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(回答先: 仏メディアも引退説 江沢民中央軍事委主席 [共同通信] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 9 月 19 日 15:39:56)
【北京=佐伯聡士】新華社電によると、16日から北京で開かれていた中国共産党第16期中央委員会第4回総会(4中総会)は19日、軍トップの江沢民・党中央軍事委員会主席(78)の辞任に同意するとともに、胡錦濤・党総書記(国家主席、中央軍事委員会副主席)(61)が後任の主席になることを決定し、閉幕した。
これにより、江氏の完全引退が確定。胡氏は、党、国家、軍という三権の最高ポストを握り、胡氏、温家宝首相が主導する「胡―温体制」は、名実ともに独り立ちすることになった。
江氏は9月1日、党政治局に対し、自ら辞任を申し出る書簡を出し、4中総会で受け入れられた。江氏は、党中央軍事委と実質的に同一機構である国家中央軍事委の主席ポストも、来春の全国人民代表大会(全人代=国会)で辞任する。
江氏は2002年11月の第16回党大会で総書記を、翌年3月の全人代で国家主席をそれぞれ引退した後も、中央軍事委主席に留任、共産党の最も重要な権力基盤である軍を掌握し続けた。江氏は、台湾問題や朝鮮半島問題などで、事実上の「院政」を行ったとも言われる。ただ、最近は江氏の影は、急速に薄くなりつつあった。
胡―温体制は昨年来、江時代に経済格差拡大などへ不満を募らせた民衆を重視する姿勢を訴え、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)の制圧にも成功。米国など主要国との関係安定化でも成果を上げた。胡氏の軍事委主席就任に伴い、徐才厚・軍事委員会委員(人民解放軍総政治部主任)の副主席昇格が決まった。
(2004/9/19/23:50 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040919it11.htm