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仏国防省は20日、西アフリカのコートジボワールに駐留する仏兵士12人が、警備を担当していた中央銀行の支店から現金を盗んだ疑いで捕まったと明らかにした。12人は同日、仏に送還された。
国防省やAFP通信によると、12人は17日、同国西部マンにある西アフリカ中央銀行(BCEAO)の支店から、6500万CFAフラン(約1300万円)を盗んだ疑い。兵士たちは支店の警備を任されていた。
10月初めには任務を終えて帰国予定で、犯行は軍内部の調査で明らかになった。盗んだ額は、現地では約200人分の年間所得にあたる。
仏は、武装勢力による政情不安が続く旧植民地コートジボワールに4000人強の兵力を駐留させ、国連の平和維持活動を支援している。03年9月にも、BCEAOに対する武装勢力の襲撃に紛れて4人の仏警備兵が3800万CFAフランを横取りしており、今回は2度目の不祥事。仏軍報道官は「許せない話だ」と語っている。 (09/21 11:13)
http://www.asahi.com/international/update/0921/006.html