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イラク情勢ニュース
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2004年 10月5日 火曜日 (転送・紹介歓迎)
[飛耳長目録]
☆サマッラ: 犠牲者のほとんどは民間人
イスラム・オンライン 10月4日 英字報道から訳
★ニューヨーク・タイムズが「イラク開戦」を検証
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☆★サマッラ、「大虐殺」のあと殺された市民を葬る
Samarra Buries Its Dead After “Massacre”
イスラム・オンライン 10月4日 Additional Reporting By Samir Haddad
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http://www.islamonline.net/English/News/2004-10/04/article01.shtml
サマッラ発、IslamOnline.net & News Agencies
イラクの都市サマッラの住民は、残忍な米軍主導の「大虐殺」で殺された家族と親戚の遺体を収容し始めた。イラク・スンニ派の最高権威によって「大虐殺」と形容された。
腐敗する死体の異臭がサマッラ病院の廊下に充満し、病院スタッフは外科手術用のマスクをして遺体を次々に外に運び、遺族が待機する正面玄関に届くたびに、死者の名前を大声で呼んだ。 (写真)
AFP通信によると、米軍車両に警護された救急車が殺された者の遺体を収容するためにサマッラじゅうを走りまわる一方、、イラク国家警備隊がピックアップ・トラックで通りを徘徊し、交差点には立哨がいる。
市内商業地区にある多くのビルは、銃弾で穴だらけになっているか一部が壊れていて、通りには焼けこげた車両が散らばっていた。
バグダッドの北方にあるこのスンニ派モスレムの都市サマッラでは、米・イラク合同軍の2日間にわたる攻撃を受けて、少なくとも150人が殺害され、何十人もが負傷した。
医療関係者および病院当局によると、犠牲者のほとんどは一般民間人である。
地獄の門から逃れようとサマッラの主な出入り口に列を作っていた何百もの家族が、ほとんどは女性と子どもだが、アメリカ占領軍によって解き放たれた。
イラク赤新月社は負傷者と貧困層を助けようと、市の郊外に20のテントを設営した。
◆大虐殺
スンニ派教徒の指導的グループは、サマッラでの軍事作戦を「大虐殺」と非難し、暫定政府に対して、米軍の影響下での戦略は国を今以上の混乱(カオス)に陥れるものになると警告した。
「イラク人の流血で清められ、そのうえに準備される(1月の)選挙に、誰が敬意を払うだろうか?」−−イスラム法学者協会(AMS)の広報担当者であるモハンマド・アル・ファイディ師は、10月3日、バグダッドにあるウンム・アル・クラ・モスクにおける記者会見でこのように問いかけた。
「アメリカ合衆国は、近代世界最大のテロリスト国家である」。
戦闘で破壊された都市のある住民は、アビ・アル・キカアの別名を名乗ったが、米軍の指揮する大虐殺の目撃者であった。
彼は同じ記者会見で、胸を引き裂かれるような多くの悲痛な場面の一つとして、米軍が道路を横切っていた一人の子どもを射殺するのを見たと証言した。「彼らは子どもが死んでいるのに、なおも撃ちつづけていた」。
別の恐ろしいできごととして、この目撃者は、アメリカ軍が民間人の乗った車に機銃掃射し、5人の子どもを含めて、車内にいた全員を殺害したと話した。
「少数の例ではあるが、2人の年老いた女性が米軍戦車に轢(ひ)き殺された」。
サマッラで唯一の病院の医師は、殺到する何十人もの患者を助けようにも、輸血も医薬品も欠乏している深刻な事態を訴えた。
流血と破壊にもかかわらず、イラク内務相ファラフ・アル・ニキブは、任務はほぼ期日通りに達成されたと発表した。
アメリカの国家安全保障担当補佐官コンドリーサ・ライスも、素早く、この攻勢における3000人の米軍と2000人のイラク国家警備隊の協力を賞賛した。
このホワイトハウスの大統領補佐官は、CNNテレビに、「現地からは、うまくいったと報告が来ている」と話したものの、「反乱勢力は強くなったり弱くなったりする傾向がある」ので、この作戦が「完了した」と言ってしまうのは「早計」であると警告した。
流血おびただしい猛攻撃は、殺された数百人のほとんどが女性と子どもだった(※)という、ファルージャへの米軍急襲作戦を思い出させる。
ファルージャの郊外では、10人ないし15人の「反乱分子」が中にいたとされる建物を米軍機が爆撃し、その後も煙が夜通しくすぶっていた。
※ 原註=リンク
http://www.islamonline.net/English/News/2004-04/12/article05.shtml
レポート:ファルージャの犠牲者、大部分が女性と子ども
Most Of Fallujah Victims Women, Children: Report
イスラム・オンライン4月12日、現地の証言と写真をレポートしている。
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●「ゆがんだ情報が戦争へ」 NYタイムズがイラク開戦検証
朝日新聞 10月3日 23:18
毎日新聞 10月4日 東京夕刊
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http://www.asahi.com/international/update/1003/011.html
なぜ米国は、イラクのフセイン政権が核兵器の開発を進めていると判断し、戦争への道を進んだのか――3日付の米有力紙ニューヨーク・タイムズは特別報告として、詳細な検証を載せた。情報機関や核専門家の意見を退けた米政府は、偏りに気づいたあともイラク開戦に向けて、核疑惑が深刻であるかのように国内外の世論を導いた、と結論づけている。 ・・・
http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20041004dde001030029000c.html
ワシントン: 3日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、ブッシュ政権がイラクの旧フセイン政権による核兵器開発の証拠として強調した「ウラン濃縮用アルミニウム管」について、核専門家らの反論が事実上無視された経緯を詳細な検証記事で伝えた。検証は3ページを全面使った異例の展開で、ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)は同日のテレビ番組で、異論があることを知っていたと認めた。 ブッシュ政権が意図的にイラク戦争へと突き進んだ疑いを深めさせる状況であり、・・・・
※ ニューヨーク・タイムズ 上記の記事
How the White House Embraced Disputed Arms Intelligence
ホワイトハウスは兵器情報の議論にどう対処したか
http://www.nytimes.com/2004/10/03/international/middleeast/03tube.html
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※ イラク情勢ニュースHP http://www.geocities.jp/urknews/
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