現在地 HOME > 掲示板 > 戦争60 > 344.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
韓国核疑惑:
金泳三氏「時の大統領が知らないはずがない」
【ソウル堀信一郎】韓国の金泳三(キムヨンサム)元大統領は22日、毎日新聞と会見し、韓国の過去の核関連実験について「時の大統領が(核関連)実験の事実を知らないはずがない。実験や研究は核開発のためにするものだ」と述べ、韓国の歴代大統領の一部が核開発に関心を持っていたとの見方を示した。
韓国では、全斗煥(チョンドゥファン)政権の82年4〜5月にソウルの研究用原子炉でプルトニウム抽出実験を行い、金大中(キムデジュン)政権の00年1〜2月にも韓国原子力研究所でウラン濃縮実験を行ったことが明らかになっている。
いずれも国際原子力機関(IAEA)に未申告の実験で、実験の経緯について韓国政府は「少数の科学者が自発的に行ったもの」と説明し、政府の関与を否定している。
だが、金元大統領は「韓国原子力研究所の場合、いつもいろんな研究が順番待ちの状態で、私は予算配分に大いに神経を使ったものだ」と述べ、大統領として研究内容を把握していたことを明らかにした。
また「研究には相当な人数が参加するし、ばく大な費用がかかる。研究者が勝手にできるわけがない」と述べ、「科学者が自発的に行った」という韓国政府の主張を明確に否定した。
93〜98年の自らの大統領任期中の核関連実験の有無については「なかったと思う」と述べた。
また、大統領就任直後の93年3月に、北朝鮮が核拡散防止条約(NPT)からの脱退宣言をした時には「北朝鮮が核を作るつもりだなと思った」と振り返り、「だからといって、核を開発しようとは思わなかった。北朝鮮が核を持たないように国際社会が説得することが大切だと判断した」と説明した。
毎日新聞 2004年9月22日 19時50分
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20040923k0000m030064000c.html