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ブレマーの刻印は、イラクの『全て』を、市場経済化のもと、アメリカ企業に略奪させる。
8月に来日したイラク人医師、サルマ・アルハッダードさんは言った、
「イラクの病院には、今も医療品、機器全てが欠乏している。」
曲りなりにも『主権委譲』された政府が今はある。戦争で沢山の人が傷ついた。劣化ウランがもたらす悪性腫瘍で命を落とす小児癌患者は増え続ける。なのに政府は人が生きるのに最低必要な予算を医療に配分しないのか?医療体制が全く復興されていないとは、なぜ!?
意外だった私は彼女に質問した。『石油収入は何に使われている?』
彼女は「医療にお金は廻ってこない。それは、極めてポリティカルな問題だ。」と答えた。
私は言葉の内容がすぐには受け取れなかった。しかし、その詳細は、ココ。http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/breakup_ec-occupation.htm
そう、水道、電気ですら今だ復興していない。しかもこのままでは、未来に渡って、ブレマーの違法な「命令」暫定政権法がイラクを縛る。傀儡政府がイラクの全ての国有資本を民営化、つまり多国籍企業に乗っ取らせる。
イラクではアメリカ軍とこれに追従する日本その他の侵略軍により軍事占領され、すでに200億ドルからの石油収入による「イラク開発基金」は、アメリカの軍事関連企業、多国籍企業に略奪された。そして復興そのものはなされなかった。
しかしCPAがアラウイに指示した『復興』も既に経済的に破綻しつつある。
破綻する、イラクの軍事占領についてはここ。
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Iraq/battle_for_najaf.htm
http://www.jca.apc.org/stopUSwar/index.html