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中国政府、50人以上のウイグル人に死刑判決−「テロとの戦い」理由に(1) 投稿者:まこと(元M) 投稿日: 9月19日(日)20時59分2秒
私のブログ↓からのコピペですが・・・。
http://humanrights.blogtribe.org/
チベットと新疆ウイグル、やはり同じ中国共産党の支配下にあるだけ、統治手法や住民弾圧のやり方にかなり類似点がありますね。
中国政府、50人以上のウイグル人に死刑判決−「テロとの戦い」理由に(ロイター 04.09.13)
記者:John Ruwitch
<翻訳:まこと>
ウルムチ・中国(ロイター):中国当局は今年、外国勢力に支持されている「分離主義者」が抗争を長引かせているとして、今年に入って新疆ウイグル自治区で50人以上に死刑を宣告した。
イスラム教徒が住民の多くを占める新疆ウイグル自治区の共産党書記の王楽泉は月曜日、「中国は戦いを挑んでくる国際的なテロリストを目にし、中国政府の方から戦いを手控えるようなことはしないと誓った」と言った。
「国際テロリストの活動が横行しているという事実があるため、暴力的なテロリストに対する私たちの戦いは長期間継続するだろう」王は新疆ウイグル地区を訪問している記者にこのように語った。
海外の多くの人権団体は、中国政府からより広範な自治を獲得することを望んでいる(彼らは必ずしも独立を求めているわけではない)チュルク語を話すウイグル族を弾圧するための口実として、2001年9月11日の米国に対する攻撃から始まった「テロとの戦い」を利用していると批判する。
「中国当局は分離主義者やテロリストが関係している22の組織を取り締まり、今年に入って8ヶ月の間に50人以上に死刑判決を下した」王はそのように言った。
「しかし、死刑判決を受けた者の中に実際に処刑された者はいない」王は背景説明をしないでそのように言った。
ウイグル族の中には新疆ウイグルを「東トルキスタン」と呼ばれる独立国にすることを求め、1990年代に中国における無謀な爆破攻撃や暗殺計画を非難された者もいる。
1990年代始め以来、中国政府はこの地域での分離独立計画を消滅させるための戦いと周辺諸国の政府との協力を始めた。
また、中国政府は2001年に確立した上海協力機構を通じ、ロシアやカザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタンなどの旧ソ連の中央アジア諸国との緊密な関係を促進した。
中国政府はイスラム教徒が多数を占める中央アジアの他の国々と同様にアフガニスタン−パキスタン国境に面する東トルキスタン分離独立グループがアフガニスタンの旧タリバン政権やオサマ・ビンラディンのアルカイダ・ネットワークと直接の関係を持っていると指摘している。(*参考1)
アムネスティ・インターナショナルは7月、中国政府は正当な法手続きを経ずに数千のイスラム教徒を拘留し、「テロとの戦い」の名の下、過去3年の間に彼らに強制労働の判決を下したと指摘する。(*参考2)
「それは事実では無い。」王はそのように言った。「私たちの国は厳正に法を執行している。」
また、王は中国政府の弾圧行為に民族的側面による動機があるという外国からの批判を否定した。
「1990年代以来の新疆における暴力的テロ犯罪や分離主義と戦うための努力には人種的・民族的要素はまったく無い。」彼はそのように言った。
「分離主義者の多くがウイグル族であるというのは誤りではないが、彼らはウイグル族を代表しているわけではない。」彼はそのように言った。
王は中国における弾圧が今後減少するといった示唆は一切せず、少なくとも368人の人々が亡くなったロシアの小学校での53時間に渡る包囲事件を指摘しながら、チェチェン武装集団を非難した。
「テロリストの活動は次第にゆゆしく、悲劇的になっている。」彼はそのように言った。
「それは正義の戦いではないだろう。」
http://www.alertnet.org/thenews/newsdesk/PEK347706.htm