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【バグダッド小倉孝保】国際原子力機関(IAEA)理事会がイランに対して即時のウラン濃縮関連活動を停止するよう求める決議を採択した問題で、イランの核問題の交渉担当者、ローハニ最高安全保障委員会事務局長は19日、「違法であり受け入れられない」と批判した。イランには外務省を中心に受け入れやむ無しと考える勢力もあり今後、激しい議論が起こりそうだ。
ローハニ事務局長はテヘランでの記者会見で、「ウラン濃縮停止を義務付けた決議は受け入れられない。要求は違法であり、国際組織はそうしたことをイランに義務付けることはできない」と語った。
また、IAEAがイランの核問題を国連安全保障理事会に付託した場合について、事務局長は「(すでにイランが署名した)追加議定書の履行を停止することになる」と語り、IAEAへの協力は限定的なものにならざるを得ないとの考えを示した。
事務局長の決議への反発は保守派の意見を代表したもの。一方、イランのIAEA代表団は18日、決議に従って数日内にウラン濃縮関連活動を停止する姿勢を示しており、イラン国内で意見の対立が激しくなるのは確実だ。
毎日新聞 2004年9月19日 22時31分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/afro-ocea/news/20040920k0000m030096000c.html