうお考えですか?次のような議論、FCSを必要とするほどには潜水艦を1隻作るのは必要ないというのは正しいでしょうか?本当に真剣にかつ血みどろとなる可能性をはらみつつもこの国が何を作り、(聞き取れず)この長引いた戦争を戦うに何が必要なのかを議論すべきときではありませんか?
GEN SCHOOMAKER: これについてはそのような方法はとりません。予算を配分する最良の方法は均等に配分することだというのは不自然だと思います。国家と国防総省がこれについては包括的に考える必要があるのであって、実際にそうしていると思います。
Q: 不自然かもしれませんが、そのものを見てみれば、お金に関することです。
GEN SCHOOMAKER: そうであることは分かっています。他の見方をしてみることで答えに到達するのではないかと言っている次第です。とうのつまりには我々が支出するのは計画予算と補正予算の組み合わせですが、われわれがやっていることについての真の購買力を見てみれば、可能なうちではこれまで得てきた割合よりもかなり多く得ています。250億ドルの補正予算のうち、我々は160億ドルを得ました。これから先へ進むには作ったものを維持する必要がありますし、思うに作ったものの有用性が自ら証することになるでしょう。
私の見方では将来の戦場ではどのような必要があるかをみればこれもおのずと分かります。現在のところ、我々は実際、これまでよりもはるかに大きな購買力を得ています。
さて思い出して欲しいのは、他軍種の計画が別の軍種へ拠出することもあるということです。空軍には多額の宇宙(聞き取れず)があります。海軍は我々が使用しているものを有しています。我々は他軍の衛星によって通信しています。衛星は高価です。つまり、これは母のアップルパイを分割してどの子供にも同じ大きさが行き渡るようにするというようなことではないという理由はこれです。むしろ、これは適切な均衡と能力を我々が得てどのように拠出していくかという話なのです。
Q: 陸軍では何隻の潜水艦を使っているんですか?
GEN SCHOOMAKER: 特殊作戦部隊がかなりの数を使っていますと申しましょう。潜水艦のかなりの数を改修して運搬体を運べるようにしております。他にも潜水艦のしていることがわれわれのやることを支援していますが、ここでは話せません。
おっしゃるとおり、我々が直接に全ての場合で乗っているわけではないですが、確かに、海軍の能力の中には統合火力として私たちが必要なものが含まれています。我々がリーチバックをするとき、我々が必要とする情報が彼らが我々に与えるうちに含まれています。彼らが我々に供する能力には陸軍にない能力であり、統合能力です。我々はこれを活用しています。繰り返しになりますが、この質問に対する対応はパイを均等に分けるということでなく、我々が必要な能力をどう拠出するか、将来に向けての統合能力、そしてどこにそれらの計画は位置するかという問題なのです。
情報計画についての問題全体はあなたがおっしゃっているようなことが多々あります。というのも、予算権限が(聞き取れず)、防衛官庁などはこのような問題を起こしがちではあります。
つまり、私は質問を避けているのではありません。われわれは過去やっていたのとは別な角度からこの問題を解くべき地点に達しているほどには成熟したと思います。
かつては我々の戦力組成の各部、陸軍、海軍、空軍、海兵隊に派生的なリスクがありました。必要なものが認められず、我々はリスクを分かって抱えていました。これが今日予備役が組織過重となり、予備役から余分な組織を取り払わねばならない理由です。というのも我々は拡大して充足するといった古い方法はやらないからです。そこで、樽の栓を締めに掛かっているわけです。
このように質問に答えます。我々は正しい道を辿っていると思います。
Q: 予算と装備について沢山伺いましたが、では沢山の人々がイラクでの戦争を(聞き取れず)と特徴付けていますが、少々規格性により情報能力を向上させることについて話してきたことをざっと纏めて頂けませんか。これについて掘り下げていただいてから民政、技術的(聞き取れず)、通常と非通常の協同などについても説明願えますか。
GEN SCHOOMAKER: さて、私は生涯の大半を特殊作戦で過ごして来ましたし、これまでの人生で今我々が実際にしているほど密接な関係を通常戦力と特殊作戦戦力がしているのは初めてです。私の行く先どこでも誰でも、特殊作戦部隊員でも通常戦力の司令官でも、こんなことは初めてだといいますし、私はこれは本当にいい話だと思います。
大抵の人々は情報とは技術システムが全てだと思っています。実際には、戦術級や作戦級では、どのように総合するかやどのように利用するかのほうが本当は大きいのです。そこで我々の規格性の一環でより下位の戦術部隊へと接続性を持っていきます。これは旅団戦闘団行動部隊が国家階梯の情報を旅団階梯で扱えるシステムと能力を持っているということです。我々はより多くの分析者を旅団階梯に配置しているところです。より多くの大佐、中佐を旅団階梯に配置しているところです。UAVも旅団階梯にゆきます。HUMINTも旅団階梯で持ちます。対諜報もゆきます。対諜報の要員はかつては師団や軍団に行くものでした。これらの旅団は自律して行動するよう、一層の力を与えられているばかりでなく、統合相互作用する能力もあります。
昨年に我々がどのように戦闘したかを思い出してみると、南部での主行動において支援を受けた司令官はSFLCC、地上部隊司令官ですが、西部の戦闘で支援を受けた司令部はCFACC、航空部隊司令官でした。これが実際には我々がイラクに持っていたSOF全ての司令部であり、他の通常戦力もその下に置いていました。
北部の司令部をみますと、これはSFSOC、つまり特殊作戦司令部が特殊戦力と、第173や北に送った重戦力のような通常戦力双方を統制していました。これが統合協同作戦性です。そして我々はさらに統合相互依存へと向かっています、統合相互依存ではこれまでのようなことができるばかりでなく、おたがいの道具袋に手を出して能力を要請して目標上で我々を助けてもらうのです、それが潜水艦からであろうと、空母からであろうと、遠く離れて空中給油機の支援を受ける航空基地からであろうと。
マザリシャリフの戦いをみてみれば、これは特殊部隊の戦闘でしたが、彼らは多くの統合火力をリーチバックで得ました。これはこのような機敏性と能力を持った旅団戦闘団を想像するにその可能性をうっすらと示しています。これは大変に強力です。この方向へ我々は向かっています。
ところで、砲兵が重いのは砲ゆえでなく、弾薬のためです。これが補給を左右しています。砲を給するのは大変な補給量です。そこで、これらの砲を我々の部隊に入れ、必要なときにいる、だけども水平線の彼方の誰かに連絡し、その誰かが安全地帯からでてきて我々のために問題を解決してくれるならば砲を撃たないのが、はるかによいわけです。こうすれば、砲も弾薬も補給の問題なく必要なときに有るわけです。これが相互依存であり、我々が求めているものです。これは迫撃砲についても同じです。航空基地からアパッチやA-10やJDAMなどで飛んできてくれる誰かを使えるのにどうして迫撃砲を使うでしょうか?連結することで問題を70発の155mm砲弾でなく1発のJDAMで解決できるようになります。このような点でこの統合協同作戦性や統合相互依存は我々の長所となります。このような部隊を我々は配備することを望んでおり、これがゆえ、私は我々は異なる戦闘ができるといっているわけですし、異なる戦闘をしてきています。そしてこれにさらに熟達することになるでしょう。
これで質問への答えとなるか分かりませエンが、この方向に我々は進んでいます。
有難う御座いました。
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