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(回答先: Re:こう思います。 投稿者 haru 日時 2004 年 9 月 29 日 21:50:49)
皆さんのそれぞれの認識で、大変、勉強になります。
が、私は、できる限り、単純に単純に、視ていこうとしています。
そもそも、戦争は、A国がb国を収奪・占領して、己の国益にすることであったはずです。今は被占領国がわの人間が、自国を飛び出して、世界各国にちらばり、緊急時に結束して、例えば、A国とたたかう。
また、A国はB国であったり、C国であったりします。b国もその他、弱小国家。
で、パレスチナ、アフガン、イラクが私の印象にあるのですが、いずれも、歴史と複雑の絡まる力関係があります。
アフガンで言えば、タリバン政権、これはなにも、つぶす必要はさらさらなかったのですが、カスピ海にパイプラインを通したかった米国及びその他の国は、うんと言わなかったタリバン政権をつぶしました。そのとき、北部同盟を操ったのは周知の事実です。ソ連侵攻時も、最初、ソ連側であった北部同盟は途中、後のタリバン、ビンラーディン系ムジャヒディン側に寝返りました。北部同盟・マスードは、確かに人望があったと思いますが、それは、内輪ないのこと。北部同盟側のドスタム将軍など、どこから見ても、ヤクザ・チンピラです。
さて、CIAやその他の機関が複雑に絡みますが、被侵略国家側は、対等な武器が無い代わりに、様々な智恵を必要とします。ソ連侵攻時、米国側の応援をえたのも、当然でしょう。侵略を阻止するためには、あらゆる方法をとります。
ただ、ビンラーディンは、その後、ムジャヒディン同士の醜い争いに幻滅して、帰郷しています。北部同盟のようなこうもり集団がいるのですから、当然です。
その後、米国の非道な覇権主義に、対立していきます。スーダンのワクチン工場を米国の爆撃でやられたときは2万人の子どもが殺されました。
とにかく、このような一々をふりかえっていくと、キリがありませんが、いえることは、今現在、米国、英国、日本といった、西側諸国が侵略国である事実。これに対抗する中東の国々。闘う戦士たちを、イスラム世界は、本音のところで応援しているということです。組織も金も、地下水のごとくわきでる水路が構築されていると思います。これらを破壊し、テロリストを孤立させ・・・なんていう痴呆発言では片付けられるものではありません。