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米陸軍司令部「座間移転は困難」 日本側が米に伝達[asahi.com]
米軍再編問題をめぐり、日本政府が現時点での米側の構想に対する見解をまとめ、陸軍第1軍団司令部を米ワシントン州からキャンプ座間(神奈川県)へ移す案については、20日にワシントンで行われた日米の局長級会談で「政治的に受け入れは困難」との考えを公式に伝えていたことが分かった。協議での米側の反応は不明だが、第1軍団司令部の日本移転は米軍再編の柱の一つだけに、今後米側の反発も予想される。
外務省の海老原紳北米局長と防衛庁の飯原一樹防衛局長が、国防総省のローレス国防副次官らに伝えた。この協議は、小泉首相が21日のニューヨークでの日米首脳会談で米軍再編の具体案に言及しない代わりに、事務レベルで日本側の考え方を伝える目的で開かれた。見解は首相官邸とも調整し、小泉首相の了承も得ているという。
米西岸のワシントン州にある陸軍第1軍団(約2万人)は、日本での有事などアジア太平洋全域の紛争に対応し、増派部隊として派遣される任務を持っている。日本側は地元の反発に加え、日本の基地を利用する米軍の活動領域を極東に制限している日米安保条約の「極東条項」と整合性がとれないことなどを理由に挙げ、「受け入れは政治的に難しい」と説明したという。
一方、米側が提案している第5空軍司令部(東京・横田)と第13空軍司令部(グアム)を統合し、航空自衛隊総隊司令部(東京・府中市)を横田基地に移転させる構想については、第5空軍司令部の要員の大半がグアムに移り、「実質的な司令部機能はグアムにある」と説明することも可能なため、基本的に同意した。
この案に絡んで、米軍が握っている横田基地の管制権の返還や同基地への民間航空機乗り入れを可能にする「軍民共用化」を図りたいとの考えを伝えたが、米側は管制権返還や軍民共用については具体的な回答を避けたという。
米国防総省は来春までに国内の米軍基地の統廃合の結論を出すことを迫られており、海外の司令部機能の移転については年内に一定の結論を出したいとして、日本政府の対応の遅れに不満を募らせていた。
日本政府はこのため今回の協議で、横田基地での空自との統合問題や第1軍団移転について先行する形で回答した。第1軍団司令部の移転が実現しなければ、日本を広域な地域への兵力投入の司令塔にするという米軍の構想が崩れるため、米側はなお実現を求める可能性があり、その際には決着に時間がかかりそうだ。 (09/25 08:29)
http://www.asahi.com/politics/update/0925/002.html
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【列島をも使い捨て(兵器更新の廃棄場)の戦場候補にさせるな】
★太平洋で、日本列島は戦力が拮抗しつつ投下もしやすい国外の「領土」として扱われうるはず。
私はこの辺の事情に疎いんですが、太平洋に隔離された列島は、多くの連鎖条件の結節点になり、
場合によっては異変時に大問題が国民に波及しやすい場所ではないかと思っています。
司令については遠隔司令が既に発達しています。
ここら辺の問題を意識した議論はなかったような気がしますが、必要ない事なんでしょうか。