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(回答先: フセイン氏処刑なら抵抗下火に＝イラク首相、英紙編集者に語る（時事通信） 投稿者 シジミ 日時 2004 年 9 月 21 日 22:45:13)
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何ぶんアメリカ政府の統治者でもない身分の者としては、
状況証拠から推察するしかないのだが、
現状でもっとも有力な仮説としては
「フセインは既に死亡している」と言うことだろう。
フセイン逮捕の２００３ 年 １２ 月 １３ 日に先立こと４ヶ月以上も前の
７月２２日に息子のウダイとクサイが殺害されている。
国家最高機密の保持者であり、
かつその当事責任者であるこの２人は
当然のことながら生きたまま拘束されることがベストであったはずだ。
ましてフセインの居場所、逃走経路を知悉する重要参考人である以上、
何にもまして生け捕り作戦が至上命題であったと断言できる。
しかし米軍の作戦はこの両名を殺害することであった。
わずか数秒で敵を無力化するガス兵器を所持する米軍が、
彼等を銃撃戦の末に殺害したのにはそれなりの目的があったはずだ。
それは暴露されては困る情報・最高機密を守るために
彼等を始末しておきたかったと言うことである。
もちろん彼等は既に生け捕り作戦で拘束された後、
重要機密を自白させられた上で抹殺された可能性もあるだろう。
その情報とは「フセインは既に死亡している」と言う証言である。
ブッシュ政府はこの事実を解析・認識した上で、
用済みの彼等を死体として公表したにすぎないのだろう。
獄中のフセインに面会した人物としては、
第一夫人だけが「フセイン偽者説」のコメントを発しているのだが、
偽者フセインの再利用が終了するまでは
ブッシュ政府が彼等家族の接近を許すことはもうないだろう。
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では「偽者フセインの再利用」効果とは何か？
アングラ情報と言うべきかどうか迷うところだが、
スンニトライアングルには米軍未発見の地下要塞が複数あり、
そこに旧体制の権力基盤（幹部・軍隊・ガス兵器等ＷＭＤ）が残存し、
将来大規模な反抗に打って出るであろうと言う神話である。
なぜ神話なのかと言うと、
それこそが「偽フセインの再利用計画」の重要なモチーフであるからだ。
ファルージャでの激戦の深層も、この軍事秘密を防衛するための
スンニ派からの組織的な抵抗であったと喧伝される日がやがて来るだろう。
もちろん地下要塞は確かに存在すると思われる。
ただしブッシュ政権（キリスト教原理主義勢力）の監視下にある、
ハルマゲドン実行部隊として温存されているのであり、
「フセイン奪還」を叫ぶ、「イラク解放・イスラム教の勝利」を名目に
世界中の軍隊（国連軍）と国民（非イスラム諸国）を敵として戦う
「中東大戦・悪玉兵力」として出現するだろうと言うことである。
もともとフセインとはキリスト教原理主義勢力にとっての、
中東での執権代理者として支援されてきた人物である。
「ヒットラー以来のヒットラー」に成ることを公言していたこの男は、
世紀末の「獣」として登場するよう字義道理に
ユダヤホロコースト（対イスラエル戦争）の司令官
として期待されていた存在なのだ。
しかし反イスラム革命・反ホメイニを掲げたあのイライラ戦争での失態は、
明らかにその過大な期待を裏切るものであった。
大量破壊兵器の使用は極めて限定的で、
世紀末中東大戦の狼煙を上げるには迫力不足も甚だしい体たらくであったからだ。
フセインは独裁権力を維持するためのリベラリストに過ぎず、
ハルマゲドンなどと言う自滅戦争など何の興味もない常識人だったわけである。
キリスト教原理主義者は自らの過ちに気づき、
今度は信念を曲げることのない完全なる「宗教オタク」を
探し出さなければならなかった。
言うまでもなくそれがアルカイダの盟主・ビンラディンであり、
彼こそが中東大戦を決行するための新しい「獣」として世に送り出されたのである。
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。