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(回答先: Re:イスラムの大義のためにアメリカの横暴と戦うアルカイダに対して、何といういいがかりを 投稿者 読解力をつけなさい 日時 2004 年 9 月 23 日 19:37:34)
ここでも、アルカイ一ダについて、言及されたきたけれど、結局、いつでも、スケープゴートというか、邪悪なものの存在が必要なのですね。
それは、けっして、自分が所属している国でない、自分とは対極にあるものとして。
アルカイーダがオサマビンラーディン系列なら、何だというのでしょうか。アフガニスタンへのソ連侵攻のとき、オサマビンラディンたちムジャヒディンが米国の武器等供与に預かり、協力してもらったのは事実であるが、それはそれ。
3年前のアフガン攻撃のとき、北部同盟がタリバン政権をつぶすために米国と手を結び、というより米国に操られ、残虐きわまりない殺戮に便乗し、今アフガンは、ふたたび北部同盟中心のカブールという傀儡政権と、殺戮の嵐が吹きまくっている。中村哲氏が静かに告発している。
アルカイーダのシンボルとされているオサマビンラーディンは、それでは、今頃、米国の特別待遇を受けて、悠々自適に生活しているとでもいうのでしょうか。あの、トラボラ付近の猛空爆は、単なるパフォーマンスだったというのでしょうか。キューバのグアンタナモ基地でのアルカイーダ等の拷問は、米軍の指揮下ではないとでもいうのでしょうか。
そもそも、イラク攻撃の際、クルド人を味方に引き入れ、拒否され、次に、フセイン残党派に対抗するシーア派に味方し、内紛を煽ってきた米国だけれど、結局、スンニ派もシーア派もイラク全土で結束し、イスラム世界の連帯が地下水のように脈々と流れ出した現在、おいつめられた帝国主義派は、何が何でも、最後の一点、邪悪な輩としてアルカイーダを利用したいようである。支離滅裂な理屈を並べて、固執するのも、結局、自らの保身・悪あがきであろう。
かりに、米国の手先であるとするなら(なかには、米国に寝返ったやつもいたかもしれない)、巷でいわれているアルカイーダでなく、米国の傭兵となった、もとアルカイーだ出身であろう。ここのところをすりかえて、ほんものの邪悪なやつの正体を隠蔽してもらいたくはない。