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(回答先: イラク武装勢力の攻撃、1日70件に急増・米紙報道 [日経新聞−共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 27 日 02:51:44)
2004年 9月24日 金曜日 (転送・紹介歓迎)
※いつも米欧の西側メディアからの紹介が多いので、今回は趣向を変えて、イラク
のレジスタンスを支持している側からの現地報告を紹介します。長文のために、半分
以上を割愛しました。紹介している部分については、一応、該当個所単位では省略は
していません。◆印は各記事の見出しです。
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☆★イラク・レジスタンス・レポート Iraqi Resistance Report:
2004年9月21日火曜日〜2004年9月22日水曜日のできごと
ムハンマド・アブー・ナスルが翻訳・提供
『自由アラブの声The Free Arab Voice』編集委員
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http://www.albasrah.net/moqawama/english/0904/iraqiresistancereport_21-220904.htm
(アルバスラ・ネット 英字報道から抜粋・訳)
<2004年9月21日 火曜日>
21日深夜から22日早朝にかけて、バグダッドのバイヤ地区で激しい戦闘が勃発
した。
その日の朝は、そこはレジスタンスによる強烈な自動車爆弾の爆発現場であった。
イラク・レジスタンスの強力な自動車爆弾が、21日、バイヤ地区で米軍車列の縦隊
を吹き飛ばしたのだ。
マフカラット・アル・イスラムの現地通信員は、米軍の車列は数台の小型武装車両
とハンビーの一群、そして大型兵員輸送車で攻勢されていたと伝えた。通信員による
と、レジスタンス側が爆発させた自動車爆弾が強烈だったので、米軍兵士を満載した
2台の兵員輸送車(各車に最低でも20人)を破壊した。その攻撃で、3台のハン
ビーも破壊された。
レジスタンス側は強力な爆弾を破裂させただけでなく、大爆発のあと取り残された
米軍車列にロケット砲を発射した。
爆発はバグダッドに向かうハイウェイのそばにある旧サウジ病院の西側とバイヤ地
区の東で発生した。通信員は攻撃現場の模様を、米兵の身体の破片が一帯に吹きつけ
られ、爆発地点誓うの歩道をおおっていたと叙述した。
大爆発のあと、アメリカ軍はバグダッドと周辺地域の主要道路の約6割を閉鎖し、
多数の司令所を設けた。米軍機とヘリコプターがその地域の上空を飛び交った。
米軍はまた攻撃現場の片づけとおびただしい数の肉片および軍服の破片、死体の収
容にとりかかり、血痕をおおったり清掃したりして米軍に関連した破片を持ち去っ
た。
現地時間で21日午後7時55分(メッカ時間6時55分)、通信員は次のように
記事を届けた−−米軍ヘリがまだ地域の上空を旋回し、報道陣とカメラ万が爆発現場
に入ったり近づくことさえ阻んでいて、撮影可能な場所からは写真に撮ることができ
ない。
この日の午後遅く、アメリカ軍は、サダム国際空港へ続くハイウェイであった攻撃
を発表し、それは自動車爆弾で、爆発は強力、付近のいた10台の民間車両を破壊し
たと主張した。
イラクの操り人形警察は、米国のAP通信にたいして、爆発による民間人の犠牲者
数は不明と発表した。
しかしながら米軍の代弁者は、この大規模な攻撃で4人の米兵が負傷しただけであ
り、1人は軍事病院に搬送され、他の3人は現場で治療されたと述べた。
軍の広報官は、別の軍広報官によってなされた最初の報告=米軍のブラッドリー戦
闘車両が破壊された=は間違いだったと断言した。
しかし米軍は、バイヤ地区での自動車爆弾の現場一帯を封鎖し、報道陣が米軍のプ
ロパガンダを独自に検証することを禁じた。
この日の午後4時40分にサダム国際空港へのハイウェイであった攻撃(次の記
事)が、米軍の報告では不明である。
◆21日午後、バグダッド近郊で待ち伏せ、米兵3人死亡。
イラクのレジスタンス部隊が、バグダッド南部のアミル地区付近、サダム国際空港
にむかうハイウェイ状で米軍車列を攻撃した。マフカラット・アル・イスラムの現地
通信員によると、米軍の車列は数台のハンビーで構成されていた。レジスタンス部隊
は、21日午後4時40分、装甲版貫通型のロケット弾で攻撃し、1台のハンビーを
破壊、乗っていた米兵3人を殺した。
◆21日朝、バグダッドの米軍キャンプにレジスタンスの攻撃
21日午前6時30分、イラク・レジスタンス部隊がリドワニヤにある米中央軍司
令部に5発の120ミリ迫撃砲を撃ちこんだ。その後、米軍ヘリが一帯を上空から捜
索し、標的が直接、砲撃されたことを示した。
21日朝、イラク・レジスタンス部隊がバグダッド南西にある米軍使用私設に3発
の強力なタリク・ロケットを同時に撃ちこみ、爆発がサダム国際空港を揺るがした。
21日午前9時、米軍が設けた「グリーン・ゾーン」内にある米占領本部内に、イ
ラク・レジスタンス部隊が5発のカチューシャ・ロケットを撃ちこんだ。攻撃による
大爆発が起こり、煙が攻撃後の目標地帯にたち昇った。
午前7時15分、バグダッドの北タジ地区で、米軍の急襲作戦部隊と米軍によって
募集・武装された傀儡(かいらい)「イラク国家警備隊」の共同基地に、15発の1
20ミリ迫撃砲弾が撃ちこまれた。10分後にも、爆発力の強いグラド型と思われる
2発のロケットが同基地に撃ちこまれた。
バグダッド南のスクルにある米軍基地は、21日午前9時、6発のカチューシャ・
ロケットで攻撃された。
◆21日午後、レジスタンス側が猛攻撃
この日夕刻、イラク人勢力がバグダッドその他の都市にある数カ所の米軍キャンプ
を強襲した。
マフカラット・アル・イスラムのバグダッド通信員によると、21日午後7時半、
イラク・レジスタンス部隊は、バグダッド近郊にあるサダム国際空港に3発のグラド
・ロケットを発射した。集中攻撃のあと、炎の吹き上がるのが見えた。
一方、レジスタンスが5発のカチューシャ・ロケットをタッラフにある米軍施設内
に撃ちこんださい、そこに本部を置く米軍司令部も攻撃を受けた。その後、2機のコ
ブラ(米軍ヘリ)が上空に姿をみせた。
21日夜の9時、おそらく自動車爆弾とみられる爆発がキルクークの米軍基地を揺
るがした。攻撃を受けた地域は即座に封鎖された。
21日午後9時15分、レジスタンス部隊が82ミリ迫撃砲を使って、バグダッド
にあるムサンナ飛行場を砲撃した。その後、警報のサイレンがキャンプ内に鳴り響い
た。
21日夜、北部の都市モスル周辺にある米軍司令部がレジスタンスによる猛攻撃を
受けた。おそらく120ミリ迫撃砲とみられる。
21日午後11時、バグダッドのルスタミヤにある士官学校に、レジスタンスが5
発のロケットを撃ちこんだ。カチューシャ・ロケットとみられており、その後、米軍
施設内にサイレンが鳴った。
21日、バグダッドの南スワイラの街では、12回の爆発が米軍とポーランド軍の
共同基地を揺るがした。マフカラット・アル・イスラムの通信員は、120ミリ迫撃
砲が米軍基地を襲ったのだろうと伝えた。
スワイラにむかう国際ハイウェイでは、米軍パトロール部隊がレジスタンスの攻撃
を受けた。米軍の装甲車両1台が使用不能になった。
<2004年9月22日 水曜日> (英字報道から抜粋・訳)
◆バグダッド: ハイファ通りで激しい戦闘
バグダッドのハイファ通りで22日朝戦闘が勃発し、アメリカ占領軍は戦車ほか7
0台以上の軍用車両をハイファ通りとその周辺に配備した。
マフカラット・アル・イスラムの現地通信員が現地時間お12時45分に記事を
送ってきたとき、戦闘はまだ続行中だった。
約50人の米軍狙撃手がハイファ通り一帯の屋根の上に配置され、動くものは何で
あれ撃ちまくった。米軍狙撃手が地元住民の住居の屋根にいるため、イラク人レジス
タンスは爆発でビルが住民の上に崩れ落ちないように気遣い、迫撃砲などの重火器で
米軍を攻撃することができなかった。
米軍はアパッチ攻撃ヘリによる空からの支援と、操り人形であるイラク軍の後押し
も受けて、上記のような米軍に有利な状況もあったにもかかわらず、米軍は道路上の
レジスタンス防衛地域に進行することができなかった。
目撃者たちが通信員に証言した−−今度の戦闘は、米軍が通りに入りこんで制圧し
ようとして、午前6時に攻撃をしかけたために発生した、と。
レジスタンス側は米軍の進撃を防いだが、攻撃はひかえめだった。米兵5人と手先
になったイラク人8人が殺された、と目撃者が話した。1台のブラッドリー戦闘車両
が使用不能になり、ハンビー1台が破壊された。
米軍諜報機関が使っているGMC1台と、イラクの傀儡軍が所有するピックアップ
・トラックが戦闘中に燃やされた。
◆22日午後、ハイファ通りへの米軍攻撃が強まる
ハイファ通りへの米軍の攻撃は22日午後に強められ、米軍は同地域で無差別に銃
撃し、民間人である住民に襲いかかった。
マフカラット・アル・イスラムの現地通信員は、アメリカ兵が同地域に住む15歳
以上の若者を集め、拘束していると伝えてきた。ベージュ色と緑褐色に迷彩をほどこ
した戦闘車両が7台が米軍のムサンナ基地を出発し、ハイファ通りの米軍を支援する
ために現地に向かった、と、目撃者が報告した。
マフカラット・アル・イスラムの通信員は、同地いい気のできごとを取材してい
て、足と胸にケガを負った。その記者は現地の病院で治療を受けることを認められ
た。
◆レジスタンスはムサンナ飛行場の米軍キャンプを砲撃
マフカラット・アル・イスラムの現地通信員によると、22日朝、イラク・レジス
タンス部隊は82ミリ口径と思われる6発の迫撃砲弾と4発のカチューシャ・ロケッ
トを使って、バグダッドのムサンナ飛行場周辺地域を攻撃した。 米軍キャンプに
使っている施設のうえに煙が立ち昇った。米軍はバグダッドのハイファ通り攻撃のた
めに、ムサンナ基地を利用している。
◆22日夕刻、米軍はハイファ通りの封鎖を解除
午後10時55分、バグダッドのハイファ通りで現地情勢を取材していたマフカ
ラット・アル・イスラムの通信員は記事を送ってきて、米軍のハイファ通り封鎖が現
地時間の午後6時30分頃に解除されたと伝えた。彼は、米軍の地元住民への攻撃で
5人の殉教者(死亡者)が出たと書いてきた。2人は女性で、3人は子どもである。
その他に7人のイラク人が米軍の攻撃で負傷し、そのなかの一人はこの通信員であ
る。
米軍が撤退しているとき、イラク・レジスタンス部隊は数度の攻撃を展開し、アメ
リカ兵と彼らの手先になったイラク傀儡軍に損害を与えた。中佐1人を含むイラク傀
儡軍の兵士7人が死亡した。2台のハンビーが破壊され、6人の米兵が殺された。ブ
ラッドリー戦闘車両1台と別のハンビーが戦闘のあいだに使用不能にされた。
◆レジスタンス: サダム国際空港にラアド・ロケットを撃ちこむ
22日朝6時30分頃、レジスタンス部隊がラアドとみられる強力なミサイルを米
軍施設内に撃ちこみ、雷(かみなり)のような爆発がサダム国際空港周辺を揺るがせ
た。
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