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イラク暫定政府は22日、バグダッドのアブグレイブ刑務所に収容されている女性科学者リハブ・タハ氏と夫のラシッド元石油相代理ら3人を近く釈放する、と発表した。バグダッドで16日に起きた米英人3人の拉致事件では、犯人グループが「同刑務所にいる女性イスラム教徒の解放」を要求している。政府は釈放との関連を否定しているが、要求を受け入れたとの観測もあり、論議を呼んでいる。
拉致事件は国際テロ組織アルカイダに関連があるとされる「タウヒード・ワ・ジハード(統一と聖戦)団」を名乗る武装勢力が、すでに米2人の殺害場面のビデオを公表し、英1人の安否が懸念されている。同刑務所収容のイラク人女性は、生物兵器開発の専門家とされるタハ氏を含めて2人しかいないという。
釈放を発表したダウード国務相は「拉致事件とは関係ない。我々はテロリストと交渉しない。釈放は、彼女らが脅威ではないということだ」と述べた。一方、英政府は釈放を求めたことはない、との英首相府報道官の話を外電は伝えた。
また、ヨルダン紙は22日付で、国際テロ組織アルカイダとつながりがあるザルカウィ氏の右腕で同団の精神的指導者アブ・アナス・シャミ師が17日、アブグレイブ付近で米軍のミサイル攻撃を受け死亡したと伝えた。アブグレイブでは同日、刑務所に対する武装勢力の砲撃があり、米軍が応戦していた。
(09/23 00:44)
http://www.asahi.com/international/update/0923/001.html