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(回答先: 英軍、サマワで自衛隊支援=オランダ軍撤退なら−フーン国防相表明 [時事通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 21 日 22:08:30)
訪米中の小泉首相は20日(日本時間21日)、ニューヨークでイラクのアラウィ首相と会談し、自衛隊によるイラク復興支援活動を当面継続する方針を表明した。
政府は今後、自衛隊の活動期限を12月14日としている基本計画の見直しに着手する。
ただ、陸自が活動する南部サマワの治安維持にあたるオランダ軍は来年3月半ばには撤退する見込みで、その後の安全確保策を含め、政府が早急に検討すべき課題は多い。
サマワの治安情勢について、防衛庁は神経をとがらせている。石破防衛長官は21日、防衛庁で行われたフーン英国防相との会談の冒頭、「オランダ軍の撤退後、治安維持はどうなるのか」と対応をただした。英軍がイラク南部全体の治安維持を統括しているためだ。フーン国防相は「オランダ軍撤退の話もあるが、(方針転換に向け)説得したい。万一撤退しても自衛隊への支援に必要な措置はしっかりとる」と述べた。
陸自宿営地から数十―数百メートルの範囲に迫撃砲弾が撃ち込まれる事件が4月から8月にかけ6度起きた。犠牲者は出ていないが、防衛庁内には「万一犠牲者が出れば、世論は一気に派遣中止に転じかねない」(幹部)との懸念が強い。陸自部隊は今月から、無人偵察機による宿営地周辺の監視活動を始めた。今後は英国などとの情報交換を積極的に進める方針だ。
政府は、延長期間を1年とする方向で調整を進める方針だ。新たな基本計画には、来年1月に予定されるイラク国民議会選挙への対応や、オランダ軍撤退を見据えた自衛隊の態勢・装備の見直しを反映させる必要もある。
防衛庁は、給水、医療、公共施設の復旧という活動の3本柱は変わらないとしているものの、国民議会選で「選挙監視活動への参加を求められる可能性がある」(幹部)と見ている。また、オランダ軍は、ヘリコプターでの人員輸送や迫撃砲弾を追尾するレーダー情報の提供などで陸自を側面支援しているだけに、防衛庁内では「オランダ軍が撤退し、その埋め合わせをするなら、派遣要員600人、車両200台という基本計画の枠は小さすぎる」という声が出始めている。
[ 2004年9月22日0時9分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=22yomiuri20040921ia25&cat=35