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ロシア警察が不十分捜査で容疑者逮捕か 米誌編集長殺害
米誌フォーブスのロシア版の米国人編集長が7月に殺された事件で、モスクワ市警は28日に犯人のチェチェン人を逮捕したと発表したが、警察がお手柄をでっちあげた可能性が強いことが分かった。ほかの難航事件の「落着発表」も相次いでおり、テロの捜査能力を向上させるプーチン大統領の方針を受け、十分な捜査をせずに逮捕実績を上げている疑いが指摘されている。
同誌編集長のポール・クレブニコフ氏は7月、モスクワの編集局前で何者かに射殺された。市警のプロニン内務局長は28日、実行犯としてチェチェン人2人を逮捕し、「銃を押収した」と発表した。だが、有力紙イズベスチヤは30日、「証拠の銃は犯行に使われたマカロフとは別もの。容疑者はフォーブスの名すら知らなかった」と報道。最高検察庁も「事件は未解決」と警察発表を否定した。
テロと無関係のチェチェン人らカフカス系住民に対する不当捜査の懸念も高まっている。2月にモスクワで連続した自爆テロの捜査では、「カフカス系の2人を犯人と特定した」と28日に公表するなど、捜査が難航していた事件の「落着発表」が相次いだ。
市警当局によると、モスクワだけで9月中に600人以上のカフカス系住民が住民登録不備などの別件で拘束され、「テロ行為への関与」が調べられている。「なりふり構わぬずさんな捜査」(同紙)との批判もある。
(09/30 10:49)
http://www.asahi.com/international/update/0930/003.html