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(回答先: Re: 日中戦争と同じ轍を踏んでいる（本文なし） 投稿者 木田貴常 日時 2004 年 9 月 21 日 11:31:13)
今も、イラクのゲリラ戦争は、激化の一途を辿っているね。この６月、ブレマー「総督」が、バグダードを「脱出」した後、アラウィとやらが暫定イラク政府となったので、「外国人」とのレジスタンス戦争も終息するのではと、言われていたがね。そうは、なら無かった。予想通りにと、言うべきかね。
ちなみに、日本のお金「エン」も、先週、例の「処刑事件」があってからこちら、だいぶ「落ち目」だね。「対ドル価値」で無く、対ユーロでね。日本の「お金」の価値は、ドルが「値下がり」するに連れ、「道連れ」で値下がりをしていると、言う所以だね。ドルの国際的な価値は、まだまだ下落する見通しらしいがね。
６月末、ブレマーがバグダード脱出を果たす前、香港「アジアタイムズ」サイトが、イラクのレジスタンス軍幹部とのインタビュー記事を掲載したね。それは、ここでも紹介されたろうがね。それには、去年までフセイン政権軍の将軍やら大佐やらで、イラク侵略戦争のスタート後はレジスタンス軍の幹部として「指揮」に当っている軍人たちの話として、「バグダート解放は遠からず」とあった。今も、イラクで激化しているゲリラ戦争は、その「流れ」の内にあるのだね。
しかし、その状況下でも、日本自衛隊は、イラクから「脱出」する事は、許され無いらしい。やはりと、言うべきかね。イラクにいる日本の自衛隊「派兵」を、更に期間「延長」すると言うのはね。やはリ、悪の道に、「往復切符」など無いと、言う所以だね。
イラクに送られた日本自衛隊は、今年の春からこちら、最早、わずかな「浄水作業」の他は、「人道援助」などは、してい無いらしいね。その為、サマーワ現地の地元住民の間でも、最早、「日本政府」の評判は、良く無いらしい。日本の自衛隊は、サマーワで、劣化ウランの「実験台」となっているだけだね。
しかし、存在理由の無い、日本の「政府」とやらは、この劣化ウランが日本の自衛隊員の体を蝕む事すら、丸で隠しているらしい。またぞろ、日本人ならば、「精神力」で以って劣化ウランに勝てると、言い張っているのだろうがね。そして、派兵された自衛隊員はと言えば、サマーワの「陣地」の中で、只、毎日が戦争の「演習」もどきと、言う状況らしいね。
こうして、「外地」で演習もどきを繰り返して見ても、日本の自衛隊には、何の「得」にもなら無いね。日本の政治屋が、この自衛隊を拡大し、「徴兵制」をはじめる時の「ＰＲ」にも、使え無い。そもそも、徴兵制を取れば、日本の民衆を「武装させる」結果となるから、それは、日本の政治屋どもに「逆噴射」する結果としかなら無いのだね。
日本自衛隊が、そうこうしている間、「安全な南部イラク」は、着実に「危険な戦闘地域」へと変貌を遂げたね。それは、日本自衛隊の「上部」にある遠征オランダ軍が、シーア民兵から手ひどい攻撃を受けた事でも、良く判る。バスラを「根城」とした「最上部」のイギリス軍も、バスラ市内の状況の変化は悪化してきた事は、良く理解しているからね。これは、バスラから、２１日、ＢＢＣのPaul Woodがサイト記事で報道している話だね。
１６日、イギリス新聞「ガーディアン」で、Sidney Blumenthalが、アメリカの元情報機関長官やら海兵隊やら陸空軍戦争大学教授やらを取材した記事が載っていたね。アメリカ軍が、今は無き「南ベトナム」と言う国で、ベトナム・ゲリラ戦争を戦った当時の方が、今のイラク・ゲリラ戦争より遥かに状況は良かったとね。ベトナム戦争の場合は、アメリカ軍が「本格介入」する前、既に南ベトナムという「政府」が出来ていたからね。
彼らも、やはり、「Bush's war is already lost.」と言う結論らしいのだね。既に、ブッシュは敗戦したと言う意味だ。陸軍戦争大学テリル教授の分析として、「The worst case has become true.」ともあるがね。「最悪のシナリオが、現実のものとなった」と言う事でね。
イラク侵略は、元々が、「９１１」でアフガニスタン侵略に突入し、その後、「カザフスタンの原油は少ない」と判り、イラクへと「転進」をした挙句の戦争だったね。イラクは、１９９０年から２００３年まで、アメリカとその衛星国やら属州やらが、「国連」を盾にして、「経済制裁」を課して来た。だから、くみしやすい筈だと、判断したらしい。
しかし、その判断は、完全な誤りだったね。１０年以上、「経済制裁」をした割に、イラクは、まだまだ「抵抗力」を持っていたと言う事でね。悪の帝国の「運命」は、こうして、アメリカに「逆噴射」したと言う所以だね。
アメリカ軍を「支援」すると言う日本の自衛隊は、アメリカ軍が「設置許可」をした、只の「植民地軍」だね。だから、日本の国を防衛する程の能力は無い。いわんや、「外地」に送られて、イラク・ゲリラに対抗し得るような戦闘能力も、持ち合わせてい無いのだね。
その「自衛隊」を、イラクに居座らせて置く理由はと、言うと、それは、この記事にあるような「日米同盟重視の立場」と言うだけの事らしい。それは、既に存在理由の無い日本の「旧支配層」どもが、日本でおのれの既得権益を守ってゆく為、アメリカ軍の「支援」でもするしか無いと、言う事だがね。「旧支配層」と言うよりか、「かれら」こと「株主階級」と言うべきかね。
しかし、本家本元のアメリカ軍が、こうして、「最悪のシナリオ」の中で、「敗戦」に直面しているのだね。「ガーディアン」の記事に出てくるテリル教授は、アメリカ軍におけるイラク専門家の「トップ」らしい。彼の分析によると、イラクのゲリラ戦争は、「益々大規模で、益々連携した軍事的攻撃」となりつつあると言うのだね。
となると、アメリカ軍と言う「虎の威を借り」て、日本の国内で悪の限りを尽くして来た日本の悪の「支配層」とやらは、最早、「年貢の納め時となる」かも知れ無いのだね。それはそれは、大変な事だ。日本も、これからが見ものだと、言う所以だね。
例の「住専国会」とやらの裏取引で以って、「暴力団との密会ビデオ」を「握られた」立場の「公明党」とやらが、サマーワは安全地帯だと発表してから、まだまだ、一年も経ってい無いね。日本の自衛隊を「安全なイラク」に派兵し、「戦争を体験させよう」としてから、まだ一年も経ってい無いのだね。この一年足らずの時間の中で、イラク・ゲリラ戦争の状況は、大きな転換をしている。
しかし、この一年、日本の阿呆な官僚屋やら政治屋やらは、おのれの妄想に逃避しているだけで、何も「勉強」し無かったみたいだね。それは、先週、「欠席裁判」と「事実上の弁護人ぬき裁判」でこねあげた「判決」とやらで以って、とある精神病患者を「処刑」させた日本の「法曹屋」どもも、同じだろうがね。この手の「ゲス」どもが歩いて来た悪の道と言うのは、決して後戻りのきか無い、地獄への「片道切符」旅行なのだね。
この「欠席裁判」の判決が出された後、去年の９月４日、同志社大学のメディア学教授浅野健一は、「迷走する犯罪報道の現在」として記事を残していた三田井だね。その記事によると、この欠席裁判で以って、「死刑判決」とやらが出された後、被害者の遺族は「顔を隠した」らしい。それは、その「裁判劇」が、「弁護士屋」が共犯で捏ね上げたような、胡散臭い「弁護人ぬき裁判」だったからだろうがね。そして、日本の「利潤追求」メディア屋どもも、２００１年夏、問題の事件が起きてからこちら、これもまた例の神戸事件と同じく、「スモークスクリーン」煙幕報道を「やらかして」いたらしいのだね。
悪の道に、戻る道は、存在し無い。地獄へと続く、片道切符の旅しか、無い。それが、その「欠席裁判屋」どもやら、先週、「処刑命令」を出した「失職議員の法務大臣」やらが辿る「運命」だね。
イラク侵略戦争勃発の前、「人殺し」こと小泉とやらが当てにしていた、「アメリカ軍がイラクで圧勝」と言う「シナリオ」は、アメリカ軍トップの専門家たちも認めたように、既に、存在し無いのだね。イラクの状況で、現実に存在しているのは、「最悪のシナリオ」だけだ。尤も、アメリカ軍の「最高司令官」の立場にあるダブヤは、１１月、大統領選挙の直後にも、イラク全土で、「再攻勢」を掛ける予定だとも言うがね。
今のように、アメリカ軍が「ファルージャ」エトセトラで「再空爆」を続け、民間人の犠牲が続くになるに連れ、イラク「かいらい政府」のアラウィとやらは、その「立場」を弱化させて行く。こうして、かいらい政府に「採用」されたイラク人政治家の多くが、「辞任」せざるを得なくなって行くと、かいらい政府が打倒され、侵略軍は撤退させられる。イラク・レジスタンスにとり、「我々が去り、内乱が無ければ、それが勝利だ」と、テリル教授は言っているらしいがね。
この手の「最悪のシナリオ」は、東京サリン事件やら「住専国会」やらからこちら、「絶対権力」を振り回して来た筈の日本の旧支配層やら体制側にとり、「最悪の悪夢」なのだね。或いは、３年前からこちら、小泉とやらと二人三脚で妄想の世界へ「逃避」をして来た、日本の政治屋やら官僚屋やら、或いは法曹屋やらメディア屋やらにとり、おのれの身が滅ぼされるような「シナリオ」でね。日本の国内外で、「人殺し」の限りを尽くして来た、悪の日本「国家屋」どもにとり、それは、まさに自業自得だと言う所以だね。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。