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(回答先: 三菱東京FGとUFJHDの統合、最長1年遅れる可能性も=FT紙 (ロイター) 投稿者 愚民党 日時 2005 年 2 月 17 日 03:33:28)
クレジットカード再編 みずほ、イオンとも提携 システム共同利用を検討
みずほフィナンシャルグループと流通大手のイオングループが、クレジットカード事業のシステム共同利用で業務提携を検討していることが十六日明らかになった。みずほ傘下のユーシー(UC)カードが開発する次世代基幹システムに、イオンクレジットサービスが会員のデータ管理や決済など事務処理部門を移管する。みずほは昨年包括提携したクレディセゾンに続き大手流通系と手を結ぶ。開発、維持コストが高額な事務システムの共同化を売り物にしてカード界の勢力拡大を狙う。
カード業界は加盟店手数料が低下、少子高齢化を背景に会員数も伸び悩み収益環境は厳しい。加えて各社とも事務処理を行うシステムの更新時期を相次ぎ迎え、高負担のシステムの維持・開発に頭を悩ましている。
こうした状況に、みずほとUCカードは昨年夏に流通系カード最大手のクレディセゾンと包括提携。これを機にUCカードは事務処理業務を受託するインフラ会社として再出発を決めた。
UCカードは年内に約三百億−五百億円を投入して次世代共同システムの開発に乗り出すことになっている。そのシステム構築にイオンクレジットが参加して、融資や月賦販売などの与信管理や入会審査、料金請求といったプロセシング(事務処理)業務を新システムに移管する方向だ。
イオンクレジットは会員数千二百十万人で流通系カードではクレディセゾンに次ぐ会員数を誇る。現行システムの更新時期が迫っており、経営資源を主力カード業務に集中するためにも、みずほの提携呼びかけを前向きに検討している。
将来的にはイオンクレジットがUCカードに資本参加する可能性もあるが、提携業務はシステム面にとどめ、カードの共同発行は行わない。
UCカードの新システム構築にはクレディセゾンや信販大手のオリエントコーポレーションも参加する。今後も他の信販会社や自動車系、鉄道系カード会社など広範囲に提携を呼びかける考え。
一方、国際ブランドを持つジェーシービー(JCB)もUCカードに対抗するかたちで次期システムの共同利用化を立ち上げ、今月、日本信販とUFJカードとのシステム提携を発表。今後、カード業界はみずほ・UCカードと独立系のJCBの二社に事務処理部門が集約されるかたちで合従連衡が加速しそうだ。
(産経新聞) - 2月17日2時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050217-00000016-san-bus_all