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ブッシュ大統領:
イラク首相と会談 国民の米支持を楽観視
【ワシントン中島哲夫】ブッシュ米大統領は23日、ホワイトハウスでイラク暫定政府のアラウィ首相と会談した。終了後の共同記者会見で大統領は「大多数のイラク国民」が米国の対イラク政策を支持しているという楽観的認識を示し、首相もこれに同調、来年1月の国民議会直接選挙実施に熱意を示した。11月の米大統領選に向けて、アラウィ首相から忠実な応援を受けた印象にもなった。
ブッシュ大統領は記者会見でアラウィ首相に「我々はあなたの味方だ」と呼びかけ、徹底支援を約束した。「我々がイラクでテロリストと戦うのをやめれば、彼らは米国や自由諸国での攻撃を思うがままに計画できるだろう」などと、米国の有権者を意識した発言も行った。
また来年1月に予定されるイラク直接選挙成功は米国の政策の「最も重要なステップ」であり、「唯一の選択肢は勝利だ」と断言、テロ対策を進めつつ選挙を予定通り実施する方針を明示した。国連には十分な選挙支援要員の派遣を求めた。
アラウィ首相もフセイン元大統領の排除によって「我々は安全になり、世界も安全になった」と米国の武力行使を評価。イラク18州の大半は治安に問題がなく、「明日にでも選挙ができる」と述べた。
また、ブッシュ大統領はイラクでの作戦を指揮するアビザイド中東軍司令官の要請があれば米軍増派も考えると述べたが、アラウィ首相は米軍や多国籍軍の増加よりイラク治安部隊を強化させたい意向を示した。
大統領は一方で、イラクの治安状況に関連して「指導者は首尾一貫し、立場を変えるべきではない」と指摘した。民主党大統領候補ケリー上院議員がしばしば見解を変えることを示唆しながら批判したものだ。
毎日新聞 2004年9月24日 12時08分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/mideast/news/20040924k0000e030044000c.html