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2004.10.04
編集
NHK-BS1『ガザに死す』(木曜放映)─メディア検証素材として
撮影に協力したパレスチナ人たちから、強い批判の声があがっているドキュメンタリーフィルムが、この木曜にNHK-BS1で放映される。
10月7日(木)夜10時〜 NHK BS-1
『ガザに死す』〜英国人カメラマン 最後の映像〜
(原題は "Death in Gaza")
これは レイチェル・コリーさん 、 トム・ハンドールさん に続いて、2003年4月にラファでイスラエル軍によって撃ち殺された英国人ジャーナリスト、ジェームズ・ミラーさんがパレスチナで撮った映像を元に編集して作られたドキュメンタリー。
家屋破壊と銃撃にさらされ続けている(今も!)ガザ最南端の町、ラファに住む3人の子どもに焦点をあてて撮られている。登場する子どもたちは個性的で、魅力があるということだが、撮影に協力したパレスチナ人、その当時ラファにいた英国人から、「映像は本物だが、ナレーションはでたらめだ」というクレームがついている。
カメラマンのジェームズ・ミラーさんは、ラファでの撮影中にイスラエルの狙撃兵によって撃たれ、命を落とした。その後を継いで、撮影クルーがミラーさんの撮ったフィルムを編集し、完成させたのがこの『ガザに死す』で、ロンドンの映画館で上演された(また、いくつかの映画祭にも参加)他、英国のテレビ局・チェンネル4で放映されている。
チャンネル4で放映されたものは、オリジナルの映画館バージョン(80分)を相当カットした短縮版で、今度NHKで放映するもの(50分)はチャンネル4版を元にしていると思われる。
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私は英国での発表当時から、このフィルムについての批判を読んでいたので、「見る前から知って」しまっているが、批判の詳細を今は出さないでいようと思う。明らかな事実との相違もあるし、触れられない事実もあるが、すべてナレーションに起因するものだ。編集でどのように、意図的なコンテキストを作り出していくのかを検証してみるには「とっておき」の素材かもしれない。
NHKで放映した後には批判の文章をここで知らせるつもり。
「そんなに気にするほどではない。ラファの状態が胸に迫ってきた」という意見もあるし、ある種の人々からは「これは反ユダヤ主義のフィルムだ」という相変わらずの批判もある。
http://0000000000.net/p-navi/info/info/200410041552.htm